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    7nka29tteru4

    @7nka29tteru4

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    7nka29tteru4

    DONE読んで字のごとく。現パロで峡谷が人間の男女の双子になっています。パネキがお料理しているお話です。カップリングでは無いですが、距離感が近いです。
    峡谷ということになっていますが、双子のそっくりさんと言って過言でないです。私が支部に上げている「剥片の双生児」という話と同軸ですが、読んでいなくても問題なく読める作品となっています。
    2022/2/19:加筆修正しました。
    バレンタイン前日の台所 小麦粉、バター、グラニュー糖、卵黄。そして忘れてはいけないチョコチップとココアパウダー。台所の作業台は、材料で埋め尽くされている。その内、ボウルの中に入っているのはバターとグラニュー糖。グラニュー糖は先程、ざりざりと音を鳴らしながらバターと混ぜ合わさったばかりだ。白っぽいクリーム状のバターを作るだけでも、既に一仕事したように感じる。しかしこれはまだまだ最初の段階に過ぎない。
     今度はそこに卵黄を混ぜて、バターを白から黄色へ近づける。よく混ぜ合わさって黄色っぽくなった生地に、今度は薄力粉とココアパウダーを。最近料理に凝ってる父さんが買ってきたカップ型の粉ふるいを使って入れていく。シャカシャカと粉を振るう下で、黄色っぽくなっていた生地が白と茶で埋め尽くされていった。
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    7nka29tteru4

    MOURNING思いついたので書いた話。書き散らしみたいなものなのでちょびっとしか推敲していません。この〇〇〇年後に星の子のおかげで2人は天空に行きます。
    <注意>
    ・男女の双子なつんおかです
    ・顔があります(作中に描写は無いけど仮面を外していてその下に顔がある設定です)
    ・2人の部屋があるなど微妙に捏造設定あり
     彼が夢の世界から現実へ引っ張り上げられた時、部屋はまだ暗かった。太陽の気配を一切感じられない静けさは、彼の瞼をもう一度閉じさせるに十分なものだ。しかし彼は瞼を閉じなかった。隣にあるべき温もりが無く、ベッドの縁によく見慣れた円い人影があったからだ。
    「あいぼぅ……?」
     寝起きのぼんやりした声が彼の口から出て、人影が彼の方へ振り向いた。
    「悪い、起こしたか」
    「いんや……」
     彼は夢うつつの舌足らずな声で答えてから、囁き声を出した人影を見上げて尋ねる。
    「おまえは……どうした……?」
    「目が覚めたから、ちょっと空を見ていた。良い星空だから……」
     今度はいつも通りの――とは言っても、幼子と話すような優しさを含んだ――声が返って来たので、彼も目をこすりながらのそりと起き上がり、人影の元まで這って近寄ると、窓の外を見上げた。ベッドの側には大きな窓があり、朝にはその窓から燦々と陽光が降ってくる。今は夜だから、溢れんばかりの星屑が、窓の外を彩っている。
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    7nka29tteru4

    MOURNING以前まじで忙しかった時に現実逃避したくてちまちま書いていた嫁ポケたちと生活する話です。途中で終わってますが書き終わる見込みが無いので供養🙏
    ちなみに作中の「私」は実家を出て六年以上経ってそこそこ広い部屋に住んでいますが、現実の私(2021年現在)は実家を出て六年も経っていない上に完全に独り身or学生用のめっちゃ狭い部屋に住んでいます。
    理想の生活 朝、強い日差しを感じて目を覚ます。真っ先に感じるのは程よくぷにぷにでふわふわした、ライチュウの柔らかい身体だ。滑らかな毛皮の身体は、私の隣で気持ちよさそうな寝息を立てている。起こさないようにそっとコッペパンのような手をにぎにぎして、電気袋に触れないように気をつけながら小さな頭を撫でてベッドを出た。
     立ち上がって伸びを一つ。日が照っている方を見れば、ベランダで仲睦まじげに肩を並べる二匹。リーフィアとキュウコンだ。天気が良いとすこぶる調子が良くなるリーフィアと、晴れ男のキュウコンは相性が良い。バトルやタイプ的な相性だけでなく、性格的にも相性が良いのだろう。二匹は姉弟のように仲が良く、いつも一緒にいる。ベランダで朝の日差しを浴びるのは二匹の日課であり、あの日差しに私はいつも起こされている。
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