呼び合う出会った頃の姿
「犬王!」
「友魚!」
少し大きくなった頃の姿
「犬王!」
「友一!」
青年なった頃の姿
「犬王!」
「友有!」
キャッキャッと呼び合う2人。
再びに出会った頃の姿へ。
「犬王!」
「友魚!」
少し大きくなった頃の姿
「犬王!」
「友一!」
青年なった頃の姿
「道阿弥!」
「……」
その言葉でいじける🐶。軽いノリで言った🐟だが気配を発して背を向ける🐶の背中を撫でる。
「すまんじゃ。というか、友一も将軍の覚一座だろ…いやすまん」
「法名だし…犬王のままだ…」
「わかったわかった。ほら瓢箪の面じゃ」
「あっ、俺の面を被ってる!」
「ブカブカで重いな」
「そうか?」
「よくこれで軽い動きできたな」
「慣れだ」
「それに片目しか見えないな」
「お前は見えないんじゃなかったか」
「だな、そもそも」
「そもそもだ。だが面白いぞ!ハハハッ」
「犬王笑った!ハハハッ」
笑い合い、唄い舞う。
オマケ
休憩でまんじゅうを食べている。
「犬王、犬王」
「なんだ?」
「実はな見えておる」
「何が?」
「目の呪い無くなったから見えている」
「は?」
「思ったどおりの犬王だった!」
「お前…先に言ってくれ…」
「すまんじゃ!言うよりまた踊りたかったんだ。お前もだろ」
「そうだな。どんなお前だろうと踊りたかったぞ」
「なら、この先もずーっと唄い踊ろう!」
「ああ、2人だけの唄と踊りをな!」