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    sayutaba18

    @sayutaba18
    ライハを愛してる女。

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    いずレオ短文。やきもち。

    #いずレオ
    izuLeo

    いずレオ短文。やきもち 人類全てに好きと言って回るような奴に、いちいちやきもちなど焼いていたら、いくつ身があっても数日と持たないことは知っている。
     自分のことをこいつは好きでいるだろうという自信はある。もしかすると、一番ではないかもしれない。けれども、捕まえておかなくても急に居なくならないのだなと、最近ようやく実感できたところで、自分の心も落ち着いているのを感じている。去年はぽっかり居なかった空間も、レオのいる生活によって埋められていっているのだ。
     他の誰からも霊感を湧かせていても目くじらは立てないし、むしろそのくらい自由な方が、彼にとっても良いのだろう。
    「れおくん、次は誰の曲作ってるのぉ?」
    「ン~? ママの新曲」
     床に這いつくばっているレオからさらりと返事があって、自分のこめかみがピクピクと動くのを感じた。
    「ねぇ、れおくん。今度俺のソロ曲作ってよ」
     自分から彼に曲作りをお願いしたことは限りなく、ない。
    「えっ、セナソロ歌うの!? いつ!? おれ聞いてないけど!?」
    「……別に決まってないけど」
    「ん? どういうことだ?」
     前言撤回。なんの計画性もない、その場しのぎの言葉だ。なんとなく、どうしようもなく、今この瞬間にその若草色の瞳に自分だけ映して貰いたかった。ただそれだけの話だ。これはやきもちとかそういうことでは、決してない。
    「なんでもないよ。ほら、作曲の続きしな」
     下から探るように、見上げる視線に見つめられて、手でそれを追い払う。
     彼を独り占めには出来ない。でも、たまに振り向いてくれれば、それだけでいいのだ。
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    related works

    sayutaba18

    DONEクリスマスのいずレオ。今日はクリスマス。骨つきで購入しておいた鶏肉に朝から包丁で切り込みを入れ、皮にフォークを何ヵ所も突き立てて下処理を終えた後、調味液に漬け込んでから仕事へと向かった。
     帰宅後は、ブロッコリーとミニトマトで簡易的なクリスマスツリーに見えるように盛り付けをし、ハムを星形にくりぬいて散りばめた。キャベツ、人参、たまねぎをくたくたになるまで煮たたせたコンソメスープも作ったので、これで今日の野菜摂取量とカロリーも大丈夫だろう。ここでシチュー系をリクエストされていたらカロリーオーバーになるところだった。主食は米かパンか悩んで、折角だからと帰りにパン屋に寄って中が軟らかそうなフランスパンを買った。もちろん既に食べやすい大きさに切り分けてある。オーブンを充分に温め、あとは仕込んでおいた鶏肉を焼けば、ローストチキンの完成だ。
     ……時刻はもうすぐ19時だ。これだけの量を食べるのならば、20時までには食べ終えておきたい。クリスマスだからといって自分を甘やかすほど能天気でもないのだ。ケーキは昨日ユニットでクリスマスパーティーをした時に、わざわざ凛月が焼いてきてくれたものを食べたのだから、本音を言えば今日は軽 2978

    recommended works

    梅酒美味しい

    DONE何番煎じのギャグです←
    ずっとミュージックの待機時間にアイドル達がわちゃわちゃしてる姿があるだろうなぁと思っていたので書いてみました。
    まずは自分の推しであるSwitch編にしましたが、まだネタがあるので気ままに書いていこうと思います。
    また、ゆくゆくはユニット関係無く絡んでいこうと思います。
    あんさんぶるスターズMusicの読み込みまでの時間
    それは所属するアイドル達にとってはカオス過ぎる時間だった・・・

    カオスな待機時間(Switch編)


    『ーこれからライブを開始します。今から呼ばれるメンバーは、至急用意された衣装を着てステージまで来て下さい。ライブ曲はエメラルドプラネット。サポートメンバーは深海奏汰と守沢千秋。ライブメンバーは・・・』

    夏目「おヤ、僕たちの曲だネ。ライブの構成も僕たちSwitchかナ?」

    『・・・右ポジション、春川宙。』

    夏目「ほらネ。やっぱり僕たちが選ばれる運命ダ。子猫ちゃんも分かっているじゃないカ。」

    『左ポジション、青葉つむぎ。』

    夏目「フフ、久しぶりの3人揃ってのライブだネ。それに免じてセンパイがいる事も多大目に見ようじゃないカ。」

    『最後に、センターポジション・・・』

    夏目「さぁ、その可愛らしい声デ僕の名前を呼んデ。子猫ちゃん。」

    『・・・月永レオ。』

    夏目「・・・ハァ!???ちょっとコレどういう事!??おかしいデショ、このメンバーで僕がセンターじゃないなんテ!!!」

    レオ「わははは!!!!オバちゃんにはるじゃないか! 996

    sayutaba18

    DONE大正浪漫時代のいずレオ妄想。
    妹の代わりにお見合いに行くレオくんです。
    「ルカがお見合い!?」
     今日一番の声が出た。すごく驚いてしまった。だって妹はまだ十六歳になったばかりだ。結婚なんて早すぎる。
    「ルカだって、早く結婚して、いいお婿さんの所に行くのが幸せに決まっているじゃない」
     母が言った。それが女の子の幸せなのか? 全員結婚して同じレールの上を歩いて行かなきゃいけないのか? そこに本人の意思はないのか? なんだかそれは、ひどくつまらない。と思った。
    「あなただって早くお見合いして、お嫁さんをこの家に連れてきてくれない? こないだもお見合いをすっぽかして、先方はかなりお怒りだったのよ」
     そんなこと知ったことではない。おれはまだ二十歳そこそこで結婚なんてしたくないし、好きな子とちゃんと恋愛して、結婚して幸せになりたいのだ。月永家を継ぐ覚悟は出来ているけれど、それはまだその時じゃない。
    「ルカはそれでいいのか…?」
     ルカを見ると、はにかんだ顔で笑っていた。きっと嫌なんだろうなと思った。どこの誰かともわからないやつと急に生涯を誓って無理矢理結婚させられるなんて、自分だったら絶対ごめんだ。そうだ、いいこと考えた。ようはお見合いを台無しにしてしまえばいいん 2461