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    2022.8.25
    KP/たまさん
    PL(PC)/そると(寿敬一)

    CoCシナリオ「ママ」ログKP : クトゥルフ神話TRPG『ママ』開始します

    KP : 探索者達が気が付けばそこはあたたかなリビングの風景が広がっていた。
    目の前のソファには貴方の『父親』がいる。
    『父親』は貴方達に優しく語り掛ける。

    パパ : 「私は君たちの父親になったみたいだ、これは、とても喜ばしい事だね。
    皆もきっと祝福してくれるし、妻も喜ぶだろう。
    ああ、そうだ、ところで、私の妻を知らないかい?」

    KP : 貴方の『父親』はそう貴方に問いかけたが、貴方に覚えは無い。

    パパ : 「君のママだ、私はすぐに物事を忘れてしまうから、調べ事には適さないのでね、探して貰えないかな?この家の中にいると思うのだけれど…
    子供が呼んでくれれば彼女もきっと出てきてくれるだろう」

    KP : あなたはその言葉に何故か逆らう事が出来ず、頷く。
    目の前の『父親』は笑顔で感謝を述べ、ソファに座ったままだ。
    …笑顔?
    彼は優しい表情をした男性に見えるような、そんな気がするだけで、
    表情なんて見えやしないのに、あなたは彼の表情の変化を理解していた。
    目の前に居るはずの『父親』の顔は何故かぼやけていて、良く見えない。

    寿敬一 : CCB<=65 (POW×5) (1D100<=65) > 11 > スペシャル

    KP : 自分には父親、それどころか両親もいないはずだということを思い出せるが、それ以前の記憶が思い出せない、だが、目の前の存在が『父親』であることを認めてしまう自分がいると気が付く。

    KP : 自分が何故ここにいるのかも思い出せず、奇妙な『父親』という存在、謎の部屋に居る事に対してSAN値チェック1/1d2

    寿敬一 : CCB<=68 SANチェック (1D100<=68) > 65 > 成功

    SAN : 68 → 67

    KP : あなたは自分の名前や、経歴などの記憶はあるが、ここにいる以前の記憶がもやがかかっていて思い出すことができない。
    持ち物は普段身に着けているものしか持っておらず、普段着である。

    寿敬一 : CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 30 > 成功

    KP : 目の前の人は、確かに父親であると思うし、穏やかで優しい男性だと思えるが、実際にどのような姿をしているのかがどうしても認識できない。
    しかし、親しみを感じ、安心を覚えるだろう。

    パパ : 「ああ、そうだ、まだ君の名前が分からないんだった、良かったら教えてくれるかい?私たちは初対面だからね、ただ、私が君の父親であることだけは確かだ」

    寿敬一 : 「……意味わかんねー……俺の前に、アンタの名前じゃないすか」

    パパ : 「私の名前は……わからないんだ。思い出せなくてね。私のことは、パパと呼んでくれたら嬉しい」

    寿敬一 : 「……そ。俺の名前はまあ……寿、とだけ」

    パパ : 「寿、だね。私のかわいい……寿」

    寿敬一 : 「……」

    寿敬一 : CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 98 > 致命的失敗

    KP : 温かみのあるインテリアの配置された、すごしやすそうなリビングだ。そういえば、自分はここで、この父親とまだ見ぬ母親と穏やかにくらしていたかもしれない、と錯覚を覚えてしまう。

    寿敬一 : 「……くそ、俺は、そんなはず……でも……」

    KP : 大きなリビングテーブルだ。
    テーブルの上には新聞と雑誌が閉じた状態で置かれている。
    新聞は本日の日付のものだ。

    KP : 新聞を読んでみようと手に取るが、どうしてもそれは読めない。文字が並んでいることはわかるのだが、どうしても内容を認識できなかった。

    寿敬一 : CCB<=65 (POW×5) (1D100<=65) > 85 > 失敗

    KP : 雑誌を開いてみると、一目でおかしい部分に気が付けるだろう。
    雑誌は文字化けしており、載っている写真も不自然なものばかりで、都会のビルの中で笑顔の人間達が空に浮いているものや、背景だけが真っ暗で笑顔の人間が写っているだけなど、まるでバグのような、合成写真のような写真ばかりだ。
    仮面を張り付けられたかのようなその笑顔が並ぶその写真はあまりにも不気味に見えることだろう。

    寿敬一 : CCB<=60 アイデア (1D100<=60) > 10 > スペシャル

    KP : …ふと、おかしな場所から視線を感じたあなたはそちらを見る。
    視線を向けた先、けっして動くはずの無い雑誌の中の人間たちの顔が全員、あなたの方を向いて、その仮面のような笑顔であなたを見ていた。
    SANc1d2/1d4

