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    2023.1.6~8
    KP・PL/KPC・PC……そると/東惣太郎・寿敬一

    CoCシナリオ『よたたとかすい』ソロプレイログKP:クトゥルフ神話TRPG「よたたとかすい」開始します。

    KP:================================

    KP:貴方は夜の道を歩いている。今日は想定外のトラブルで残業になってしまった。多少の残業自体はそこまで珍しいことではないかもしれないが、今日は特に大変だった。慌てて職場を出てきた去り際、ふと見た時計は21時過ぎを指していた。いつもならとうに家にいる時間だ。明日も仕事がある以上早く帰って寝なければいけない。貴方は足早に自宅へと向かうだろう。
    街灯に照らされた夜道を歩いていると前方からかすかに水が流れる音が聞こえてくる。この辺りには小さな川が流れており、貴方はいつも橋を通って帰宅する。川の音が近づき、いつもの見慣れた小さな橋へとたどり着く。
    しかし今日はいつもと違う点が一つ、この遅い時間に一つの人影があるのだ。近づいて行けば街灯に照らされた顔が見える。貴方のよく知る人物、東がそこにいた。

    寿敬一:「……あれ?先生?」
    寿敬一:「やっぱそうだ。先生~、お疲れ様です!遅いすね、そっちも残業すか」

    KP:貴方は異変に気付くだろう。彼は声を掛けても返事をせず、フラフラとした足取りで橋の手すりに近寄ると手を掛けた。そしてそのまま覚束ない足を持ち上げ、乗り越えようとする。

    寿敬一:CCB<=60アイデア(1D100<=60)>1>決定的成功/スペシャル

    KP:橋から下まではそれなりの高さがあり、また川といってもかなり浅いため一部地面が露出していることも知っている。落ちれば少なくとも大怪我は免れないだろう。

    寿敬一:「なっ……ちょ、先生!何してんすか、危ないでしょ!!」

    KP:咄嗟に駆け寄り彼を引き留めれば、ようやく貴方の方を振り向く。そこで明らかに様子がおかしいことに気付くだろう。話しかけても目が合わず、こう繰り返すばかりだった。

    東惣太郎:「……探さないと。助けないと……!」

    寿敬一:CCB<=75目星(1D100<=75)>91>失敗

    KP:川の両側はコンクリートで固めた崖になっており、安全に下に降りられる場所は近くには見つからない。

    寿敬一:「助ける?な、何がいるんすか!とにかくここからじゃ無理ですよ!先生まで大ケガしちまうって……!」

    寿敬一:CCB<=35言いくるめ(1D100<=35)>47>失敗

    東惣太郎:「ダメ、早く行かなきゃ、助けなきゃ……」

    KP:東はそのようなことを繰り返すばかりで、まともな会話はできないとわかる。

    寿敬一:CCB<=75目星(1D100<=75)>94>失敗

    寿敬一:「ちょっと、ほんとにどうしたんですか、誰か落ちたんですか?それなら救急車とか呼ばねえと……」
    東惣太郎:「助けないと、下に人が……」
    寿敬一:「……え、マジで人落ちたんすか?嘘だろ、どこに……」

    KP:寿はスマートフォンを取り出し、橋の下を照らす。しかし少なくともそこに人の姿はなく、わずかな気配すらしない。

    寿敬一:「……誰も、いないみたいすけど……」
    東惣太郎:「早く行かないと、だって下に……おれが、おれが助けないと……!」
    寿敬一:「……先生、しっかりしてくださいって!見間違いですよ!誰もいませんってば!」
    東惣太郎:「ダメ、ダメだ、人がいる!あの人を、早く……」

    KP:彼は相変わらず橋の下に意識が向いており、このまま一人放っておけばまた下へ飛び降りかねないだろう

    寿敬一:「先生、……」
    寿敬一:「……」

    寿敬一:CCB<=80こぶし(1D100<=80)>81>失敗
    寿敬一:CCB<=80こぶし(1D100<=80)>96>致命的失敗

    KP:このままでは彼の命が脅かされてしまう。東をとにかく落ち着かせようと、その顔面に拳を振るう。しかし力加減がまずかったのか、良いところに入ってしまったのか、東は少し呻いて崩れ落ちると、そのまま動かなくなってしまった。

    寿敬一:「あ、やべ……!」
    寿敬一:「先生、先生~……」

    KP:東はぴくりとも動かない。どうやら恩師を昏倒させてしまったらしい。

    寿敬一:「……陽太郎さんに教えてもらってんの、そろそろバレっかな……」

    KP:気絶させてしまっては置いていくわけにもいかない。寿は彼を自身の家まで連れて行くことにした。

    寿敬一:「くっそ……結構、重いな、この人……!」

    KP:東を背負ってなんとかアパートの自室まで辿り着く。東はそれから数十分後に目を覚まし、先程よりは幾分落ち着いている様子を見せる。温めた茶を飲ませていると、少しずつではあるが、ここ数日の経緯について話し始めるだろう。

