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    notikokoko

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    notikokoko

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    ノベサンとサワキタクンin部室。

    ホームシック沢とよくわかってない野※notCP沢「野辺さん……お願いがあるんですけど……」
    野「お?神妙な顔してどうした」
    沢「シンミョーってなんすか」
    野「あー、あとで教える。お願いってなんだ?」
    沢「迷ったんですけど、野辺さんにしか頼めなくて……」
    野「なんだよ、遠慮しないで言えって」
    沢「……じゃあ、言いますよ」
    野「おう」
    沢「ハグしてください」←両腕を広げる
    野「…………んっ?」
    沢「抱きしめてください」
    野「いや、わかる。ハグの意味はわかる。いや、わからん。ちょっと待て」
    沢「なにがわかんないんすか」
    野「ハグって、お前を?」
    沢「そうです」
    野「オレが?」
    沢「そーです」
    野「いや、なんでだよ」
    沢「お願いがある、って言ったじゃないですか」
    野「それは聞いたけどよ、なんでオレがお前をハグするんだ」
    沢「オレがハグしてほしいからですよ」
    野「…………なんでオレ?」
    沢「背が高い人がいいんです。オレより」
    野「河田がいるだろ」
    沢「なんで河田さんが出てくるんですか。オレは野辺さんに頼んでるんですよ」
    野「う、ぅ~ん……??」
    沢「オレより10cm以上大きい人がいいんです。野辺さんしかいません」
    野「なんで10cm以上がいいんだ」
    沢「オレの好みです」
    野「うん……??」
    沢「早くしてください」
    野「いや……まあ、いいんだけどさあ」
    沢「なんすか」
    野「お前、こんな人目のあるところでよくそんなこと言えるな」

    ※in部室

    沢「人目があった方がいーじゃないっすか」
    野「?」
    沢「オレがひとりで野辺さんの部屋に行って『抱きしめてください』って言うほうがヤバくないですか?」
    野「ヤバ……ヤバイな、うん」
    沢「ここならみんないるし、安心ですよ」

    深松河一・他(((((((安心ってなにがだよ(ベシ))))))))

    沢「まだですか?」
    野「なんか照れるぞ……」
    沢「照れなくていいです」
    野「そう言われると緊張するだろ」
    沢「はい、どうぞ」←広げた両腕をパタパタ
    野「……そんじゃ、失礼」
    沢「あ、7秒間ハグしてくださいね」
    野「お前注文多いな」
    沢「野辺さんなら出来ますって」

    深松河一・他(((((((1,2,3……)))))))

    沢「……ハイ、いいですよ」
    野「もう7秒か」
    沢「あ、もっとしたかったですか?」
    野「いや別に」
    沢「そこは名残惜しそうにするところですよ、野辺さん」
    野「お前相手に名残惜しんでどうすんだ」
    沢「ふふ……ありがとうございました。よかったです」
    野「なんだ、『よかった』って」
    沢「元気出ました」
    野「……お、おお。そうか?」
    沢「はい」
    野「ならいいけど」
    沢「またお願いするかもしれないんで」
    野「え?また?」
    沢「嫌なんですか?」
    野「嫌……ではない、けど……」
    沢「将来の彼女のためのハグ練だと思えばいいっすよ」
    野「なんだハグレンって」
    沢「ハグの練習」
    野「女の子はお前ほどデカくないだろ。せめてイチノだ」
    一「巻き込まないでくれる?」
    沢「ですって。オレで我慢してください」
    野「お前なあ……」
    沢「あ、シンミョーってなんすか?」
    野「ああ、神妙ってのは……」

    深松河一・他(((((((オレたちは一体なにを見せられたんだ(ベシ)……??)))))))




    オチなどない~完~
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    recommended works

    🍏🥝🍣現遂🍣🥝🍏

    PAST〈法庶04〉
    【ふたりハミング】
    いま見たら全年齢じゃなくて法庶だなと思った。
    あと、ほせ殿にサラッと高度な事?をさせてる気がする。
    通りすがりに一度聴いただけの曲、その場で覚えて、知らないその後の部分に即興で別パートメロディ作って一緒に歌うって……
    でも、この二人で歌ったら声とか意外と合いそうで妄想が楽しいです。
    徐庶が最初は法正の事が苦手だったって場面設定もあまりやってなかったかも
     「♪♩♬♩♫〜〜……」
     書庫の棚の前に立って資料整理をしていた徐庶は、何となく曲を口ずさんでいた。何日か前に街で耳にした演奏が印象的だったのか、メロディが自然と鼻歌になって出てしまう。沢山あった仕事が片付いてきて、気が抜けていたのかもしれない。
     ふと気配に気付いて横を見ると、いつからか通路側に法正が立っていて徐庶の方をじっと見ていた。外の光で若干逆光になった彼の姿に少したじろぐ。
     この人に鼻歌を歌ってる所なんか見られてしまうなんて……

     徐庶は法正のことが少し苦手だった。
     諸葛亮と彼の反りが合わず空気がギスギスした時は仲裁役になる場面もしばしば、用があって何言か言葉を交わしたこともある。しかしそれ以上はあまり関わりたくないと、苦手意識を持つ男だった。
    1964