Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    1_2_3_cp

    岩男CP絵用。差込竜巻メイン。Twitter @1_2_3_cp
    リアクションできません。18歳未満の方は表記に注意してください。念のため全ての画像ワンクッションおいてます。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 18

    1_2_3_cp

    ☆quiet follow

    プラトル?アレの話

    Tap to full screen (size:1800x1500).Repost is prohibited

    recommended works

    Jack

    PASTレムえむ
    甘くないです
    なんならマイナス寄り
    lie like「あはは、どうでしたかね」

    それが彼女の口癖だった。へらへらと笑顔を浮かべて、少し気まずそうに軽く頭を掻く。本人は気付いているのか分からないが、エムは嘘をつく時に目を瞑ったり、斜め下に視線を逃がしたりする癖がある。あぁ、また目線が下に向いた。そんな事を思いながら、皆に囲まれて談笑する彼女を少し離れて見ていた。

    - - - - - - - - - - - - - - - - -

    重い身体を動かして、箒に乗る。朝から付きまとわれた堅苦しいインタビューや報道から逃げる様に、空に向かって地を蹴った。ふわりと身体が浮かんで、あっという間に木々の上。もうすっかり太陽は傾いており、夕方を知らせる。空は橙色と薄ら青のミルクたっぷりのカフェオレの様に混ざっていて、雲とのコントラストが綺麗だった。『彗星の魔導師』としての仕事が終わる。こんな日は早く帰って大好きな甘いものでも食べてしまおう。そう思って飛ぶ速度を上げた時だった。ふと下を見れば異世界から飛んできた彼女が1人歩いていた。特に何も用事は無かったものの、少し彼女に声を掛けたくなって、高度を下ろす。彼女の後ろに回り、音を立てないように箒を降りたつもりだったが、彼女は此方を振り返った。
    13274

    桜庭🌸

    DOODLE10/27、11/23のオンリーイベントで頒布した無配です🥳
    モナコ組 / カプなし
    主人(仮)と執事(仮)による片方だけのピアスについての問答

    宝石をテーマにしたお話なので、💎スタンプ押していただけると嬉しいです~
    アサイン さて、世界的な大富豪のもとで執事兼ボディーガードとして屋敷に招かれたわけだが、正式な雇用契約をするにあたり、主人直々の面接があるらしい。
     乗ったことのない、いや見たこともない高級車に乗せられ、二つの門をくぐり、いざ主人と対面かと思いきや、連れていかれたのは洗面所だった。手早く襟足で髪を切り揃えられたあと、使用人用だという衣裳部屋に案内される。案内役の男は「兄ちゃん、タッパがあるからなぁ」と言いながら、白い執事服と黒にスラックスをシドの胸に押しつけた。シドは言われるがまま、一張羅を脱いで白い執事服をまとう。その間、案内役の男は、シドのジャケットとスラックスのポケットをチェックする。その不躾な行動に何も言わず、シドは淡々と着替えを済ませていく。衣服だけではない。一連の流れには細かいボディーチェックが含まれていた。しかたのないことだ、とシドは思う。何せ、先の執事と殺し屋が手を組んで、彼らの主人を殺そうとした現場に鉢合わせたばかりなのだから。それを寸でのところでシドが助けたことから、話が転がりはじめた。男は電話一本で裏切り者を牢屋にぶち込む話をつけると、シドに向き直った。
    3959