    東惣太郎:「2、3日前、たまたま帰りが遅くなってね。夜中、あの橋を通りかかった時……その……人が、飛び降りるとこ、見ちゃって」
    東惣太郎:「引き留めようと思ったけど間に合わなくて。その人、そのまま手すりを越えて、下に落ちていって、ぐちゃっていう音がして……」
    東惣太郎:「でも、橋の下には何もなくって、あの人もいないし、死体もないし……通報もできないから、僕が……」

    KP:そこまで話すと彼は突然ガタリと立ち上がる。

    東惣太郎:「やっぱり僕、探しに行かないと」

    KP:そう言って貴方の静止も振り切って玄関へと向かおうとする。片頬を腫らした顔には、疲労と焦燥感が浮かんでいた。流石にこの時間に平常とは言い難い彼を外に出すわけにはいかないだろう。またここに一人で残していたら彼は勝手に外へ出て行ってしまうかもしれない。
    KP:それに明日も平日だ。お互い仕事があるため、いつもより遅い時間になってしまったが流石にそろそろ寝なければいけないだろう。

    寿敬一:「ちょ、だから、先生!……どうしたんすか、ほんとに。いつもそんなんじゃないのに……」

    寿敬一:CCB<=60/2アイデア(1D100<=30)>16>成功

    KP:ショッキングな現場に遭遇したには違いないだろうが、ここまで執着する程だろうかと感じる。

    寿敬一:CCB<=2クトゥルフ神話(1D100<=2)>98>致命的失敗

    寿敬一:「だーもう、先生!もう遅いですから!やめましょうよ、疲れてるんすよ、クマもすごいし……!」
    東惣太郎:「やめて、離して……!」

    KP:東は寿の腕を振り払った。振り払っただけのつもりであった。必要以上に力の入った腕は、寿の身体を床に叩きつける。鈍い音に続き、一瞬の静寂が流れる。

    東惣太郎:「……!」
    寿敬一:「……、いっ、てぇ……」
    東惣太郎:「……あ、その……」
    寿敬一:「いや、……大丈夫す。大したことないです」
    東惣太郎:「……」
    寿敬一:「……」
    寿敬一:「……寝ましょっか。もう今日は泊まってってください。風呂は朝行きます。先生も身支度しに朝戻るだろうし、一緒に早起きしましょ」
    東惣太郎:「……いや、そういうわけには……だって僕……」
    寿敬一:「あ、先生俺んち泊まるの初めてじゃないすか?たまにはこういうのもいいですよね!」
    東惣太郎:「……」
    寿敬一:「まあ先生の分の布団ないんで、雑魚寝になりますけど。はは、参ったな、また人のこと床に寝かせちまう。まあ俺も同じ寝方するんで、ノーカンってことで」
    東惣太郎:「……そっか」
    寿敬一:「さ、寝ましょ寝ましょ。明日は5時起きですから。先生髪長いし、乾かすの時間かかるでしょ」
    東惣太郎:「……うん」
    寿敬一:「もう寝巻きとかいいや、このままで。電気消しますね、おやすみなさ~い」
    東惣太郎:「……ねえ、」
    寿敬一:「何すか?」
    東惣太郎:「……ごめん、迷惑かけて。……さっきのも……」
    寿敬一:「……いいんすよ、俺も先生KOしちゃったんで、お互い様です。あ、保冷剤いりますか」
    東惣太郎:「……いや、大丈夫」
    寿敬一:「そうすか。……じゃ、おやすみなさい」
    東惣太郎:「……うん、……ありがとう。おやすみ」

    KP:無機質な電子音に目を覚ます。睡眠時間がいつもより短いせいか起こした身体は少し重く、一瞬の頭痛に顔をしかめる。
    貴方が起きた気配に気づいたらしく、東が「おはよう」と声をかけながら部屋に戻ってきた。既に身支度は済ませたようだが、その顔には相変わらず濃いクマが張り付いている。

    寿敬一:「……おはようございます。どっか行ってたんすか」
    東惣太郎:「……いや、ちょっとね」
    寿敬一:「……ちゃんと寝れました?床に寝かせといてなんですけど……」

    KP:そう訊かれ、東は少し視線を泳がせる。

    東惣太郎:「実はそんなに……でもここ最近はずっとこうだから。もう慣れたし、あんまり気にしないで」
    東惣太郎:「それより、昨日はごめんね。……僕、仕事行かなきゃ。寿もバイトあるでしょ」
    寿敬一:「え?ホントに仕事行くんすか?だって先生……」
    東惣太郎:「寝不足だから休みます、なんて言えないって。大丈夫大丈夫、これくらい慣れっこだよ」
    寿敬一:「……その、いつからそうなんすか。3日くらい前会った時、なんかちょっと変だなーとは思いましたけど……」
    東惣太郎:「……2.3日前かな。昨日話した、あれだよ。はっきりとは覚えてないけど、死体が消えたなんて誰も信じないでしょ。でもあの日、確かに人が飛び降りて、落ちた音も聞いたんだ。……今でも耳にこびりついてて、忘れられないんだよ」
    東惣太郎:「死体が消えたならその人はまだ生きてるかもしれないし……なら、助けないと」

