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    2023.3.20
    PL/PC…おしまい/百足環・そると/宵影乱

    モモ乱悪夢チャログ宵影乱:「ふぁ…………」
    宵影乱:「……ん、ももちぃ?」
    百足環:「……、……」
    宵影乱:「おはよぉ~……って早すぎだよねぇ、あたしもうちょっと寝よっかなあって……」
    百足環:「……っ、わる、い」(横を通り抜ける)
    宵影乱:「へっ?……どーしたの?顔色やばくない?」
    百足環:「関係、ないだろ」
    宵影乱:「……?寝起き悪いねぇ……?」

    宵影乱:CCB<=75聞き耳(1D100<=75)>3>決定的成功/スペシャル
    宵影乱:CCB<=75聞き耳【成長ロール】(1D100<=75)>20>成功

    宵影乱:「ももちぃ~?だいじょ~ぶ~?おーい」
    百足環:「……、え……、は……」
    宵影乱:「……えっ?だ、大丈夫じゃなくない……!?ちょっと失礼~っ」

    宵影乱:「あちゃあ……よ~しよし、吐けそうなら全部吐きな~……」(背中さする)
    百足環:「……っ、ぃい、から……、戻ってろ……」
    宵影乱:「良くないって~……とりあえず落ち着くのが先だよぉ」
    百足環:「いい、って、言ってるだろ……!」(乱さんの手を払う)
    百足環:「ぅ、っ、げほ、は……っ!」
    宵影乱:「あ~あ~、無理しないの。べつに取って食ったりしないから、ね?」(背中さすり続ける)
    百足環:「……、ぉ、え……けほ、は……、ぁ、は……」
    宵影乱:「ん~……時間外診療、近くでやってるとこあったかなぁ……」
    百足環:「本当に、大丈夫、だから、……放っておいて、く、れ」
    宵影乱:「えぇ~……?だからってほっとくほど薄情者じゃないよぉあたし。とりあえず、お水持ってくるねぇ」
    百足環:「…………」
    宵影乱:「ハイ、落ち着いたらすすぎなよぉ。飲んでもいーけどちょっとずつね」
    百足環:「……すま、ない」
    宵影乱:「んーん、全然いーよ」
    宵影乱:「……いつから具合悪いのぉ?お腹痛くない?」
    百足環:「……関係、ない」
    宵影乱:「頑固だねぇ。べつに恥ずかしいことじゃないんだからさぁ……」
    百足環:「あんたに、話すことなんて、ない」
    宵影乱:「……じゃあお医者さんになら話せる~?車取ってこよっか」
    百足環:「いい、すぐに治るから……」
    宵影乱:「そうやってまた見栄張るぅ。それとも……持病かなんか?聞いたことないけど……」
    百足環:「本当に、大丈夫、なんだ。迷惑はかけない、から、もう……」
    宵影乱:「……迷惑とか言わないでよ~、ふつーに心配なのぉ。もしかして、あたしに心配されるの、迷惑?」
    百足環:「…………、」
    宵影乱:「……。……気持ち悪いの、落ち着いた?床冷たいし、とりあえず出よっかぁ」
    百足環:「ああ、…………」

    宵影乱:「まだ4時くらい?やっぱ朝はちょっと冷えるねぇ。あたしココア買お~っと」
    宵影乱:「ももちコーヒーとか飲むぅ?」
    百足環:「水でいい」
    宵影乱:「ふーん。ま、もう2本買っちゃったけどねぇ」(ココア渡す)
    百足環:「……コーヒーですらないのか」
    宵影乱:「空きっ腹にカフェインは良くないんだよぉ。吐いたあとだしね~」
    百足環:「…………」
    宵影乱:「あはは、まあソコ突っ込めるならもう大丈夫そうかなぁ」
    宵影乱:「……で、よくあるの?こういうこと」
    百足環:「……毎日って、訳じゃ」
    宵影乱:「……けっこうあるみたいな言い方するじゃあん。原因わかってるやつ?わかってないなら病院案件だよそれぇ」
    百足環:「わかって、る。大丈夫だ」
