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    黒凪 傀

    @kuronagi1014
    マレシル中心にシル右書き手。バスターズとかも書いてます。ここでは俳優パロ連載したい。

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    黒凪 傀

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    今回はシル♀ちゃんは出ません。ちゃんねる風小説のみ。
    MCはエーデュースで某番組風トーク番組。
    ゲストは三年の先輩方。

    俳優パロシル♀愛され4【マブ】新人俳優エーデュースくんを見守るスレpart27【推し】



    420番目のマブ
    というわけで、今回のまぶとーーーくは!
    NRC同窓会スペシャルです!!!!!!!!!!!!!!!
    人数多いからエーデュースの二年上の先輩たちだそうな。

    421番目のマブ
    一年上と同級生もやってほしいなー。あの世代が一番有名人多いよね。

    422番目のマブ
    マレウス・ドラコニア、レオナ・キングスカラー、ヴィル・シェーンハイト居るからな。
    あと、話題の映画監督のルーク・ハントと、写真家のケイト・ダイヤモンドと、料理研究家のトレイ・クローバーも。

    423番目のマブ
    この間科学関連の賞最年少で総なめにしたイデア・シュラウドも同級生だぞ。

    424番目のマブ
    まじか!!? 芸能人ばっかりってわけでもないんだなあの学校。

    425番目のマブ
    イデア先生はミステリー作家の一面も持っておりましてな。
    SFとホラーを混合させたトリックを使ってくる。

    426番目のマブ
    重厚なトリックと物語なのに読みやすいって話題だな。
    今度読んでみよう。

    427番目のマブ
    っていうか大丈夫なのか?
    番宣ありだろうから、レオナ様とマレウス様来るだろ。

    428番目のマブ
    あの二人、私生活で物凄い仲悪いんだっけ?
    共演NGとか良くならないよな。
    リアルに殴り合うって噂だけど。

    429番目のマブ
    二人とも子役からやってるから芸歴長いし物凄い人気だけども、若手だから共演NGとかできないんじゃ?
    頼むからエーデュースの初MC番組なんだから何も起こさないでくれ…。

    430番目のマブ
    しかしエースのことだからそういうハプニングを上手く利用する気がする。

    431番目のマブ
    そして横でオロオロした挙句乱闘に参戦するデュースくんが見たい

    432番目のマブ
    元ヤンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    433番目のマブ
    ヤンキー漫画の実写化でデビューした子がガチ元ヤンとか思わんじゃん…。

    434番目のマブ
    「今は更生してますけど、昔やんちゃしてました」って真顔で言ったときには二度見したわ
    物凄い真摯に反省してるし、女手一つで育ててくれた母親のために優等生になりたいって言うから泣いた

    435番目のマブ
    やんちゃっつっても弱い者いじめはしないし不良同士の喧嘩に明け暮れてただけっぽいしな。
    共演してた女優に付きまとってたstk男とっ捕まえたのは格好良かった。

    436番目のマブ
    そんな彼に優等生役のオファーがいつか来ますように!!!

    437番目のマブ
    今回はちょっとそっちっぽいかなーって思ったけど、トラブルメーカー系だったね。
    巻き込まれ男子というか。お調子者のエース君が発端率高いけどそれを天然に引っ掻き回すのがデュース。

    438番目のマブ
    まぁ何かしら起こらないとドラマにならないし。
    しかしレオナ様とマレウス様の喧嘩の際に「僕のために争わないでください!!!」って言わせた脚本家自重しろwwwwwwwwwwwww

    439番目のマブ
    まぁ間違ってないけどもさwwwwwwwwwwwwwww
    普通にド天然だから許された台詞だな。

    440番目のマブ
    あのときの二人の「は?」って顔あれ素だったろwwwwwwwwwwww
    レオナ様とマレウス様の喧嘩(ガチ)を止めた男ってトレンド入ってたなwww

    441番目のマブ
    今回もあの台詞を言うようにエースくん仕込んでてくれwwwwwww

    442番目のマブ
    始まるぞー!!!!!!!

