朝香と晃の別れ話(−朝香帰宅後−)朝香と星夜(家にて)
星夜「あ!朝香おかえり〜…って、何かあった…?」
朝香「…別に何も」
星夜「何もないって顔じゃないけど…。
悩みがあるなら聞きたいな」
朝香「…」
星夜「あー…話したくないこともあるか。無神経だったね。ごめん。でも、話したくなったらいつでも聞くし…」
朝香「晃と別れてきた」
星夜「え⁉︎ あ…。それは…どうして…」
朝香「晃、他に好きな子出来たんだってさ。振られたの、あたし」
星夜「振られた⁉︎朝香が⁉︎ えっ嘘…」
朝香「馬鹿みたいよね。あたしは今日、「晃とデートだー」って朝から浮かれてて。振られるとも知らず、次のデートの予定まで立てようとして…あはは。惨めすぎ…」
星夜「好きな人と会うんだから、浮かれてしまうのは無理ないよ。ましてや他人の言動なんて読めなくて当然。朝香が惨めだなんて事あるわけないじゃないか。」
朝香「……そうかな。」
星夜「そうだよ!恋をしてる朝香は可愛くて、とても輝いてたんだから!」
朝香「…何やねんそれ。でも、ありがと兄貴」