Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    sadachbia7789

    @sadachbia7789
    K富、テツ譲
    女体化が多い。ネタ出しをよくします。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 40

    sadachbia7789

    ☆quiet follow

    一郎先生と静江さんって恋愛結婚だったんだろうか。だったらK富♀も恋愛結婚してもいいよね。
    ※めちゃめちゃ途中です。

    #K富
    #女体化
    feminization

    誰がために鐘は鳴る時代背景や一族の掟もあるし、可能性が高いのは許嫁、それかせいぜい村関係の筋からの紹介が関の山な気もする。
    だがしかしそれはそうとしても恋愛結婚であってほしいんだよな。一族の掟の従僕であった一郎先生が自分の意思で初めて選んだのが静江さんだったなら、村と自分と、その先にある子供を掟に沈めることを受け止めてくれた静江さんだったからあれほど深く愛して同じくらい絶望したのでは、と。このあたりは人先生も同じで患者には広く、内側は狭く深くな感じがするのは父親譲りだったり。
    依存先を増やすのが自立っていうけど一郎先生は静江さんだけが依存先、拠り所だったんじゃないかな。うちのK富のKはまさしく上記のそれなので骨壺部に入部待ったなし。

    ーーーというところから考えた富♀と静江さんがお茶会する話。

    あ、これ夢だな、と富永は断言する。何せ出されたお茶に映る自分は今より随分若く見えるし、着ている白いワンピースもその時分には持っていなかった。今だって持ってはいないのだけれど。

    極めつけはこれだ。

    「こちらもよろしかったらどうぞお食べになって」

    目の前に座りやわらかな笑みを浮かべているのは写真でしか見たことの無い、神代一人の母その人であった。

    富永が神代静江について知っている事などほとんど無い。写真を見せてもらったので辛うじて顔が分かる程度だ。まして声なんてもっと知らない。
    村の外の事故で亡くなったと聞いているので一人に聞くのは躊躇われるし、村井も同様で、しかし遠くを見詰めて「優しい方でしたよ」とだけ答えてくれた。村の人達ももちろん知っているだろうし診察も受けたこともあるだろうが、ひとりに聞いたが最後、半日後には尾ひれはひれが付いて村中の人間全員に知られる事になるのは明白だった。言いたくないことは誰だってあるし、言いたくなったらその時に聞けばいい。
    そう、思って居たのに。

    「(……やっぱりこれって願望なんだろうなぁ……)」

    促されるままに口を付けたお茶は多分紅茶で良い香りがする。おいしい、と素直に感想をこぼすと静江は「良かった、お口に合って」とにっこりと笑った。最近、食事が億劫に思えていたから美味しいと感じられた事が夢でも嬉しかった。静江も優雅な手つきでティーカップを持ち上げた。
    こうして見ると一人は母親似なのだなと思う。面影が至るところに感じる。

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ❤👍☺💕🙏☺💞💞👍💯☺👏💖💖💖🙏☺
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    sadachbia7789

    TRAINING利→土(片思い)ともんけま(成立)で左の恋バナ(さわりだけ)
    最近になりようやっと落乱を履修し始め、原作土せんせーは利に応じてくれそうだけどアニメ版の方はややしばらくくっつかそうだなと思い。なんだったら犬猿であるもんけまの方が先に成立してたら面白いと思って思いついたネタ。
    片思い歴なら先輩更新中潮江文次郎はつやつやとした団子と香り高い茶を前にして緊張していた。団子と茶の奥に居るのは一年時に指導を受けた師の息子であり、自分達と年は近くともフリーとして活躍中の売れっ子忍者である。憧憬の目を向けてしまうのも仕方のないことだろう。
    そんな存在が名指しで自分を指名してきた。しかも一人だ。何事かと思った。
    利吉は忍務ではないとは言われたけれど、学園の外での待ち合わせである。何かあると勘ぐる方が自然だろう。それにそんな険しい顔をしていて「何もない」は無理があるだろう。
    「あの、」
    「潮江くん」
    被った。被ってしまった。文次郎は意を決して開いた口を再び閉じるしかなかった。
    「……何でしょう」
    それでも文次郎はその重々しい空気の中、なけなしの勇気を振り絞り、利吉の続きを促した。帰ったら留三郎と思い切り手合わせしよう。そうしようと心に決める。
    531

    related works

    recommended works