    443番目のマブ
    おうちに帰れない…(絶望)
    誰かっ、誰か実況を!!!!!!!!!!!
    上司からのメールの返事が来ないと帰れないんだ!!!!!!!!

    444番目のマブ
    良し任せとけ!!!! 444げっと!!!!

    エ「さーて、今週も始まりました。まぶとーーーく!!」
    デュ「今週は、同窓会スペシャル第一弾ということで、僕たちの二年先輩の方々をお招きしてます!」
    エ「イデア先輩エア参加だけども」
    デュ「えーっと、シュラウド先輩は現在学会参加のため花の街にいるので、中継で繋いでもらってます」
    イ「べ、べべべ、別に僕はその、周囲に比べてニッチな需要なんだから。呼ばなくてもよかったんじゃないの? オルト通しての依頼とかエース氏図りましたな…」

    オルトって最近凄い有名なCGアートの人だよな。
    この間個展行ったんだけど、時間が無限に溶けた…。

    445番目のマブ
    あの人、本名オルト・シュラウドって言って、イデア先輩の弟さんだぞ。

    446番目のマブ
    知らんかった。兄弟そろって芸術系とか凄いな…。

    エ「せっかくだから有名になった人全員揃えたいじゃないですかー」
    イ「学会と重なってなかったら空き時間でCGで拙者の現身製作してAIで自動応答できるようにしたのに…」
    デュ「それ、シュラウド先輩の参加ってことになります?」
    イ「僕と同じこと言うんだから実質参加でいいんじゃない?」

    これだから天才は。

    447番目のマブ
    そういえばこの人、授賞式にホログラムで出たって記事になってたな。
    その3DCG技術が最先端を飛び越えてるもんだから、必要は発明の母を地で行ったって。

    448番目のマブ
    著者近影を一度もまともに撮らせたことがない作家として有名だよ
    持ってる本だと恩師のにゃんこで顔隠したのが1巻。弟のイラストなのが2巻。
    竜の戯れシリーズな。

    449番目のマブ
    竜の戯れ今度映画になるんだよね! 見守る竜様にマレウス先輩、憑依されるへっぽこ大学生探偵がデュースくんだと聞いて物凄い楽しみにしている!!!

    450番目のマブ
    どんな話だよwwwwwwwwwwwwwwww
    エースが怪盗で探偵とライバル対決するってのしかチェックしてないんだが

    451番目のマブ
    事件によく巻き込まれるドジな大学生が、ある社の竜の神様に気に入られて憑依され、彼の知識と洞察力を使って事件を解決するバディ推理もの。
    イデア先生の作品にしてはSF要素が少ないから実写化できたんじゃないかな。
    エース君は怪盗なんだけど探偵の大学の友達。で、秘密に唯一気付いちゃう。
    竜の神様もエース君の正体に気付いてからの緊張感をどう演じてくれるのか期待。
    デュースくんはひたっすらぽわぽわしててほしい。

    452番目のマブ
    実写化だとイメージ違うっていうの多いけど、元々シュラウド先輩があの三人をモデルにしてるって公言してただけあってピッタリだったな。
    せっかくメインキャスト集まってるんだから、続報で何かないですかー!

    453番目のマブ
    エ「はい。この面子だと時間絶対足りなくなるので最初から巻きで行きますね! っていうかこの質問事務所OK出てます? 大丈夫?」
    デュ「えっと、『先輩方の、初恋の思い出』が今回のお題です!!!」

    おっとぉ????
    この人たちの初恋普通じゃない気がするんだが。

    454番目のマブ
    事務所OK出てるなら聞きたい!!!
    エーデュースのも是非。絶対可愛いだろうし。

    455番目のマブ
    エ「じゃあ、同窓生ってことで、あの頃の寮の順番で行きますか。最初はハーツラビュル、トレイ先輩ですね」
    ト「いきなりだな…。まぁ、普通だぞ。近所の幼馴染の女の子だ。バレンタインデーに友チョコってことで交換したんだが、それっきりだな…」
    ケ「それって、トレイ君の方が美味しく出来てたとかじゃ…」

