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    oshigatoutoi

    エリオスR/🌱右/主に🍣🌱

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    oshigatoutoi

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    ブラウィル初書き

    #エリオスR
    eliosR.
    #ブラウィル
    brawl.

    Trigger of love.「ただいま戻った。」
    「ブラッドさん!お疲れ様です!」
    ブラッドが部屋に戻ると、ウィルはちょうどリビングの植物に水をあげているところだった。
    「アキラとオスカーさんはボクシングの試合を観戦するとかで、出掛けています。」
    「ほぅ、オスカーが外出とは珍しいな。ウィルは行かなかったのか?」
    「オスカーさんがアレキサンダーくんの餌の心配をしていたので残ったんです。夜はやはり活発ですが、餌をあげたら大人しくなりましたよ。」
    「そうか。」
    「あ!ブラッドさん!またリトルトーキョーで新しい和菓子が出てて、ブラッドさんの分も買ってきたので一緒に食べませんか?!」
    「あぁ、頂こう。その前に部屋着に着替えてきても良いか?」
    「はい!じゃあその間に用意しときますね♪」

    「これは...日本茶か?」
    「はい!和菓子にはこの方が合うと思って!ブラッドさん日本茶は飲まれますか?」
    「普段はコーヒーが主だが、寿司を食べる時には日本茶を飲むな。」
    「えへへ、相変わらずお寿司がお好きなんですね!あ、そうそう!アキラがこのDVDを是非見てくれって勧められたんです。ウィルは日本っぽいものが好きだろって...ブラッドさんも日本のものがお好きですよね?良かったら一緒に見ませんか?」
    「それは興味深いな。アキラが勧めてきたというのが怪しいが、まぁ観てみることにしよう。」

    ウィルがDVDプレイヤーを起動させると、リビングのテレビ画面にはその内容が映し出された。
    ただ2人してその内容に驚愕することとなる。アキラから勧められたのは、所謂『和物』のいかがわしいDVDだったのだ。
    肌蹴られた着物の隙間から白い乳房が目に入り、ウィルは固唾を飲んだ。

    「えっ?!いや、あの!違うんです!こんな内容だとは思ってもみなくて...!本当なんです!」
    「だ、大丈夫だ。ウィル、落ち着け。」
    「うわわ...とりあえず止めないと...!」
    慌ててリモコンを取ろうと立ち上がった反動でテーブルを蹴ってしまい、まだ湯呑みに入っていた日本茶がウィルの足の甲に零れ落ちた。
    「うわっ!熱っ...!」
    「ウィル!落ち着くんだ!深呼吸しろ。ゆっくり大きく吸って...吐いて...そうだ、その調子だ。」
    ブラッドがウィルの肩を掴み、深呼吸を促した。その時お互いに気付いてしまった。ウィルの下半身が熱を持っていることを...
    「す、すみません!これは…!」
    「気にするな。生理的なものだから仕方がない。男とはそういうものだ。ウィル、ひとまず手洗いに行ってくると良い。しばらく心と体を落ち着かせろ。」
    「はい...わかりました。」

    ウィルはトイレに入り、便座に座り込んで頭を抱えた。

    うぅ...最悪だ。ブラッドさんにあんなもの見せてしまうなんて。そういえばアキラ、絶対絶対一人で見ろよって言ってたな。あの内容知っててわざと俺に貸したんだな!
    って、今はアキラを怒っている場合じゃない。おさまれ、おさまれ、俺の下半身。
    ブラッドさんはアレを見て、驚きはしたけど恥ずかしがったり動揺したりはしなかったな...ああいうの見慣れてるのかな?俺よりずっと大人だし、見たことくらいあるよね?
    それに男なら当然って...ブラッドさんも女の人とあんなことするのかな?あれ...なんでだろう...?何だか胸がモヤモヤする。このモヤモヤは何なんだろう?