    宵影乱:「……ストレス、とかぁ?」
    百足環:「聞いて、どうするんだ。本当に、仕事に支障が出るような真似はしないから気にするな」
    宵影乱:「仕事への支障とか、あたしいっつも気にしてないじゃん。……教えてほしいってだけだよぉ。そういうとこも」
    百足環:「……さっきも、言った。あんたに話せることなんて、ない」
    宵影乱:「……なんでそんなこと言うの?寂しいよ、ふつうに」
    百足環:「そうか、悪かったな」
    宵影乱:「うわ、悪ぅ。すごいワルじゃん。ずるいなぁ」
    宵影乱:「……じゃあこのこと、利根っちとか、まゆみんには?」
    百足環:「見られたのは、あんたが初めてだ。あの人らがどこまで知ってるのかは知らないが」
    宵影乱:「ふぅん……」
    宵影乱:「……あたしが深く聞いたら、ダメなやつなの?ソレ。必要あるないじゃなくて、いいのか、ダメなのかってとこで」
    百足環:「……、言いたく、ない」
    宵影乱:「それは……うん、わかるよぉ。気持ちは」
    宵影乱:「でも、それって時間で解決するやつなの?あたしにはそうは見えないんだけど……」
    百足環:「あんたが、解決してくれるって?」
    百足環:「……なんでも、ない。本当にいいんだ。あんたが気に掛けなくていいんだよ」
    宵影乱:「……あたしには、無理かもね。だからあたしじゃなくてもいーんだよ、ホントは。利根っちでも、まゆみんでも、うさちゃんでも聞いてくれるだろうし」
    宵影乱:「でもごめんだけど、今見ちゃったのはあたしだし……そう言われても、気に掛けちゃうんだもん」
    百足環:「……、……」
    百足環:「……夢見が、悪かっただけだ。体を壊してるとかじゃない。もうこんなことないようにするから心配するな」
    宵影乱:「へっ?夢?」
    百足環:「だから、言っただろ。心配いらないんだ。分かったら寝直すなりしてくれ」
    宵影乱:「……あはは、夢かあ。……そっか、ももちも……」
    百足環:「……、オレ”も”、か……」
    宵影乱:「……ま、そういうことだねぇ。あたしはももちほどひどくはないけど」
    百足環:「オレのことは、いい。あんたはそのこと、誰か知ってるのか」
    宵影乱:「言ったのはももちが初めて、かなぁ」
    百足環:「言いたくない、か?」
    宵影乱:「そうだな~……うん、言いたくないかも。……こりゃ一本取られた」
    百足環:「別に、負かそうとなんてしてない。言ってることはわかるが、ちゃんと信頼できる人に聞いてもらった方がいいんじゃないのか」
    宵影乱:「……信頼できる人、ねえ……」
    宵影乱:「はーあ、その言葉そっくりお返ししたいなあ。……あと、その理屈だけならももちにも喋ってるけどねぇ。理屈だけなら」
    百足環:「……オレとあんたは、同じじゃない。だから話せないんだろ。お互いに」
    宵影乱:「……そーかもねぇ。……じゃあ聞くけどさ、あたしが話したら、ももちも話すとかアリ~?」
    百足環:「……、聞いて、どうするんだ。オレは、どうしたらいい」
    宵影乱:「別に、聞いてくれるだけでいいかなぁ。あたしがももちのこと知りたいのに、あたしはダンマリって不公平じゃない?ってだけだもん」
    百足環:「……話したくないなら、無理しなくていい。話したいなら、聞くことはできるが」
    宵影乱:「……」
    宵影乱:「……どーなんだろうねぇ。それこそ喋って解決するかも知らないし。ももちに言ったらぶっ倒れちゃうかもな内容だし」
    百足環:「…………」
    百足環:「オレは、なんだって受け入れる。そのために、ここに残ったんだ」
    宵影乱:「あはは、言ってくれるじゃん」
    宵影乱:「……うん、この際だし正直にぶっちゃけちゃおっか。……その代わり……いや、いい加減しつこいだろーし、ホントにイヤなら言わなくていーんだけどさ。ももちの話も、ちょっとくらい聞かせてよ」