    お菓子中心の料理研究家の片鱗が幼いころ既に…。

    456番目のマブ
    何で交換会しようとしてしもたん…。

    457番目のマブ
    まぁ、交換じゃなくてもホワイトデーに同じことになったに一票

    エ「け、ケイト先輩は?」
    ケ「下の姉ちゃんが連れてきた友達。うちは姉が多いから、姉ちゃんの友達を見て初めて『女の子』を見たって感じかな」
    デュ「そんな違うんです?」
    ケ「『姉』と『女の子』は違うよ…」

    めっちゃ遠い目されたけど、うちにも姉いるからわかる。

    458番目のマブ
    うちは弟しか居ないから姉羨ましいんだがそうか、大変なのか…。

    459番目のマブ
    ないものねだりなんだろう。実際漫画みたいな憧れのお姉さま率ってどれくらいだと思う?

    460番目のマブ
    ほぼゼロだと思う次男

    461番目のマブ
    上流階級には居て欲しい長男姉二人

    462番目のマブ
    意外とエーデュースファンって男子多いのか。

    エ「次サバナクロー、レオナ先輩ですね」
    レ「………………………………初恋…」

    かつてない勢いで考え込んでいるんだが。

    463番目のマブ
    どうしたレオナ先輩? まさか初恋まだとかか?

    464番目のマブ
    この間噂になってた家でご飯作ったおねえちゃんやら中学生デートの女の子は??

    465番目のマブ
    レ「いきなりキスされて全力で逃げたことはあるんだけどな」
    エ「な、何歳の時に…」
    レ「……今のチェカと同じくらいか」

    五歳じゃねぇか。相手の女子もそれくらいとしてもその頃から肉食系に好かれてたの??

    466番目のマブ
    エ「つ、次はポムフィオーレ、ヴィル先輩からお願いします!!」
    ヴィ「そうね。初恋って言うのもおかしいかもだけど、ドキドキしたのは初めて父の演技を映画館で見たときかしら」
    デュ「シェーンハイト先輩のお父さん、渋くてカッコイイ演技しますよね!」
    ヴィ「もう二十年近く前の映画だから、まだ若手だったのだけれど。ほんの少しの出演だったのにキラキラして見えてね。あんな風にキラキラしたい、っていうのがアタシの原点。アタシを見て初めての恋に落ちてくれる人がいたら嬉しいわ」

    ヴィル様が美人過ぎて拝むわ…。初恋泥棒って言われてそう。

    467番目のマブ
    やっと正解が来た感じがするな。残りが大変心配だけども。

    468番目のマブ
    デュ「ハント先輩の初恋の思い出ってありますか?」
    ル「ウィ。今も世界の全てに恋をしているよ。愛がなければ美しく捉えることはできないからね!」

    何ていうか、この人の映像美の根本ってこれなんだろうな。
    世界は美しい!!!!!っていう感情が溢れて画面から出てくる感じ。

    469番目のマブ
    わかる。
    あの人の映画を見てから外に出ると、世界が一段階明るくなったみたいになる。

    470番目のマブ
    イ「ひぇっ、こ、この流れで拙者????? え、えぇっと、初恋といいますか。あの、その、初めての推しはがけもでして…。そ、それからずっと推し…」

    おおぉおお崖っぷちもいらす!!!!!

    471番目のマブ
    まあ初恋がアイドルとかアニメのキャラとかよくあるよな。
    ある意味でヴィル先輩だって映画の中の父親なんだし。

    472番目のマブ
    そして一番予想付かない人が来たんだが。

    473番目のマブ
    マ「僕の番か。…先日なのだが」
    エ「せんじつ」
    マ「百九十六回目の告白をスルーされた」
    デュ「え???????????」
    エ「お、同じ人に?」
    マ「彼女にしか告白したことはないからな」

    ちょっと待って???????????????????