    KP:彼は真剣な面持ちでそう言う。しかし貴方にはそれが支離滅裂で筋が通らない理屈だと分かってしまう。

    寿敬一:「……先生、言ってることおかしいすよ。俺でも分かりますよ、それくらい」
    寿敬一:「そもそもこんな近くで飛び降りなんてあったら、今頃ニュースにもなってますって。近所からそんな話も聞いてねえし……」

    KP:そう言いながら、貴方は関連しそうなキーワードでニュースやSNSを検索する。やはりこの数日間近所で投身自殺やそれに近い何かがあったという報道は全く出てこない。

    寿敬一:「ほら、何にも載ってないじゃないですか。疲れてるんすよ、先生」
    東惣太郎:「いや、ちゃんとこの目で見たし、聞いたんだもの。僕が助けないと」
    寿敬一:「……」

    KP:今日も仕事がある。貴方ものんびりはしていられないだろう。だが気がかりなのは彼のことだ。この調子では今夜も恐らく飛び降りたという人を探しに出るのだろう。昨夜橋から飛び降りようとしたあの光景が過ぎる。しばらくは監視するべきかもしれない。

    寿敬一:「……わかりました。気が済むまで探してください。でも、橋行くときは俺も一緒に行きます」
    東惣太郎:「え?寿も?」
    寿敬一:「さすがに心配ですもん……ほら、一緒に探してあげますから」
    東惣太郎:「……分かった。ありがとう。寿も手伝ってくれるなら、手がかりも見つかるかも……」
    寿敬一:「……そう、すね」

    KP:ひとまず貴方たちはお互い遅刻しないよう、その場は別れることになる。後ろ髪を引かれる思いかもしれないが、夜にまた落ち合うまでは自身の仕事に専念するべきだろう。
    KP:貴方は身支度を終え、今日の仕事先へ向かう。また例の橋の上を渡ることになるだろう。

    寿敬一:CCB<=75目星(1D100<=75)>56>成功

    KP:夜に比べれば多少人通りがある。橋の下を覗き込んでみても特に気になるものはない。橋の下には支えの柱が立っており、また川は非常に浅く一部の地面や大きな石は露出している。そこに一部赤黒いように見える痕が残っていた。

    寿敬一:「……?」

    KP:昨日のトラブルのこともあり今日も多少遅くなってしまった。仕事が終わり、今朝の約束通り東と落ち合う。今朝よりもいくらか疲れた様子を見せていたが、顔を合わせれば緊張が解れたように笑顔を見せる。今のところ東は疲労の色を除けば普段通りに見えた。

    東惣太郎:「寿。おつかれさま」
    寿敬一:「……お疲れす」
    東惣太郎:「ねえ、もう晩ご飯食べた?僕はまだなんだけど……」
    寿敬一:「俺もまだです。……色々探す前に、腹ごしらえしましょっか。外かコンビニか……」

    KP:そんなことを話しながら歩いていると、またあの橋に差し掛かる。水の音が近くなるにつれて、東はどこか落ち着かない様子を見せるだろう。
    何か見つかるのだろうか。ただ何も無かったとしても今日は自分がいる。彼がまた危険なことをしようとしても止められる。何も無ければ彼を説得し、連れ帰って寝かせることもできるだろう。

    東惣太郎:「……」
    寿敬一:「……俺、腹減りました。飯が先です。ほら、行きますよ。寝てない分ちゃんと食ってから出直しましょ」
    東惣太郎:「……、……うん」

    KP:食事を終えて、貴方たちは再度橋へと向かう。この辺りは閑静な住宅街だ。夜の町はまるで時が止まったかのような静けさが流れている。
    少し歩調を速めた東に連れられて歩けば、川が流れる音が聞こえてくる。今は街灯に照らされたそこに人影はない。確かに誰もいないのだ

    寿敬一:CCB<=75目星(1D100<=75)>84>失敗

    KP:懐中電灯で橋の下を照らすが、昨晩同様、人の気配はない。
    KP:ふと橋の隅を見やると、革製のカードケースが落ちている。開いてみれば免許証が入っていた。

    寿敬一:CCB<=60アイデア(1D100<=60)>80>失敗

    KP:免許証には『佐藤大樹』とあり、年齢は30代前半、住所はここからそう遠くはないようだ。写真には少し疲れているようだがごく平凡な外見の男性が写っている。貴方には見覚えのない人物だ。

