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    shinkaiheryo

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    アズ監♀(キスの日漫画)
    本当はキスの日にあげたかった漫画。
    とにかくキスさせたかった、それだけの漫画です。
    一度監督生からキスしようとしたけど、警戒心強いアズは外じゃキスさせてくれなかったという前置きありです。

    #アズ監♀

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    DONE朝ラギ監♀🐆🌸
    結婚してるいちゃ→付き合ってるいちゃ→夢オチ(監自覚・ラ無自覚)の自分向け欲張りセット
    瞼の外が朝の光に満ちていた。
     意識が微睡みの淵から浮上する。身体を覆う暖かな重みに負けそうになる瞼を押し上げる。首を伸ばして窓の方を見やると、カーテンの隙間から差し込む日がいつもよりもだいぶ高い位置にあった。
     遅刻。その二文字が頭によぎり、一気に頭が覚醒する。慌てて時間を確認しようとベッドサイドのスマホに手を伸ばすと、後ろから伸びてきた左手にがしりと手首を掴まれた。
    「ユウくん…? まだ起きる時間じゃないッスよ」
    「わっ」
     同時にばさっと布団をかぶせられ、再びベッドの中に引きずり込まれる。ユウを捕らえた人物は背後から細身の体を抱きしめて、耳元に顔を埋めてシシッと笑った。
    「今日はずいぶん早起きッスね? いつもお寝坊さんなのに」
    「……ラギー先輩?」
    「ん、おはよーッス」
     気怠げなラギーの声は、いつもより少し低いように思えた。心の中で首を傾げながら、ユウは肩に回った腕を叩いて言った。
    「先輩、朝練間に合わないんじゃ…!?」
    「朝練? ユウくん寝ぼけてんスか? もうナイトレイブンカレッジは卒業したでしょ」
    「え……あれ、そう、だっけ…?」
     ラギーの言葉に記憶が揺さぶられる。まだ靄 4382

    kazeaki_twst

    MAIKINGアズ監🌸「戻れない日々の続きを歩いて行く」
    前作の「星が降る夜に」の続き。
    その日は、本当にいつもと変わらなかった。
    四年生になり、いつもと同じように研修先からグリムと帰宅し
    「グリムーっ!ちゃんと外から帰ったんだから、手を洗いなよーっ!」
    なんて言いながら、自分の部屋で制服を脱いでいた。外は、すっかり暗くなり秋らしく鈴虫か何かの虫が鳴いている。
     そして、ふと鏡に目をやると首元のネックレスが光った。そこには、恋人が学生時代に使用していた魔法石───を再錬成して作った少し小ぶりの魔法石がついていた。監督生の頬が思わず緩む。
     これをプレゼントされたのは、ほんの数日前のことだ。

    「監督生さん、これをどうぞ」
    いきなり差し出された小さな箱を見て、監督生は首を傾げた。目の前は、明らかにプレゼントとわかるラッピングに、少し緊張した表情のアズールがいた。
     監督生は、何か記念日であっただろうかと記憶を辿り───思い当たる事もなく、思い出せない事に内心焦った。当然、自分は何も準備していない。
     しかし、このまま何も言わずプレゼントに手をつけなければ、きっとアズールは傷つく。いつも余裕綽々とした態度で、若年だと侮られながらも学生起業家として大人たちと渡り合う深海の商人── 2244