    寿敬一 : CCB<=67 SANチェック (1D100<=67) > 74 > 失敗

    寿敬一 : 1d4 (1D4) > 2

    SAN : 67 → 65

    寿敬一 : 「うっ……⁉んだよ、気色わりい」

    KP : 洋風の家でよく見かけるような、ありふれた木製の扉だ。
    ガラス張りの装飾が施されているため、ガラスの隙間から扉の向こうの廊下が見える。
    廊下の向こう側にも扉が並んでいるようで、他にも部屋があることが分かるだろう。
    鍵はなく、そのまま開けることが出来そうだ。

    パパ : 「私はここにいるから、ママを見つけたら連れてきてくれないかな、頼んだよ」

    寿敬一 : 「……はあ」

    パパ : 「……ありがとう、寿」

    KP : あなたが扉を開けると、廊下に出た。
    後ろを振り返れば『父親』は変わらずソファに座ったままで、特に変わった様子も無い。
    廊下には他の部屋に続くであろう扉が何個か見受けられ、階段がないことからこの建物が一階建てであることが分かるだろう。
    だが、本来家に必ずあるはずの玄関が、どこを見渡しても存在しない。
    この不可思議な空間に”閉じ込められている”ということを実感したあなたはSANc1d2/1d4

    寿敬一 : CCB<=65 SANチェック (1D100<=65) > 19 > 成功

    寿敬一 : 1d2 (1D2) > 1

    SAN : 65 → 64

    KP : 可愛らしいポップなプレートに「こどもべや」とひらがなでドアノブにかけてある。
    中に入るとひとり分のベッドと机が置いてあるが、どれもあなたが扱うにはあまりにも小さすぎるものばかりだ。

    寿敬一 : CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 64 > 成功

    KP : 見渡せばそればりに広い子供部屋だ。
    誰かが遊んだのか子供用の玩具やぬいぐるみが転がっていて少し散らかっている。

    KP : 散らかっている、というよりも置かれている、という印象を受ける。
    部屋には埃一つなく、本は整頓されているにも関わらずぬいぐるみなどだけが床に転がっている事に違和感を覚えるだろう。

    KP : 他の部屋の家具に比べれば大きめの丸テーブルだ。
    紅茶がひとり分置いてあり、真っ白な皿にクッキーがのせられている。

    寿敬一 : CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 15 > スペシャル

    KP : お皿の下にメモが挟まっているのを見つける

    KP : 『子供達へ、クッキーと紅茶を用意しておいたから良かったら食べて頂戴ね。
    ママを見つけたらとても大事なお話しがあるから、パパにはこのことをお話ししちゃダメよ。
    私はこの家の中にいるから、見つけてくれたらお話しするわ。』

    KP : 『食べ過ぎちゃダメよ?』

    KP : 手作りっぽい味のおいしいバタークッキーだ。
    SAN値が1回復します。

    SAN : 64 → 65

    KP : 『あなたはわたしたちのたいせつなこども』

    寿敬一 : CCB<=39 (POW×3) (1D100<=39) > 54 > 失敗

    KP : 身体の奥底から懐かしさと心地よさが湧き上がってきて、この場所にいつまでもいたい、という気持ちになってくる。
    強制力は無いが、一瞬でもそう感じてしまった事実にSANc0/1

    寿敬一 : CCB<=65 SANチェック (1D100<=65) > 66 > 失敗

    SAN : 65 → 64

    寿敬一 : 「なんだよ、さっきから……」

    KP : 子供用の勉強机に見える。
    机の上は様々な教科書が並んでいる。

    寿敬一 : CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 57 > 成功

    KP : 教科書の学年がバラバラどころか、小学生、高校生、大学生、と子供用の机に見合わない内容の本が並んでいる。
    いくら子供が成長していても大人になってまでこんな小さな机を使い続ける人は少ないだろう。

    KP :隣の部屋(書斎)からガチャリと音がする。

    KP : 書斎には白い板に「書斎」と書かれたプレートがノブに引っ掛けられている。
    中に入ると周りを本棚に囲まれた部屋の、奥に木製の書き物机が置いてあるレトロな雰囲気を思わせる一室だった。
    正面にはカーテンがかけられた窓があり、今は閉じきっている。

    KP : カーテンを引くと、あなたが目を疑う光景が広がっている。
    窓の外には空でも暗闇でもなく、星々や天体がきらめく、広大な宇宙が広がっていた。
    ありえないほど近い位置に謎の色をした見たことも無い惑星のようなものが漂っている。
    眼前に広がる光景は決して映像で再現できるようなものではない。
    SANc1/1d3