    寿敬一:「……これ……」
    東惣太郎:「どうしたの?何かあった?」
    東惣太郎:「……!!」

    KP:東は免許証の顔写真を覗き込んだ途端、顔色を変える。

    東惣太郎:「この人だ。飛び降りたの」
    寿敬一:「えっ?」
    東惣太郎:「やっぱりそうだ……やっぱりこの人、ここに来たんだって」
    東惣太郎:「ねえ、それどこにあった!?どこに、どこに居るんだよ」

    KP:焦りを露わにする彼は、そう言って貴方に詰め寄る。

    寿敬一:「ちょ、ちょっと待って、落ち着いてください!そこ、そこに落ちてたんすよ……!」

    寿敬一:CCB<=35言いくるめ(1D100<=35)>67>失敗

    寿敬一:「これ落ちてただけです、人はいないんですって、ここには!」
    東惣太郎:「……ここには、それしかないかもしれないけど、でも、でも……」

    KP:貴方の言葉に一応は納得したようだが、それよりもまた見つからなかったことへのショックが大きいように見える。

    寿敬一:「……」
    寿敬一:「……今日はもう帰りましょ。ここには、この免許証以外なんもありません。ね?先生も一緒に見てたでしょ?」
    東惣太郎:「……、うん……」
    寿敬一:「……まだ気になるのは分かりますけど。ほら、風邪ひく前に」
    東惣太郎:「うん。……ごめんね、寿は関係ないのに」
    寿敬一:「関係、…………や、別に」
    東惣太郎:「でも、手がかり、初めて見つかったなあ。ありがとう」
    寿敬一:「……うっす」
    寿敬一:「ところで免許証、さすがに持って帰るわけにはいきませんよね……住所とかだけ控えといて、交番届けますか」

    KP:貴方たちは交番に向かい、免許証を届ける。警察官は「ご協力ありがとうございます」「紛失届は出ていないですね…」などと言いながら、免許証を受け取るだろう。
    KP:貴方たちは自分たちの家の方へ向かう。助けられなかったことへの罪悪感か、貴方にきつく当たったことへの申し訳なさか、東はただ押し黙ったまま歩いている。二人分の足音だけが静寂の中に響いていた。

    寿敬一:「……先生」
    東惣太郎:「……ん?」
    寿敬一:「今日、先生んち泊まっていいすか」
    東惣太郎:「いいけど……なんで?」
    寿敬一:「……また、夜中こっそり出てくでしょ。見張り番す」
    東惣太郎:「……ばれてたのね。僕なんかに構ってないで、ちゃんと寝なきゃダメだよ」
    寿敬一:「いやいやいや、どの口が言うんすか。夜はちゃんと休みましょ。横になってるだけでも身体は休まるはずなんで……」
    東惣太郎:「……分かったよ……」
    寿敬一:「俺の睡眠時間のためにも、今夜は大人しく寝てくださいよ」

    KP:明日も仕事で朝は早い。貴方たちは東の家で各々寝る支度を済ませるだろうが、東は今日もあまり寝つきは良くなさそうだ。先ほど帰ってきたばかりであり、寿が釘を刺したこともあって流石に外出はしないだろうが、布団に入ってからも寝返りを繰り返しており、時折ぶつぶつと独り言が聞こえてくる。

    寿敬一:「……ね、先生。大丈夫ですから。適当に音楽でもかけときますか?ヒーリングミュージック?だっけ」
    東惣太郎:「……それ、試したことないけど、ほんとに寝れるのかな」
    寿敬一:「さあ?俺もやってみたことないですけど……ま、気紛らわすのにはいいんじゃないすかね」

    寿敬一:CCB<=65幸運(1D100<=65)>54>成功

    KP:音楽を掛けながらしばらく話しかけたり様子を見たりしていれば、徐々に声が遠くなり、やがてかすかに寝息が聞こえてくる。
    眠ることすらままならない東の状態に、貴方はどう思うだろうか。純粋な心配や不安かもしれないし、なぜ自分が巻き込まれているのかという煩わしささえ感じるかもしれない。

    寿敬一:「……」

    KP:寿は布団からのそりと起き上がると、音楽を止めたスマートフォンを手に、静かな廊下に出る。メッセージアプリを開いて何度か画面に触れれば、数度のコール音の後、快活な声がスマートフォンから響く。

