無題【彰絵名】　どかりと隣に腰を下ろすものだから、私の身体も揺れた。大きく吐き出される息は充足感に満ち溢れている。
「おつかれ」
「おー」
ソファーに沈む彰人は、どことなく心ここに在らず。余韻に浸ってぼんやりしているようだ。
　大きくはない箱にこれでもかとお客さんが集まっていて、みんな、彰人たちの歌に夢中だった。プロのミュージシャンとして活動をするVivid BAD SQUADが、数年ぶりにビビッドストリートで開いたイベント。彰人や杏ちゃんがまだ小学生だった頃から見守ってくれていた人から、プロになってから知ってくれた人まで、全員が彰人たちの音楽に夢中だった。
　あの熱狂の真ん中にいた1人が、今隣にいる。こうして並んでいるとライブハウスでの姿は想像もつかない。大勢の人の向こうで歌う彰人はたしかにかっこよかったのに、今は溶けてるみたいにソファーに身体を預けてだらしない姿を曝している。スマホを取り出して、カメラを彰人に向けて、シャッターを押す。パシャ、と音が鳴って、彰人がこちらへ目を向けた。

【冬彰】30day性幻想 21day“我怀疑你们的咖啡有问题！你不喝就证明你心里真的有鬼！”
东云彰人进门就看到这样的场景，一个陌生男人面色不善地坐在吧台，白石杏一脸歉意地连声解释。
“你喝了我不就能知道是不是真的没问题了。”
眼见白石杏真就要顺从他的意思捧起了杯子，东云彰人皱了皱眉，快步走到她身旁，从她手里夺过那杯东西，大口地一饮而尽。
“谁喝都一样，现在你相信了没？”
东云彰人将茶杯‘砰’地放回台面，嘴角扯出一个职业微笑。
那男人见东云彰人忽然冲过来刚想谩骂，此刻惊恐地看着他，嘴边的话都咽了个透。
“那，那你说是就是吧……”说着他猛地起身就要往门外走。
“站住。”
东云彰人站在原地眯了眯眼，感受着胸腔快速地热起来，心想他还真他妈幸运，回头揪住了那人的衣领往他的脸上就是一拳，把那个心怀不轨的男人揍得在地上爬，一脚踩在他腿上让他安分了下来。