    ひとまず落ち着いてリビングへ戻ると、零したお茶は拭き取られており、代わりにコーヒーが用意されていた。ブラッドは何事もなかったかのように、新聞を片手にコーヒーを啜っていた。
    「あの、その...先程はお見苦しい姿を見せてしまい、すみませんでした!」
    「気にするな。男なら当然のことだと言っただろう。ウィル、つかぬ事を聞くがお前は今まで女性と交際した経験は?」
    「えぇ?!そんな!ありませんよ!フェイスくんみたいにモテる訳じゃないし!」
    「ウィル、お前は自分を過小評価し過ぎるところがある。植物や動物に限らず面倒見が良いことは元より、真面目で誠実だ。きっとお前に想われる者は幸せだろう。自信を持て。」
    「あ、ありがとうございます!ブラッドさんにそう言ってもらえるなんて...」
    そう...今までなら、あのブラッドさんに褒めてもらえた!なんて無邪気に喜べたのに...何故か悲しいような切ないような、味わったことのない感情が渦巻いている。
    この感情の名は?
    部屋に戻って来たアキラがブラッドさんに正座させられている間、考えても考えても答えは出ないままだった。






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    kosuke_hlos

    DONE初オスブラ。
    どこがと言われそうですが、書いた自分がそのつもりなのでそう言い張ります。
    一日の任務を終え、トレーニングの汗を流し、アレキサンダーの世話を焼いて眠る。
    いつものルーティンだったが、今夜は違うことがある。
    部屋着でくつろいだ姿のブラッドが、椅子ではなく、ベッドに腰掛けていた。
    視線を感じて顔を上げると、ぱちりと目が合う。
    世のどの宝石よりも美しい瞳に浮かぶのがどんな感情なのか、正しく知ることは一生出来ないと思う。
    思うが、知りたいと思うことをやめてはならない。
    だから、オスカーは視線を逸らすことなく、浮かんだ言葉を投げかける。

    「餌やり、しますか」
    「もう十分な量をやったろう」
    「では、撫でてみますか」
    「…俺が撫でても、アレキサンダーの機嫌を損ねるだけだと思うが」
    「え、と……あ、では珈琲を」
    「まだ残っているから大丈夫だ」
    「……すみません」
    「何故謝る」
    「ブラッド様は、何か俺に言いたいことがあるのではないですか」
    「……」
    「それが、わかりません。ブラッド様のお側にいながら…だから、す、」

    詫びる言葉は、唇に押し当てられたブラッドの指先ひとつで、あっさりと抑え込まれてしまった。
    どこかしっとりとした感触は、自分の口唇が乾燥しているから余計にそう感じ 711

    kosuke_hlos

    DONEゲーム中の台詞を一部拝借しておりますので、そういうの受け付けない!という方にはごめんなさい。
    オスブラです。書いてる自分はそのつもりなので!(二回目)
    パトロールで通りかかった小さなカフェの一角に、見慣れないポスターが貼ってある。

    『アート・フェスタ』

    暖かな色使いの水彩画や、奔放な筆致のクレヨン画、プロの作品かと思えるような精巧なブロンズの猫像。
    店の商品とは何の関連もないのに、不思議と雰囲気を邪魔しないそれらが、壁や棚のあちこちに飾られていた。
    その全てに小さなカードが添えられていて、作品のタイトルとテーマ、作者の名前が書かれている。
    ブラッドの目をひと際引いたのは、可愛らしくデフォルメされたハリネズミのマスコットだった。
    ニードルフェルトで刺されたふわふわでまるまるとした体躯に、ビーズであしらったつぶらな目。
    どことなく勝気な目つきが、アレキサンダーとよく似ている。
    オスカーとアレキサンダーと、このマスコットを並べた様子を脳裏に描いて、ブラッドはふと目元を緩ませた。

    「いいでしょう。うちの店の常連さんがね、協力してくれまして」

    綺麗に平らげられた皿を何枚も片腕に乗せた店員が、自分のことのように胸を張って言う。

    「ああ。どれも素晴らしい作品ばかりだ。買っていくことは出来るのだろうか」
    「申し訳ありません。展示だけでして… 1326