    東陽太郎:「もしもし!!!」
    寿敬一:「あ、もしもし?陽太郎さん?遅くにすいません。ちょっと今いいすか?」
    東陽太郎:「うむ!!!俺は構わない!!!どうした!!!」
    寿敬一:「なんか、3日くらい前から先生の様子がおかしくて……何か知りませんか?」
    東陽太郎:「惣太郎が!!?……ふむ、思い当たるところはない!!!おかしいとは一体どういうことだろうか!!!」
    寿敬一:「なんか……誰も落っこちてないはずの橋から人が落ちただの、探して助けなきゃだの言って聞かないんですよ。言ってることもスジ通ってなくて……」
    寿敬一:「……念のため確認しますけど、別に転落事故とか、最近なかったですよね?」
    東陽太郎:「ああ!!!そんな話は聞いていない!!!……今惣太郎はどうしているのだろうか!!!」
    寿敬一:「今先生んちで、やっと寝たとこです。橋から飛び降りそうな勢いだったし、全然寝れてなかったみたいなんで、一応しばらく一緒にいます」
    東陽太郎:「そうか、世話を掛けてしまったようですまない!!!……すぐにでも話を聞きに行きたいところだが、生憎明日から出掛ける予定でな!!!」
    寿敬一:「あ、そうなんすか。俺は全然大丈夫なんですけど……やっぱあの人、疲れてるんすかね?仕事大変そうだし……」
    東陽太郎:「ふむ!!!あいつは仕事熱心とはいえ、心身を削るような真似はしないと思うが!!!……強いて言うなら……いや、なんでもない!!!」
    寿敬一:「え?心当たりあるんすか?教えてくださいよ!……教えられる範囲でいいんで。心配なんですよ、あんな姿見ちゃ」
    東陽太郎:「……そう、だな!!!君に世話になっている以上は、話すべきだろう!!!」
    東陽太郎:「単刀直入に言おう!!!俺が思うに、寿君への心配が祟ったのではないだろうか!!!」
    寿敬一:「……は?俺すか?」
    東陽太郎:「ああ!!!君は先日、事故で記憶を一時失くしただろう!!!その時の惣太郎の憔悴っぷりと言ったら、見ていられないほどだった!!!」
    寿敬一:「……」
    東陽太郎:「共通の知り合いに片端から声を掛けていたようでな!!!本人から聞いているかもしれないが……鵜野君が出向いたのも、惣太郎の声掛けからだろう!!!」
    寿敬一:「え?ちょ、ちょっと待ってください。片っ端からって……そんなことしてたんすか」
    東陽太郎:「うむ!!!毎日のように見舞いに行っては、落ち込んで帰ってくる始末だったようでな!!!君が入院している間、あいつは泣きながら君の話ばかりしていたぞ!!!」
    寿敬一:「……、……はは、なんでそんな泣けちゃうんすかね。たかが知り合いひとり、頭おかしくなっただけなのに……」
    東陽太郎:「……寿君!!!今、たかが知り合い、と言ったか!!!」

    寿敬一:CCB<=60アイデア(1D100<=60)>75>失敗

    寿敬一:「えっ?はい、言いましたけど……だって、フツーに知り合いでしょ?違うんすか?」
    東陽太郎:「違う!!!」
    寿敬一:「え、え?じゃあ何なんですか?ってか、陽太郎さん……なんか、怒ってます?」
    東陽太郎:「……惣太郎が、君をどれだけ大切にしていることか。……君があいつをどう思うかは君の自由だが……それを、蔑ろにはしないでやってくれ」
    東陽太郎:「兄として伝えておこう。あいつが、あんな顔をして泣いたのは……子を亡くしたときと、兄が訓練事故で死にかけた時くらいだ」
    東陽太郎:「……話が長くなったな!!!疲れていることには変わりないのだろう!!!すまないが、俺が帰ってくるまで世話を掛ける!!!」
    寿敬一:「……、……はい」
    東陽太郎:「何、そう心配するな!!!明日、ひつまぶしをそちらに置いて行く!!!アニマルセラピーとやらで多少良くなるだろう!!!」
    寿敬一:「……はは、全然懐かれてませんけどね、先生」
    東陽太郎:「それもそうだな!!!ハッハッハ!!!……さて、俺はそろそろ荷造りに取り掛かるとしよう!!!寿君、惣太郎を頼んだぞ!!!」
    寿敬一:「……うっす。忙しいとこすいませんでした、おやすみなさい」
    東陽太郎:「ああ!!!おやすみ!!!」

    KP:通話を終了させると、大声を聞き続けていたせいか廊下の静寂がやけに身に染みた。東を起こさぬよう布団に入り直し、彼の寝顔を眺める。
    入り混じる感情を抱えながらも疲労と眠気には勝てず、貴方は意識を手放すことだろう。

    KP:(1D2)>2

    KP:アラームの音に目を覚ませば今日も東は先に起きていたようだ。昨日の今日で特に良くなったようにも見えないが、仕事を休むという選択肢はないらしい。

    東惣太郎:「おはよう」
    寿敬一:「……おはようございます」
    東惣太郎:「ご飯、適当に用意したけど大丈夫だった?」

    KP:テーブルには2人分の食事が並べられている。簡単な物ではあるが、朝食としては十分すぎるだろう。

    寿敬一:「……わざわざ作ってくれたんすか?」
    東惣太郎:「これくらいなんてことないって。ちゃんと食べないと大きくなれないよ」
    寿敬一:「……流行ってんすか?それ。いただきますけど……」