    474番目のマブ
    言葉が少ないのに情報が多いんだけども!!!!!?

    475番目のマブ
    ヴィ「アンタ……(引」
    イ「それって、拒否ってるわけでは…」
    マ「拒否されては、居ない、はず、だ」

    声ちっちゃくなってるんだけども。

    476番目のマブ
    ってことはマレウス様は初恋からずっと一人の女の子に恋している???
    ここ二年の間に二百回近い告白とか言わないでね????

    477番目のマブ
    スルーされてるって、それもう回数が多すぎて挨拶と思われてるのでは

    478番目のマブ
    セクシーな俳優とか抱かれたい男とかトップに居る男に告白されてスルー…。
    でも初恋ってことは幼馴染だろうからそんなもんなのかな。

    479番目のマブ
    マ「この二十年近くで二百ならそう多くもないんじゃ…」
    ヴィ「多いわよ。っていうか普通なら一度で十分なのよ。もちろんあの子よね。あの子じゃ無かったらアタシアンタのことグーで思いっきり殴り倒すんだけど」

    ヴィル様wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    480番目のマブ
    思ったより武闘派だったwwwwwwwwwwwwwww
    っていうかヴィル様も知ってる子なのか。二十年ってすっごい子どもの頃からじゃん

    481番目のマブ
    デュ「え、……つ、付き合ってなかったんですか!!!?」

    デュースwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    482番目のマブ
    マ「…色気を出しても駄目だし甘えても駄目だし、壁ドンもやってみたがふらついたんだと誤解された」
    エ「手を変え品を変え…」
    マ「そろそろネタが尽き始めている」

    何だろう。あのマレウス・ドラコニアが恋愛で苦労してるとか…。

    483番目のマブ
    っていうか、考えてみたらドラコニア先輩って恋愛ドラマ出たことなくない?

    484番目のマブ
    幼馴染の子好きすぎてそっち断ってる感じなのか? 或いは恋愛演技下手…?
    ミステリの黒幕とか学園ものの生徒会長とか、あと人外系とか。泰然とした役多すぎて普通の恋愛ドラマだとどんな役になるのか想像できないけど。

    485番目のマブ
    でもレオナ様と絡むと殴り合うっていう。
    そしてそのレオナ様後ろの席で爆笑してんだけど。

    486番目のマブ
    こんな笑ってるレオキン今まで見たことねぇwwwwwwwwwwww

    487番目のマブ
    しかし恋愛経験値はお前も笑えないやつだぞっていう

    488番目のマブ
    レオナ様はほら、不可抗力だからさ!!!!!
    肉食系女子にはぐいぐい来られすぎてトラウマになり、草食系女子は恐れて近づかないって言う…。

    489番目のマブ
    しかしこれ、もしかするとセクシーな俳優トップ二人がDTの可能性…。

    490番目のマブ
    やめてさしあげろ

    491番目のマブ
    ヴィ「そこまで行ったらしばらく告白控えなさいよ。見てる分には好感度は高いんだから逆に何でくっついてないのか今の今まで不思議で仕方ないんだけど」
    エ「ぶっちゃけて行きますね…」
    ヴィ「学生時代からあれ見てるのよ。マレウスのファンなら察しがついてるんじゃない?」
    デュ「隠してませんもんね…」
    レ「けど外食にも連れてってやらねぇっていう」
    マ「外食は行くぞ。レストランを貸し切りにしたりして」
    レ「緊張が凄くて味しねぇって言ってたが」
    マ「なん、だと…?」

    マレウス先輩wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    492番目のマブ
    ドラコニア先輩のことだから高級レストランだろ?
    そこ貸し切りでご飯とか、一般人だったらそりゃ味わかんなくなるわ

