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    すっぱいかぼす

    @supersuppaiyo

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    すっぱいかぼす

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    hoo12開催おめでとうございます🎈!

    6月に頒布した新刊「ハワイアン猗窩煉」のおまけ4コマです。本当は本に入れようと思っていて入らなかったネタを描きました。
    お手に取って下さったみなさんありがとうございました!🥳

    とらのあなページhttps://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031164976/

    #猗窩煉オンリーhoo
    #猗窩煉

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    ほしいも

    DONE先生と生徒の猗窩煉
    ■現代パロディ
    理不尽な校則、退屈な授業、目まぐるしく変わる流行。草臥れて色褪せた大人の中で、唯一煌めいて見えた先生がいる。 

     理科室が好きだ。他教室と違って黒い天板の机も格好いい、背凭れのない真四角の椅子も自然と姿勢が正されていい感じだ。それから、教室内に流し台があるのもいい、気になったら手が洗えるし、お手洗いよりも水圧が高い気がして洗い上がりもサッパリ。
     うそだ。本当は、理科準備室の隣だから。隣の部屋に行くと、何時も先生がいる。真っ新な白衣が眩しい人だ。

     理科室を訪ねて補習を受けるようになってから、何度目かの放課後。受験を控えた二月の在りし日。
    「先生の事が好きです。」
     廊下まで練習場所を広げている吹奏楽部の演奏が漏れ聞こえてる中、衝動などではなく、しっかりと自分の意志でそう告げた。
     鮮やかな赤色のインクが入った0.7のゲルインクペンを右手に握ったまま、時が止まったように硬直する先生の顔を見ながら、この人を好きになった切っ掛けを思い返していた。小さな風圧くらいなら感じられるんじゃないかと思う、長い睫毛が色素の薄い瞳を囲んでいる。一回、二回、素早く瞬きが繰り返されている。

     初めて見 1025

    ほしいも

    DONEスクランパーピアスと猗窩煉

    ■現パロ
     目が覚めたら、同居人に牙が生えていた。

    「まだ寝ているのか、カビるぞ。」
     しっかりと習慣付いた腹式呼吸。張りのある芯の通った声。
     おはよう、と寝癖頭に響くには大きすぎるその声にどうにかして重たい目蓋を押し上げる。
     室内に差し込む陽光以上に目がくらむのは、その姿が目を焼くくらいに眩しいからか、陽が天辺へ向かうまで寝過ごしたからか、寝惚けたままでは判断できない。
     直ぐにでも再び癒着しそうな目蓋を引き離すため、目を擦る。
     太陽のように眩しい姿、声量の割りに小振りな口元に、きらりと光る異物があった。

    「なんだそれ。」
    「は?」
    「それ、なに。」
    「水果茶。」

     右手に持った赤色の半透明なプラスチックのコップ。返事の通りパッケージには果茶とロゴタイプで飾られている。胸の位置から顔の高さまで移す手の動きに合わせて、半分ほど飲みすすめている茶が揺れて、底の方に沈んだ黄色い果物が揺れる。
     ベッドに縫い付けられたように起き上がれないまま、その所作を見届ける。
     のらりくらりとわざと明言を避ける態度が気に入らない。
     要領を得ない返事のたびに、きらきらと輝く異物が唇から零れるように覗い 888