    KP:貴方たちは朝食や身支度を済ませて家を出る。相変わらず東の体調や精神状態は良くなさそうで危なっかしいが、それでも職場に着いてしまえばいつも通り振舞うのだろう。しかしそれもいつまで続けられるのだろうか。そんな不安が過る中、貴方も仕事へと向かう。
    KP:その日も仕事はやや長引くか、普段と同じくらいの時間に終わることだろう。東を放っておけず一緒に泊まり始めてもう3日目になる。いつまで続くのだろうかという苛立ちを覚えるだろうか、それともこの生活も悪くないと思うのだろうか。
    KP:閑静な夜の街並みの中、二人分の少し焦ったような足音が響く。
    しかし例の橋に近づいて気づく。昨日は無かった話し声と人影。数人いる。近づくと中学生くらいだろうか、子供たちが話をしており時々橋の下を覗き込んでいるのが見えた。

    寿敬一:CCB<=75聞き耳(1D100<=75)>28>成功

    KP:彼らの会話の内容が聞こえてくる。
    「何もいないじゃん」
    「でもネットで見たんだって、化け物がこの辺にいるってさ。」
    「でもネットの情報じゃん。見たことないんでしょ?」
    「見たことないからこうして確かめにきたんだろ!今日はたまたま見つからなかっただけだって。」
    「だいたい化け物ってなんだよ。お化けとか幽霊じゃないんだろ?」

    東惣太郎:「……子どもがこんな時間に……」
    寿敬一:「注意するんすか?」
    東惣太郎:「うーん、一応。だって僕……あ、いや、やっぱり、……」
    寿敬一:「……」

    KP:貴方達がそう話しているうちに、彼らは残念そうに文句を垂れながら帰っていく。

    寿敬一:「あ、勝手に帰りましたね。……化け物がどうって、何の話だ?」
    東惣太郎:「……化け物?」
    寿敬一:「はい、なんかネットの情報で、ここに化け物がいるとかいないとか……それ確かめに来た、的な話してましたよ」

    KP:そう話すと、ふと隣を歩く彼が立ち止まる。

    東惣太郎:「化け物……?ちがう、あれは人で」
    東惣太郎:「人がおちてそのあと、ちがうあの人は」

    KP:東はぶつぶつと口の中で自問自答を繰り返す。その声は震えていた。

    寿敬一:「先生……?」

    寿敬一:CCB<=35言いくるめ(1D100<=35)>87>失敗

    KP:これ以上は無理をさせられないと感じた。今日はもう連れ帰った方がいいだろう。

    寿敬一:「……帰りましょ。これ以上無理したら、ほんとに身体壊しちゃいますから」
    東惣太郎:「でも……」
    寿敬一:「でもじゃないです。……これでほんとに先生に何かあったら、申し訳が立たないんで」
    東惣太郎:「……?……うん……」

    KP:連日睡眠時間を削っているせいか、玄関に入ったとたん疲れや眠気を実感する。しかしあの少年たちが話していた化け物の噂、そして東の反応が引っかかる。寝る前に少し調べてもいいかもしれない。

    寿敬一:CCB<=25図書館(1D100<=25)>55>失敗
    寿敬一:CCB<=1コンピューター(1D100<=1)>10>失敗

    KP:オカルト掲示板などを調べていて、何となく目についた怪談話を読んでしまう。とても怖い話だった。〈SANC0/1〉

    寿敬一:CCB<=77SANチェック(1D100<=77)>17>成功

    寿敬一:「……調べ物、やっぱ苦手なんだよな……ちくしょー……」

    KP:こんな時でも明日も仕事があり、なかなかゆっくり休むことすら許されない。少しでも睡眠時間を長く確保するため、寝る準備をすることだろう。
    だが東はそうはいかないらしく、相変わらず寝つきが悪い。

    東惣太郎:「……寿。色々、お世話になりっぱなしで……迷惑かけて、ごめん」
    東惣太郎:「僕も、このままじゃダメだってわかってるんだけど……でも自分じゃどうにもならなくて。ごめんね」

