ある朝の懺悔類。あのなあ、いくらオレでも、こう毎日続けばしんどいものだぞ。
そうかい、司くん。ああ、そうだね。うん、分かるよもちろん。
いいや、解ってないだろお前は。
はあ……、解ってる。
別にオレは怒っている訳ではない。
それもわかってるよ。
朝がくればまた、こうして顔を合わせて、話をして、ショーをして、一日が過ぎるではないか。
なのに、僕は言えないんだ君に。
ただの一言だろ。おやすみと言えば済む話だぞ。
その一言を、一分でも、一秒でも、遅らせてしまいたいと思ってる。
そんなことしなくてもいいだろう別に。
だって、嫌なんだもの。
何がだ?
君を取られるのが。
はあ? 誰にだ。
誰にでも。夢にだって君を渡したくない。
まるで子どもの我儘だ。
僕は子どもだもの。
そんな図体のデカい子どもがいてたまるか。
おやすみと言って、君の寝顔を見ていられたら良いのに。
無理をいうな。
無理と言わないで。
無茶苦茶だな。寝てしまえば、ほんの一瞬じゃないか。
うん。
無理はするんじゃない。子どもは決まった時間に寝るものだ。
さっきは子どもじゃないと言ったくせに。
オレに無理もさせるんじゃない。
そりゃあ、そうしたいのは山々だけど。
散々側にいるくせに、まだ欲しがるかお前は。
だって、楽しいんだもの。だって、嬉しいんだもの。
オレだって楽しいと思っているさ。
話したいことはいくらでもあるんだ。
無駄なこともな。
なんでもいいんだ、内容なんて。ただ君の声が、ただ君の言葉が、僕に投げ掛けられるだけで。
わかったわかった。
司くんと一緒にいるのは心地良い。
まあ、オレだってお前といるのは悪くないさ。変な事を言い出さなければ、だが。
それはよかったよ。
だからな、夜くらいは大人しく寝てろ。
なら司くんが言ってよ、もう寝ろって、おやすみって。
オレは寝かしつけまでせんといかんのか。
ふふ、うん、そう。
困ったやつだな。
困らせてごめんね。反省してる。
しとらんだろ。
してるとも。
まったくそうは思わんがな。
そうかなぁ。
もういいから、わかったわかった。
司くん、
なんだ。
ううん。なんでもない。
まったくわからんやつだな、いつまで経っても。
理解っているくせにね。
うるさいぞ。
はいはい。
いつだって、一緒にいられるだろう。
うん、そうだね。時計が恨めしくもあるけれど。
そのうちそんな事も忘れるさ。
さあ、どうかな。そのくらい一緒にいてくれるなら。
欲にまみれたもんだな。
まあね。
やっぱりお前は、困ったやつだよ。類。
そんなに甘やかさないで、司くん