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    ジェイ監♀「付き合ってるジェ監のハロウィンマンガ」(顔ある/ゆる男装監督生)ちょっとSUKEBE
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    25Zenn

    MOURNINGネタ自体は使う予定だけど。流れが変わりそうなので、記録と供養。

    twst夢。ジェイ監。悲恋。
    『この世界で生きていきたい』
    そう強く願った矢先だった。

    「ジェイド先輩」私がそう呼ぶと、彼は嬉しそうに目元をほころばせて笑う。その顔が好きだった。いつだって彼は笑顔だったけれど。その時ばかりは、まるで自分が彼の心をほどいたような。そんな気持ちに心が浮き立った。好きになって、好きになられて。一人でやって来た異世界だったが。友人も増えて、人間関係が広がり。帰る方法が見つからなくても。ずっとジェイド先輩と一緒に居られたら。一緒に生きていけたなら。

     最初の変化はわずかなものだった。視界の端に、今は懐かしい見知った光景が広がっていた気がして、振り向くと確かに見えたと思ったはずの光景が霧散している。
    月に数回起こるその現象は、白昼夢のようで。元の世界の自分の部屋だったり、学校でよく過ごした部室だったり、友達と通ったカフェだったり。場所も時間も様々で。再び見ようとすると、もう無くなっている。
    きっと見間違いだと。帰らないなんて決めてしまったから急に惜しくなったに違いないと決めつけて、その事実に蓋をした。
     ジェイド先輩は、私を弱くて守って手をかける存在だと思っているから。余計なことを言えば、 3109