    KP:東は貴方に対して謝罪の言葉を繰り返す。自己嫌悪に陥っているようだ。

    寿敬一:「……」
    寿敬一:「……先生が謝ることじゃないです。むしろ、俺が謝るべきかなって」
    東惣太郎:「え?」
    寿敬一:「俺が、こないだの事故で記憶飛ばしたとき……先生、見てられないくらい心配して泣いてたって聞きました」
    東惣太郎:「……それ、誰から……いや、なんとなく想像はついてるけど……」
    寿敬一:「それはまあ、一応黙っときます。……それでこう、多分、先生疲れちゃったのかなって。今でこそ俺は治りましたけど、安心して疲れがドッときて……みたいな」
    寿敬一:「その、俺……先生が、俺のことそんなに大事にしてくれてるとか、考えたことなかったっつーか……全然、知らなくて……」
    寿敬一:「すいません。なんか上手く言えないんすけど、先生が妙なこと気にして寝れなくなってたりすんの、俺が原因かもしれないって話です」
    東惣太郎:「……」
    東惣太郎:「……えっと……つまり、橋から落ちた人のことは、信じてもらえてないんだよね。僕が疲れて幻覚見てるって……」
    寿敬一:「あ、……まあ、その……それについては、確かに全部は信じてないです。でも、免許証落ちてたし……その人がいたことは認めます。大方、その人が紛らわしい行動して、それを見間違えた……的な感じかなって」
    東惣太郎:「……そう、なんだ。寿からは、そう見えてるんだね」
    東惣太郎:「でも、僕、どうしても諦められないんだ……あの人を、探さなきゃいけないから……」
    寿敬一:「……そうすか……」
    東惣太郎:「……でも、これだけは僕の口から、はっきり言わせてもらうね。僕は、君を本当に大事だと思ってるよ」
    寿敬一:「……!」
    東惣太郎:「僕にとって君は、知り合いとか、ただの友達とか、そんな言葉で括れる子じゃないんだよ。……いまいち伝わってなかったみたいだけどね」
    寿敬一:「……そう、だったんすか」
    東惣太郎:「うん。……橋の下の人が何であれ……それだけは絶対、事実だよ」
    寿敬一:「……」
    寿敬一:「……ハイ。ちゃんと、覚えておきます」
    ひつまぶし:「キャン!キャン!クゥ~ン……」
    寿敬一:「わっ、ビックリした。……なんだよ、どうした?遊んでほしいのか?勘弁してくれって、もう寝るんだからよ」
    ひつまぶし:「キュウン……」
    東惣太郎:「……あれ、もしかしてご飯、まだなんじゃない?」
    寿敬一:「えっ?先生、あげてないんですか?」
    東惣太郎:「う、うん。寿がいるなら、やってくれてるのかな~と思って……ほら、僕全然懐かれてないし……」
    寿敬一:「さすがに人んちの犬に勝手にエサやる趣味ないすね……悪い悪い、すぐ用意してやるからな」
    ひつまぶし:「キャン!」

    KP:そんな会話をして、貴方たちは床に就く。この事態に巻き込まれてから一番心地よく、スムーズに眠りにつくこととなったのは、疲労や眠気だけのせいではないのだろう。
    KP:4日目の朝も3日目の朝同様に、東が朝食を用意し、それを食べ、お互い仕事に向かう。
    そして仕事が終わっていつもの様に東と落ちあう。4日目ともなればこの生活にも慣れてきたのか、数日前のなんとなく不思議なような新鮮な感覚はなかった。

    東惣太郎:「……じゃあ、行こうか」
    寿敬一:「……うす」

    KP:毎晩探しに行ったとて何が変わるのだろうか。しかしそう問うたところで狂気に侵された彼には理解できないのだろう。貴方は今日もあの橋を渡る。
    KP:2人分の足音、街灯から微かに響く機械音、徐々に近づいて来る川の流れる水音。まるで世界に2人きりになったような錯覚さえ感じる。
    ふと、2人きりの夜道に割り込む何かが聞こえる。

    KP:橋の向こう側。街灯の下に人影が見える。
    照らされた顔には、見覚えがあった。
    だが直接会うのはこれが初めてだった。

    寿敬一:CCB<=12INT(1D100<=12)>73>失敗
    寿敬一:CCB<=2クトゥルフ神話(1D100<=2)>33>失敗

    KP:彼は地に足を付け、こちらに向かって歩いてくる。写真で見ただけの彼だった。しかしずっと探していた男でもある。
    隣を歩く東はまだ彼の顔に気付いていないらしい。
    彼はこれで、あの男が生きていたと分かれば上手く眠れるようになるだろうか。
    緊張からか、暑くもないのに背中に汗が伝う感覚がした。

    貴方はどうするだろうか。

    寿敬一:「……先生、あの人。免許証の人じゃないすか?」
    東惣太郎:「!……ほんと、だ」
    寿敬一:「……なんだ、やっぱりフツーに元気じゃないですか。見間違いですよ、やっぱり」
    東惣太郎:「……じゃあ、僕が見たのは……でも、確かにあの人は、下に……」
    寿敬一:「アレじゃないですか?リーマンぽいし、飲みすぎておもっきしゲロ吐いてたとか。橋の下に」
    寿敬一:「いるでしょ、調子こいて飲みまくって、便器に頭突っ込みながら吐いてるやつ。同じ感じで、身乗り出してたんじゃないすか?先生が聞いたのも、ゲロ落ちた音すよ、きっと」