    寿敬一 : CCB<=64 SANチェック (1D100<=64) > 76 > 失敗

    寿敬一 : 1d3 (1D3) > 2

    SAN : 64 → 62

    寿敬一 : 「……は?どこだよ、ここ」

    KP : 正面の机以外の壁一面が本棚で埋まっている。
    見てみるとジャンルも言語もバラバラで、中には見たことの無い言語で書かれているものもある。

    寿敬一 : CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 24 > 成功

    KP : 一冊本を手に取ってみると、それはどうやら何かの論文が書かれた本のようだった。

    KP : 【イドラ】
    イギリス経験論哲学の祖のフランシス・ベーコンは、「知識は力なり」のことばによって、自然の探求によって自然を克服し、人類に福祉をもたらすことを提案した。
    そして、その探求方法として、個々の実験や観察の結果得られた知見を整理,総合することで法則性を見出す帰納法を提唱した。
    ベーコンの主著『ノヴム・オルガヌム』のなかに以下の4つのイドラがあると説いた 。

    ・種族のイドラ ( 自然性質によるイドラ ) 人間の感覚における錯覚や人間の本性にもとづく偏見のことであり、人類一般に共通してある誤りである。
    例 ) 水平線
    ・地平線上の太陽は大きく見えること、暗い場所では別のものに見誤ること

    ・洞窟のイドラ (個人経験によるイドラ ) それぞれの個人の性癖、習慣、教育や狭い経験などによってものの見方がゆがめられることを指す。 典型 ) 井の中の蛙

    ・市場のイドラ ( 伝聞によるイドラ ) 言葉が思考に及ぼす影響から生じる偏見のことである。社会生活や他者との交わりから生じ、言葉の不正確ないし不適当な規定や使用によって引き起こされる偏見を指す。噂などはこれに含まれる。

    ・劇場のイドラ ( 権威によるイドラ ) 思想家たちの思想や学説によって生じた誤り、ないし、権威や伝統を無批判に信じることから生じる偏見のことである。
    思想家たちの舞台の上のドラマに眩惑され、事実を見誤ってしまうこと。

    ベーコンは、人間の知性は、これらのイドラによって人は一旦こうだと思いこむと、すべてのことを、それに合致するようにつくりあげてしまう性向をもつと考えた。
    こうした思いこみは、たとえその考えに反する事例が多くあらわれても、それらを無視ないし軽視しがちである。
    したがって、ベーコンは、この4つのイドラを取り除いて初めて、人は真理にたどり着け、本来の姿を取り戻すことができると説いた。

    寿敬一 : 「偏見さえ取っ払えれば、ホントのことがわかる……ってことか?……よくわかんねえや」

    KP : ごく普通の木製の書き物机だ。
    引き出しはなく、机の上に万年筆や原稿用紙が無造作に置かれている

    寿敬一 : CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 88 > 失敗

    KP : 原稿用紙には何も書かれていない。

    KP : またガチャン、と隣の部屋(寝室)の鍵が開く音がした。

    KP : 中に入れば、薄暗い部屋の中、大きなベッドの横の棚に置いてあるオレンジ色のランプの明かりが部屋の中を照らしている。

    KP : 綺麗にベッドメイクされた大きなベッドだ。
    枕が二つあり、夫婦の寝室であることがうかがえる。

    寿敬一 : CCB<=75 目星 (1D100<=75) > 20 > 成功

    KP : ベッドの下をのぞき込むと、メモが落ちている事に気が付ける。

    KP : 『思い込み、って怖いわよね、何も無いと思ったら、もう一度考えてみて?』

    KP : 『貴方は今何を思っている?』

    寿敬一 : CCB<=65 (POW×5) (1D100<=65) > 86 > 失敗

    KP : やはり思い出せるのはあの『父親』への安心感だった。

    KP : 古びたオルゴールが入っている、ネジを巻けば音楽が聴けそうだ。

    KP : 鳴らしてみると、優しい音楽が探索者の耳に響く。

    寿敬一 : CCB<=26 (POW×2) (1D100<=26) > 57 > 失敗

    KP : 『母親』が歌ってくれた子守歌のメロディに似ている、と感じる。
    懐かしい…懐かしい?こんな曲は知らないはずだ。
    ”彼女”は誰だ?
    SANc1/1d2

    寿敬一 : CCB<=62 SANチェック (1D100<=62) > 93 > 失敗

    寿敬一 : 1d2 (1D2) > 2

    SAN : 62 → 60

    KP : 黒いメモに白い文字で乱雑に何かが書かれている。

    KP : 『あの方は目を覚ましてしまった』

    KP : 『私は私でいなくてはならない、それが生み出された私の使命なのだから』

    KP : あなたがメモを見終わり別の探索をしようとすると、メモは灰になって消える。

    KP : ”何も無いように見える”