    百足環:「それで、少しでもあんたの気が晴れるなら」
    宵影乱:「じゃ、交渉成立ってことで。……さ、なんて言ったもんかねぇ」
    宵影乱:「……あのねぇ。……ももちが玲子のこと……撃ち殺す夢、なんだけど」
    百足環:「…………、そう、か」
    百足環:「やっぱり、誰かに聞いてもらえ。オレ以外の誰かに。チーフでも真弓でもいい。あんたが信頼できる人にだ」
    宵影乱:「いや早い早い早い!なんだって受け入れるんじゃなかったのお?」
    百足環:「……ああ、聞くよ、オレも、ちゃんと。続けてくれ」
    宵影乱:「ビックリするなあもう。ももちのことちゃんと信用してるから話すんだからねぇ」
    宵影乱:「で、まあ……植物生えてない、人間の玲子が……こっちに近付いてきててさ。それをあたしの隣で、ももちが死に物狂いで撃ってて。……って内容になってるかなぁ。今は」
    百足環:「……そうか」
    宵影乱:「あたしはやめてーってももちに縋ってさ。あの時といっしょで」
    百足環:「……今なら、思い出せる。あの時のこと。そもそも忘れるべきじゃなかったんだがな」
    宵影乱:「あ、全然ももちのこと責めたりしてるわけじゃないからね?ほんとに。あくまでこういう夢ってだけだから」
    百足環:「あんたが思っている以上に、あんたは……いや、オレの前では、弱みを見せたくないか?」
    宵影乱:「……さあ?あたしが思ってる以上のこと、あたしが分かるわけないよぉ」
    百足環:「南のこと、もう気にしてないって言ったのは、あんただ。オレには、そう思われたいか?」
    宵影乱:「……」
    宵影乱:「だってももちすごい気にしいじゃーん。夢で見てるとか、そんな未練タラタラです!みたいなアピールわざわざしないよぉ。それにあたしは、ホントにもう気にしてないから!ね?」
    百足環:「……そうだな、分かった。人間なんだ、たまたま夢見が悪い日もある。そうだろ?」
    宵影乱:「……。ま、そういうこと!もう気にしてないんだもん、夢みて吐いたりもしないよぉ」
    百足環:「ああ、……あんたは強いな」
    宵影乱:「そりゃまあ乱ちゃんだもん。……で?ももちはどんだけスケールのでっかい夢、見てるの?」
    百足環:「……いつも、同じ夢だ。血だまりが広がっていて、その真ん中にあんたらが倒れてる。オレは銃を握っていて、……笑ってるんだ。気味の悪い顔で」
    宵影乱:「……ももちが、あたしらを殺す夢……ってこと?」
    百足環:「そうだな。もう、何度撃ち殺したかもわからないよ」
    宵影乱:「あはは、それで、最悪の目覚め迎えてるんだ?……呆れるくらい優しいねぇ、ホント」
    百足環:「……、は?」
    宵影乱:「えっ?なんかおかしかった?」
    百足環:「……優しくは、ないだろ。どうしてそうなる」
    宵影乱:「だって、あたしらのこと絶対に殺したくないから、大事で大事で仕方ないから、吐いちゃうんでしょ?」
    宵影乱:「夢の中の自分怖~ってのもあるかもしんないけど……それって、自分のなりたい姿からかけ離れてるから、そう感じるんじゃないのぉ?違う?」
    百足環:「……わからないよ。本当は、ああしたいのかもしれない」
    宵影乱:「へえっ?それこそなんでそうなるのぉ?」
    百足環:「そうかもしれない、って話だ。願望が夢に、なんてよくある話だろう」
    宵影乱:「はぁ~……なるほどねぇ、って言いたいとこだけど……実はああしたいとかだったら、吐くどころかスキップでベッドから出てくると思うんだけどなあ」
    百足環:「……どうだろうな」
    宵影乱:「……」
    宵影乱:「……あたしの夢の話、まだ続きがあって。あの夢見出した頃、ももち、ずっと爆笑しながら撃ってたんだよ。でもあの時笑ってたわけじゃない、って分かってからさ。あたしのこと、頑張って守ろうとしてる顔になったんだよ」