    寿敬一:CCB<=35+20言いくるめ(1D100<=55)>36>成功

    KP:貴方は彼の姿を東に見せ、説得する。彼は、理由はわからないが無事に生きている。もう心配する必要はないのだと。助けられなかったなんてことはない。だって彼は生きているのだから。だからこれ以上貴方達が関わる必要はないはずなのだ。

    東惣太郎:「……なるほど、確かに。一理あるね」
    寿敬一:「あの人は無事だった、それを俺も先生も確認した。この件はこれで終わりです。ね、言ったでしょ、大丈夫だって」
    東惣太郎:「……うん。あ、でも免許届けたことくらいは、教えた方がいいかな。探しに来てるかも」
    寿敬一:「……いや、自分が橋からゲロってるとこ見た人に話しかけられんの、超気まずくないすか」
    東惣太郎:「え?見てたの多分ばれてないし、黙ってれば大丈夫だと思うけど……」
    寿敬一:「や、先生超分かりやすいし、隠し事ポロっと言っちゃうこと、結構多いですからね?自覚あるかは知りませんけど」
    東惣太郎:「えっ!?そうなの?」
    寿敬一:「しっ、先生、声デカいすよ。とりあえずここ離れましょ」

    KP:貴方たちは橋を離れる。話を続けながら、自然と東の家に足を向けることだろう。

    東惣太郎:「……ほんとに大丈夫だったのかな、あの人」
    寿敬一:「……まだ気になりますか?」
    東惣太郎:「気にならないって言ったら嘘になるけど……話しかけるくらいはしても良かったのかな、って」
    寿敬一:「……こないだめっちゃゲロ吐いてんの見ましたけど、大丈夫ですか~、って?」
    東惣太郎:「しないよ、そんな言い方!……僕、そんなに口滑ってたかなあ……」
    寿敬一:「だいぶ滑ってますね、つるっつるに」
    東惣太郎:「ええ~……?例えばどんなこと?いや、聞くのちょっと怖いけど」
    寿敬一:「んー……俺がまだ見てない映画のネタバレとか、先生より結衣さんのが稼ぎいいとか、俺の誕生日にコソコソ準備してくれてたのとか、先生が陽太郎さん大好きなのとか……」
    東惣太郎:「うわぁ……そ、そうなんだ……でも、直接的には言ってないはず……え、言ってた?」
    寿敬一:「や、露骨に周りの情報が出てるんすよ、情報が。だから嫌でも分かっちゃうんですって」
    寿敬一:「……昨日も、隠そうとしてたみたいですけど。俺、知ってますからね。先生が児相の人なの」
    東惣太郎:「……!!」
    寿敬一:「仕事で子どもがーとか、親御さんがーとか……むしろアレでバレないと思ってんのがすごいすよ。目童村のスタッフ一覧のとこにも載ってたし……あ、ネームプレート?社員証?的なの、こたつに置きっぱだったこともありましたね~」
    東惣太郎:「……、寿……その、僕は……」
    寿敬一:「……大丈夫です。分かってます」
    寿敬一:「俺がガキだから構ってるとか、仕事で付き合ってるとか、そういうわけじゃないんでしょ」
    東惣太郎:「……!」
    寿敬一:「まあぶっちゃけ、仕事の延長なのかなーとか、ちょっとだけ思ってましたけど……ホントのとこ、そういうの関係なく先生が俺のこと大好きで、大事なだけなんでしょ」
    寿敬一:「はは、自分で言うのもアレですけどね」
    東惣太郎:「……うん。うん、そうだよ。……初めて会ったときは、児相の人間として、だったけど……今は、そうじゃ、ないんだ」
    寿敬一:「ん、ちゃんと分かってますから、マジで。……もう、また泣いてんすか」
    東惣太郎:「……だって……」
    寿敬一:「ほら、もう帰ってゆっくり休みましょ。そしたらまたバリバリ働いて、仕事の愚痴とか聞かせてください。ね」
    東惣太郎:「……っ、うん」

    KP:貴方たちは東の家に戻り、それぞれ寝支度を進めた。布団に倒れ込めばすぐにでも意識を手放してしまいそうになる。だがそれに抗う必要ももうないのだ。
    KP:そう理解し瞼を閉じる寸前、あなたは隣の布団にいる東と目が合う。彼は、酷く疲れてはいるが久しぶりに穏やかな顔をしていた。

    東惣太郎:「……おやすみ。助けてくれて、ありがとう」

    KP:貴方の髪をゆるく撫でつける手。その温もりを感じながら、貴方は心地よい眠りへと落ちていった。

    KP:END:A-1「白々明け」(しらじらあけ)
    KP:報酬:両生還1d6

    寿敬一:1d6(1D6)>1
    system:[寿敬一]SAN:77→78

    東惣太郎:1d6(1D6)>2
    system:[東惣太郎]SAN:64→66

    寿敬一:CCB<=60アイデア成長ロール(1D100<=60)>96>致命的失敗

    寿敬一:1d10アイデア成長値(1D10)>3
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