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    squall_0610

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    squall_0610

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    ◆アズ監♀ 未来設定
    ◆ネームレスの子どもがいます
    ◆半年くらい前にSSでアップしたものと同じです

    #アズ監
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    squall_0610

    MOURNING人魚×少女アンソロに寄稿予定でしたが、人間の姿から人魚の姿になる気配がなくなってきたので書き出しだけ埋葬します。 小エビが生まれ育った世界の大昔には「光源氏計画」と呼ばれるものがあるらしい。
     なんでも、大昔に存在していた当時でいっとう尊く美しい人が、恋慕していた養母によく似た少女を自らの手で養育し、美しく育て上げて後に自分の妻としたそうだ。それが転じて、いい歳の大人が幼い少女を自分にとって理想的な「大人の女」に育て上げることをそう呼ぶ、という話だった。
     オープンしてから数ヶ月。今日も大盛況で営業を終えたモストロ・ラウンジ二号店で閉店作業をしている時の与太話として小エビが口にした事だったが、経営者席に座るアズールは顔を顰めて「ろくでもない大人ですね」と切り捨てた。その横に控えていたジェイドは口元に笑みを浮かべて、視線はタブレットに向けたまま「そうですね」と同意してみせる。フロイドはソファにひっくり返っていたが、小エビはフロイドの気まぐれ加減をよく知っているので、特に反応を求めることはなかった。
     その時フロイドは、小エビが語った内容に引っかかるものを覚えて、その違和感はいったいなんだったかなと、記憶の海に潜って探していた。ようやくその心当たりについて思い出したのは、すっかりラウンジの仕事も終え 1469

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