    百足環:「違う。昔からだ。オレが、誰かを甚振る時に気味の悪い笑い方をするのは。……あんたの、思い込みだ」
    宵影乱:「顔引きつってるだけでしょ、それって。あたしはちゃんと見たから分かってるけどさぁ、人いたぶってるときに鏡なんか見ないでしょ」
    百足環:「……とうさんも、そうだった」
    宵影乱:「……別の人だよ。父親と、子どもは」
    百足環:「全員がそうじゃないのは、分かってるさ。でも、オレとあの人は、同じだ」
    宵影乱:「……あたしはももちのパパがほんとはどんな人とか、パパのことももちがどう思ってるとか、全然知らないけど……なんでそう思っちゃうのかなぁ」
    百足環:「ああ、オレもあんたのこと、知らないことばかりだ。だから、分かってもらえるとも、思ってない」
    宵影乱:「あはは、そりゃそうかも。ももちあたしのことどころか、自分のことも知らないもんねぇ」
    百足環:「……あんたよりは、分かってる」
    宵影乱:「おぉ、自覚ないって怖いねえ、何にしても」
    宵影乱:「そりゃ~知識量としては勝てっこないけど、やっぱ自分の顔って、直接は見れないもんだからさあ。他人に見てもらった時のが正しいことってあるよ、案外ねぇ」
    百足環:「……覚えて、おく」
    百足環:「あんたも、自分がどんな顔してチーフのこと見てたか、自覚がなかったらしいし、な」
    宵影乱:「なっ……今その話関係ないでしょ!」
    百足環:「……そうだな、すまない」
    宵影乱:「もぉ~……とにかくさあ、他人にしか見れないんだから、そのジャマな前髪切りなよぉ。そのせいで笑ってるって誤解したとこあるし」
    百足環:「これがあると楽なんだ、色々と」
    宵影乱:「色々ぉ?逆ナンされにくいとか?」
    百足環:「……なんだそれは」
    百足環:「違う、顔を見られて難癖をつけられることもないし……、仕事も、しやすい」
    宵影乱:「へ?仕事しやすい?逆じゃないの?やっぱ逆ナンパラダイスなの?」
    百足環:「…………」
    百足環:「……知られたく、なかったんだ。撃てなくなったことも、……血が、怖いことも。あんたらはやたらと察しがいいから、見えないようにすれば手っ取り早いだろうと」
    宵影乱:「……えっ?」
    宵影乱:「血が怖いって……もしかして、3年前から?」
    百足環:「ああ、そうなんだろうな。記憶の抜けが多くて、どうしてかも、いつからかも、ずっと、分からなかった」
    宵影乱:「……あはは、ぜ~んぜん気付かなかった……血の池事件の時とかやばかったんじゃない?」
    百足環:「情けない話だ。現職の刑事が、今更血が見れない、なんて。気遣われて仕事に支障が出るのもごめんだった。……黙っていて、すまなかった」
    宵影乱:「……そっかあ、そりゃあんな夢見たら吐くよねぇ。なるほど」
    宵影乱:「いや~、よく3年も。ほんと健気だなぁ。……ありがとね、教えてくれて」
    百足環:「……別に、あんたがお礼言うようなことじゃ。ずっと、謝りたいと、思ってたんだ。……あんたらが、鉄剤を渡してくる、度に」
    宵影乱:「……。もしかして、血見てくらっときてただけで、貧血持ちじゃないってこと?」
    百足環:「……騙すつもりじゃ、なかったんだ。本当に」
    宵影乱:「……っふ、あははは!!なにそれ、誤魔化し方が雑すぎだよぉ。アッサリ信じ込んでムキムキのくせにとか思っちゃってたじゃあん」
    百足環:「オレもまさかこんなに後を引くとは思っていなかったんだ。給湯室のストック、どうにか引き取ってくれないか」
    宵影乱:「え~、そこは責任もってももちが処理しようよ。たぶん筋肉にいいよ、知らないけど」
    百足環:「……、善処する」
