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    sayutaba18

    @sayutaba18
    ライハを愛してる女。

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    sayutaba18

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    ダイナーのレオくん。久々お絵描き!

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    sayutaba18

    DONE初りつレオに挑戦!
    こたつでゴロゴロ。
    「うぅ~寒い……寒過ぎる……この刺激で霊感も浮かぶかも! って思ったけど強風と共に音楽も消えていった……耳がちぎれそう! あ、ちぎれちゃったらくっつく? 耳がなくなっちゃったら耳なし芳一? とにかく世界の損失だ……」
    「なにぶつぶつ言ってるの『王さま』~? こっちにおいでよ」
    「あ、リッツおはよう! こんな所にいたのか。どうりで開いてると思った」
    「そうそう。ちょっとだけスタジオに寝に来たの。こたつあったかいよ~」
    「こたつで寝てたらセナとかスオ~に怒られるぞ~」
    「ふふ、でも今は真面目な人たちはいないから。ねぇ~『王さま』?」
     朝から珍しく登校したものの、学園内に降り積もる新鮮な雪をぎゅっぎゅと踏みしめて歩いていたら、その音が面白くて、ペンを取り出し、メモ帳に音符を並べていた。しかしものの五分もすると手はかじかんで動かなくなるし、おまけに風が強くて目も開けていられず、作曲どころじゃなくなったので、どうにかこうにか暖を取ろうとセナハウスへとたどり着いたのだった。
    「あったかい……身に染みる……」
     凛月の隣に座り、こたつへ手足を入れると、冷えきった末端にじんわりと暖かさを感じた。
    3019

    sayutaba18

    DONE月組と迷子の女の子。
    女の子視点です!
    ママがいなくなった。
     そのことに気づいた時には、頭がパニックになっちゃって、途端にここがどこかわからなくなっちゃった。大きな公園の横にある、お菓子が売っている場所を眺めていて、このお菓子食べたいなぁ。って手に取ってただけだったのに。
     悲しくなってきて、好きなお菓子も欲しくなくなって、棚へと戻した。お菓子なんかいらないからママに会いたい。そう思ってお菓子コーナーから離れても、知らない道で、余計にここがどこかわかりそうになくて、やっぱりお菓子の場所へと戻ってきた。どこに行っちゃったんだろう。ここで待ってたら、ママは帰ってくるのかな……? それとも、もうママには会えないのかな。
     気持ちがいっぱいになって、涙が溢れそうになる。泣いちゃだめ。泣いてもママは見つからない。お店の人に聞いたらママを探してくれるのかな。でも、誰がお店の人かわからない。

    「ねぇ、もしかしてお母さんを探してるの……?」
    「……っ」
     突然声を掛けられてビックリして振り替えると、真っ黒の髪の毛のお兄ちゃんが、わたしの背と同じくらいまでしゃがんで話しかけてきていた。
     眠そうなとろんとした赤い目が、いい人なのか、悪い人 2870

    sayutaba18

    DONE大正浪漫時代のいずレオ妄想。
    妹の代わりにお見合いに行くレオくんです。
    「ルカがお見合い!?」
     今日一番の声が出た。すごく驚いてしまった。だって妹はまだ十六歳になったばかりだ。結婚なんて早すぎる。
    「ルカだって、早く結婚して、いいお婿さんの所に行くのが幸せに決まっているじゃない」
     母が言った。それが女の子の幸せなのか? 全員結婚して同じレールの上を歩いて行かなきゃいけないのか? そこに本人の意思はないのか? なんだかそれは、ひどくつまらない。と思った。
    「あなただって早くお見合いして、お嫁さんをこの家に連れてきてくれない? こないだもお見合いをすっぽかして、先方はかなりお怒りだったのよ」
     そんなこと知ったことではない。おれはまだ二十歳そこそこで結婚なんてしたくないし、好きな子とちゃんと恋愛して、結婚して幸せになりたいのだ。月永家を継ぐ覚悟は出来ているけれど、それはまだその時じゃない。
    「ルカはそれでいいのか…?」
     ルカを見ると、はにかんだ顔で笑っていた。きっと嫌なんだろうなと思った。どこの誰かともわからないやつと急に生涯を誓って無理矢理結婚させられるなんて、自分だったら絶対ごめんだ。そうだ、いいこと考えた。ようはお見合いを台無しにしてしまえばいいん 2461