Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    Unyanyanganyan

    @Unyanyanganyan

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 10

    Unyanyanganyan

    ☆quiet follow

    ある朝の懺悔類。あのなあ、いくらオレでも、こう毎日続けばしんどいものだぞ。

    そうかい、司くん。ああ、そうだね。うん、分かるよもちろん。

    いいや、解ってないだろお前は。

    はあ……、解ってる。

    別にオレは怒っている訳ではない。

    それもわかってるよ。

    朝がくればまた、こうして顔を合わせて、話をして、ショーをして、一日が過ぎるではないか。

    なのに、僕は言えないんだ君に。

    ただの一言だろ。おやすみと言えば済む話だぞ。

    その一言を、一分でも、一秒でも、遅らせてしまいたいと思ってる。

    そんなことしなくてもいいだろう別に。

    だって、嫌なんだもの。

    何がだ?

    君を取られるのが。

    はあ? 誰にだ。

    誰にでも。夢にだって君を渡したくない。

    まるで子どもの我儘だ。

    僕は子どもだもの。

    そんな図体のデカい子どもがいてたまるか。

    おやすみと言って、君の寝顔を見ていられたら良いのに。

    無理をいうな。

    無理と言わないで。

    無茶苦茶だな。寝てしまえば、ほんの一瞬じゃないか。

    うん。

    無理はするんじゃない。子どもは決まった時間に寝るものだ。

    さっきは子どもじゃないと言ったくせに。

    オレに無理もさせるんじゃない。

    そりゃあ、そうしたいのは山々だけど。

    散々側にいるくせに、まだ欲しがるかお前は。

    だって、楽しいんだもの。だって、嬉しいんだもの。

    オレだって楽しいと思っているさ。

    話したいことはいくらでもあるんだ。

    無駄なこともな。

    なんでもいいんだ、内容なんて。ただ君の声が、ただ君の言葉が、僕に投げ掛けられるだけで。

    わかったわかった。

    司くんと一緒にいるのは心地良い。

    まあ、オレだってお前といるのは悪くないさ。変な事を言い出さなければ、だが。

    それはよかったよ。

    だからな、夜くらいは大人しく寝てろ。

    なら司くんが言ってよ、もう寝ろって、おやすみって。

    オレは寝かしつけまでせんといかんのか。

    ふふ、うん、そう。

    困ったやつだな。

    困らせてごめんね。反省してる。

    しとらんだろ。

    してるとも。

    まったくそうは思わんがな。

    そうかなぁ。

    もういいから、わかったわかった。

    司くん、

    なんだ。

    ううん。なんでもない。

    まったくわからんやつだな、いつまで経っても。

    理解っているくせにね。

    うるさいぞ。

    はいはい。

    いつだって、一緒にいられるだろう。

    うん、そうだね。時計が恨めしくもあるけれど。

    そのうちそんな事も忘れるさ。

    さあ、どうかな。そのくらい一緒にいてくれるなら。

    欲にまみれたもんだな。

    まあね。

    やっぱりお前は、困ったやつだよ。類。




















    そんなに甘やかさないで、司くん
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ❤💞💕💖💕💞
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    Unyanyanganyan

    MEMOなんのカップリングでもない小説でもない独り言です。
    無題 一年前の夏。景色はあまりに鮮やかだった。絵の具を零したような彩度で飾られた風景と、全てが物語の一部のような日々だった。私は、彼女が好きだった。彼女が好きで、自分自身も好きになろうとしていた。自分を受け入れようとして、自分を許せる気がしていた。

     きっと上手くいくと思っていた。ゆっくりと、ゆっくりと、新しい何かが生まれてくるような心地に生きていた。

     それを、全部、捨ててしまおうと思ったのはいつからだったか。頑張って、努力して、我慢して、我慢して、我慢して、まだ頑張れて、まだ平気で、進み続けているうちにもうダメな場所にいる事にも気が付けなかった。
     鮮やかだった夏の景色は色褪せた。風に揺れる木の葉の音色が好きだった気がする。でももうそんなものは聴こえてこなかった。鉛玉を舐めているような毎日だった。人を憎んだ。憎くて、憎くて、この世界が消え去って欲しいと願った。何もかもがつまらなかった。くだらなかった。好きではなかった。そんな腐った感情を飲み下して笑った。人と会話を交わした。全ては嘘ばかり。何一つ興味もなくて、何もかもがどうでも良くて、私はただの嘘吐きになった。嘘が嫌いだった。自分も嫌いだった。自分が憎くて憎くて、殺してしまいたかった。つまらないくせに、楽しそうに過ごす自分が憎かった。
    2460

    recommended works