    寿敬一 : CCB<=60 アイデア (1D100<=60) > 55 > 成功

    KP : ベッドの下で見つけたメモを思い出す

    KP : 三段目の棚の中にはメモが入っていた。
    またあのメモだ、柔らかい文字で書いてある。

    KP : 『お疲れ様、これがママからの最後のメモ。
    では質問です、ママはどこにいるでしょうか?口に出して答えましょう。…よく、考えて』

    KP : 『貴方達の"真実"は?』

    寿敬一 : 「俺には、親なんていねえよ」

    KP : その答えを口にした瞬間、突然探索者の背後から影が伸びる。
    背後を振りむけば、女性らしき”何か”がそこにいた。

    ママ : 「正解…ママはどこにもいない、それが真実。」

    KP : あなたには、女性の姿が都合の良いものに見える。
    それはもしかしたらいなくなった実の両親かもしれないし、まったく知らないが懐かしさを感じる姿であったり様々だ。

    ママ : 「貴方にはきっと、私の本当の姿は見えないようになってるわ。
    貴方の目に映る私は、貴方の望む理想的な母親の姿なの。
    そういった”思い込み”でこの世界は創られてる」

    KP : 優しい声であなたに言葉をかけ、きっとあなたの理想とする母親の姿で微笑みかける。
    その声はあなたを心配する、慈愛に満ちた『母親』の声そのものだった。

    寿敬一 : 「…………母……さ、ん……」

    寿敬一 : 「いや、そんな、だって、アンタは……俺のこと……」

    ママ : 「……ごめんなさい、直ぐに貴方の前に現れなくて。」

    寿敬一 : 「……こんなとこに、アンタがいるはずない」

    ママ : 「……そうよ。真実を、見失ってはだめ」

    ママ : 「探して欲しいものがあったの、見つけてくれてありがとう」

    ママ : 「ここはパパが作り出した”思い込み”の家族の家、あの方は世界から知識を得て、自分を『父親』とした世界を生み出した。
    世界から貴方達『子供』の役割を担う人間をすくい上げて、『家族』を作ろうとしたの。
    この世界では思い込みによる意識への影響が強くなっていて、私も本来の姿を忘れかけてしまっていたから、どうしてもこのオルゴールを見つけられなかった。
    だからその思い込みの影響の薄い貴方に探してもらうことにしたの」

    ママ : 「これに気付く前に出会ってしまったら私たちは本当の家族として取り込まれてしまう。
    でも私は…『母親』である私は、『子供』の幸せを願った。
    貴方をこの世界に閉じ込めるのではなく、元の世界に帰さないといけないわ。」

    ママ : 「さあ、貴方を元の世界に帰しましょう…それで、いいわよね」

    寿敬一 : 「……ああ」

    ママ : 「……良い子ね。ついてきて」

    KP : そう言って女性はリビングへと戻っていく。
    『父親』は顔を上げるような動作をして、声を出す。

    パパ : 「足音が…増えたね、ママが見つかったのかな。
    そこにいるのかい?私の、愛しい妻。」

    KP : 『父親』は優しく、嬉しそうに愛しい伴侶に話しかける。
    そんな『父親』の姿をしたそれの頬を『母親』は撫で、声をかける。

    ママ : 「いいえ、…あなた様は人間でも父親でも、私の夫でもありません。
    …眠りましょう、この子たちの為に、親離れの時期ですよ、”アザトース様”」

    KP : そう呟いた彼女は小さく美しい声で歌いだす。

    KP : 子守歌のようなその歌は探索者がオルゴールで聞いたあのメロディだった。
    彼はその歌に聞き入りながら、ポツリと声をこぼす。

    パパ : 「ああ…そうだ…君は…、」

    KP : 『父親』は『母親』にもたれかかり、その美しい歌声を愛おしそうに聴き入る。
    やがて、リビングだったはずのその空間が、白い光で塗りつぶされていく。
    そこで一度彼女は歌うのを止め、あなたに話しかける。

    ママ : 「有難う、ここまで私を連れてきてくれて。
    そこの扉を抜ければ元の世界に帰れるわ。
    仮初の『母親』だったけれど、…いつまでも愛しているわ、私達の愛しい子。
    さようなら。」

    KP : 振り返ればリビングにあった扉が、木製の扉ではない真っ白な扉に変わっていた。
    あなたは自分の意思で、その扉を出ることができる。

    寿敬一 : 「……」

    KP : あなたがその扉を開ければ、そこは自分の家の玄関の前だった。
    辺りを見渡しても、何も変わったところなどない、普通の、いつも通りの世界。
    貴方に両親はいない。
    どのような理由であれ、君に両親はいない。
    そう覚えているのに、あの世界の記憶が少しだけ貴方の心にあたたかな何かを残している。

    探索者の心に残る優しい家族の影だけが、貴方達が確かに家族であった証なのかもしれない。


    ――貴方には、現在、『両親』はいない。

    KP : エンド名『ただいま』


    ■クリア報酬
    生還 1d10
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    寿敬一 : 1d10 (1D10) > 3

    寿敬一 : 1d10 (1D10) > 10

    SAN : 60 → 73
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