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    mtk1600

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    秀鋭進捗。最初5ページ、ペン入れしたので。
    初手からえっちシーンあるやつです。

    #秀鋭
    sharp

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    kmsskn_p

    DONE授業で山月記を読んでほんの少し不安になる秀と、むかし虎より厄介な何かだった自分のことを思い返している鋭心の秀鋭
    虎が我にかえるとき「鋭心先輩」

     向こうから一緒に帰りませんかと声をかけてきた割に、黙っている時間が随分長かった。ようやく口をきいたと思っていると、投げかけられたのはこんな質問だった。
    「現国、どんな教科書使ってましたか」
     昨年の春までは鋭心も秀と同じ高校生だった。ただ高校三年までの課程を一、二年生のうちに終えてしまう中高一貫校だったこともあり、当時使っていた教科書の仔細となると記憶がやや曖昧だった。
    「出版社の名前は思い出せないが」
     ポケットから取り出したスマホに「高校、現代文、教科書」と呟きながら入力した秀が画面をこちらに見せてくる。書影を画像検索したらしかった。
    「ああ、おそらくこれだな」
     指し示すだけのつもりだった指が画面に触れて画像が拡大される。うっすらと記憶に残っているものと全く同じではなかったが、見覚えのあるデザインが踏襲されていた。これですね、と秀はスマホを引っ込めて、しばらく指を動かしながら画面を眺めていた。出版社のサイトを見ているらしかった。秀の代わりに前を見ながら歩いていたが、流石に本人の足元までは気の配りようがない。街路樹として植えられている銀杏は根がよほど深く張っているのかあるいは地盤が柔らかいせいなのか、歩道のアスファルトをところどころ隆起させていた。一旦立ち止まるように伝えるべく、しゅう、と名前を口に乗せた瞬間に秀が言った。
    4054

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    ashn__k

    DONE10年後に集まったスタオケメンバーの話(成視点、刑桐)いかにもといった感じの黒塗りの高級車が居酒屋の前に止まった。一瞬何事かと身構えるが、降りてきたのは見覚えのある懐かしい顔だった。

    「うちの晃が世話になったようだね」

    「……刑部さん!お久しぶりです。変わりませんね」

    「お前も変わらないな、成宮」


    青春を共にしたオケメンバーたちと久々に飲みに行った。あの頃のことを思い出すと今でも胸が熱くなる。メンバーを集めるために全国を巡り、色んな土地で演奏した。その思い出の一つ一つが、夜空に瞬く星々のように今も俺の胸の中で輝いている。

    『スターライトオーケストラ』

    その名に相応しい日々だった。



    「今回も楽しかったですよ」

    「それは良かった」

    こうやって今でも顔を合わせる俺たちと一線を引いた彼。正直、姿を見ることはもう無いと思っていたから今日この場に現れたのは心底意外だ。

    「……それだけ大切なんですね」

    居酒屋の看板にもたれかかるようにして座る彼の相方を見る。あの頃よりも伸びた髪の毛が顔を覆っていてよく見えないが、きっとすやすやと寝息を立てているのだろう。

    喧嘩は強いがアルコールには滅法弱いみたいだ。まあそれを分かって、自分 1201