    宵影乱:「ま、聞いちゃった以上は多少気回すって言いたいとこだけど……仕事中に気遣われるのも性じゃないだろーしねぇ。基本ノータッチでいるよぉ。それでいい?」
    百足環:「ああ、助かる。原因もはっきりしたんだ。1日でも早く元に戻れるようにするよ。……銃も」
    宵影乱:「銃ねえ。練習とかはしてるの?それもムリ?」
    百足環:「……できるだけ、触るようにはしてる。と言っても、モデルガンだが」
    宵影乱:「ふぅん……じゃあ前みたいにさ、また一緒に練習しなぁい?射撃場、本物撃っていいならモデルガンも撃っていーでしょ」
    百足環:「……、……それ、は……」
    百足環:「今、すぐには、難しいかもしれない。すまない」
    宵影乱:「そっか~、じゃあもうちょっと自己練してからだねぇ。ま、いつでも声掛けてよぉ」
    宵影乱:「あ、ももちに撃たれそうになったらほっぺにドライバーぶっ刺してその血見せつけてやるから、安心して練習していいよぉ」
    百足環:「……、あ、あ……そう、してくれ」
    宵影乱:「あはは!冗談冗談。傷付けるには惜しいほっぺただもんね~」(ももちのほっぺむにむにする)
    百足環:「……っ、や、めてくれ」
    宵影乱:「えへへ、はいはーい」
    百足環:「……あまり、こう言うことをするな。好きでもない男に」
    宵影乱:「え~?あたしももち大好きだも~ん、あはは」
    百足環:「…………」
    宵影乱:「照れ屋さんだなあもう。照れ隠しにもなっていいねえ、その前髪~」
    百足環:「……照れて、ないよ。だけど、やっぱり髪は、また今度にする」
    宵影乱:「うんうん、ワケアリなら別に無理して切ることもないしねえ」
    百足環:「……あんたが、利根さんとうまくいったら、切ってもいいな」
    宵影乱:「……」
    宵影乱:「……あ、えーっと、そのこと、なんだけどさぁ……」
    百足環:「……?」
    宵影乱:「……いや、やっぱなんでもない。色々どーするか、まだちょっと決めかねてるからねぇ」
    百足環:「また、悪巧みか?程々にしておくんだぞ」
    宵影乱:「……うん。はぁ~い」
    宵影乱:「……あ、もうこんな時間かぁ。寝直すにはちょっと微妙かなぁ」
    百足環:「……付き合わせて、悪かった」
    宵影乱:「いや、ぜーんぜん。色々聞けたし、たまにはこういうのもいーじゃん?」
    百足環:「そう、かもしれないな。……そうだ」
    百足環:「手、怪我してないか」
    宵影乱:「え?怪我?」
    百足環:「さっき、……振り払った時、ひねったり、ぶつけたりとか……痛むところはないか」
    宵影乱:「……あは、なーんだぁ!あれくらいなんともないなんともない!心配症だなあ」(腕くるくる回す)
    百足環:「……そうか、ならいいんだ。もし痛むようなら真弓にでも診てもらうんだぞ」
    宵影乱:「はいはい、100パーないけどねぇ~」
    宵影乱:「あ、そうだ。せっかくだし、あたしもたまには外走ってみようかなあ」
    百足環:「……?急に、なんだ」
    宵影乱:「うわなにその反応~。あたしも気まぐれで体力づくりしたっていいでしょお。心痛くなっちゃったからまゆみんに診てもらおっかな」
    百足環:「あんたが……?別にいいと、思うが……本当に随分と気まぐれだな。何かあったのか?」
    宵影乱:「なによぉ、ちょっと早起きした日って特別感あるじゃん!そういう気分にもなるの!それ以上言ったらふて寝に予定変更するよぉ」
    百足環:「……悪かったよ、分かった。ただ、急に負荷をかけるなよ。普段使わない筋肉が凝り固まってる状態で急に動くと変な癖が……」
    宵影乱:「……さ~てジャージに着替えてこよ~~っと」
    百足環:「宵影、待て、ちゃんとストレッチをしてから……」
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