    493番目のマブ
    ってかマレウス様の初恋の子、やっぱり学園卒業生なんだな。
    レオナ様も知ってるみたいだし。

    494番目のマブ
    ヴィ「アンタ愛が斜め上に重いのよ」
    ル「愛は素晴らしいものだが、与えすぎても花は枯れてしまうものだからね」
    マ「そんなに重くないだろう」
    イ「あの、ちょっとした好奇心なのですが。前回の彼女の誕生日には何を…」
    マ「服を贈ろうと店で彼女に似合いそうなものを全て買おうとして本人に止められた」
    ヴィ「あの子が常識を持っててよかったわ…」

    マレウス様ェ…

    495番目のマブ
    金銭感覚麻痺してんな…。
    確かドラコニア先輩って世界的大企業の社長の孫なんだよな

    496番目のマブ
    そうそう。親政治家だよな。事件で亡くなってるってのも聞いたことある
    幼馴染ちゃんに執着しちゃうのもそういうとこからかな…。
    二十年も一緒に居たら家族扱い?

    497番目のマブ
    レ「じゃあ、アイツに服を贈った初めての男はオレってわけか」
    マ「スーツは僕が贈ったぞ!」
    レ「仕事着だろうが」

    何で対抗してんだアンタらwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    498番目のマブ
    ちょっとwwwwwwwwwwww全国放送でこれ大丈夫なのwwwwwwww

    499番目のマブ
    ファン荒れてんだろうなって思ったらマレウス先輩の方のスレ「やっとぶっちゃけたか」みたいな穏やかな雰囲気なんだが聖人の集まりか何かなの????

    500番目のマブ
    レオキンの方のスレ大騒ぎだぞ。この間のデートの相手、マレ様の初恋の子だわ。
    ってことはチェカちゃんが懐いたおねえちゃんも同じ人でしょ?
    略奪愛…?

    あ、500ゲット。

    501番目のマブ
    マレウス先輩のファンはほら、マレウス先輩が幸せなら何事も許容範囲な人多いから…。
    荒れてる人は荒れてるんだろうけど、それで幼馴染ちゃんに何かあったらマレウス先輩ガチギレると思う。

    502番目のマブ
    愛が重いもんな。そして現在レオナ先輩が煽る煽る
    でも何故だろう。その取り合われる女性が欠片も羨ましくないんだ…

    503番目のマブ
    大変だろうなぁ、って感想が先に来る

    504番目のマブ
    あの二人はヴィル様が上手く制御してくれないかなぁ…。
    ってかあの二人を止められる面子がヴィル様くらいしか思い浮かばないんだ。

    505番目のマブ
    さっきの殴り倒す発言からずっと、止める(物理)ってなるんだが

    506番目のマブ
    女の子泣かせる男には容赦しない、って思うと好感度めっちゃ上がる。

    507番目のマブ
    しかしあの学園殴り合いは普通なの????
    一応芸能人排出数ナンバー2だろ。ロイヤルの方は暴力とは縁遠いのに。

    508番目のマブ
    だから悪役の戦闘シーン上手いのが揃っているのでは(震え声)

    509番目のマブ
    ヴィ「その馬鹿二人は放っておきなさい。で、アンタたちの初恋はどうなの?」
    エ「オレはホントふつーーーーっっに、クラスメイトの女子に告って撃沈しましたよ」

    エース撃沈させる女子居たんか

    510番目のマブ
    デュ「僕は近所のお姉さんでした。幼稚園の頃に頭を撫でてもらって。それが嬉しくて」

    あら可愛い

    511番目のマブ
    マブ二人でやっとホッとしたというか、ほか普通じゃないのが集まったというか
    抱かれたい男上位二人が残念系のイケメンだとバレたというか()

    512番目のマブ
    でも逆に人気上がってるっぽいぞ。
    何か親しみやすいって。

    513番目のマブ
    ワイルド&高尚だったイメージが好きな子巡って喧嘩する小学生男子になったからな
    ここまで全力でやってもらうとイメージダウンより面白いが先に来るかも

    514番目のマブ
    いっそラノベにありそうなセリフを彼女に言っていただきたいしモニタリングしてほしい。
    そして残念男子だけども顔が良い。

    515番目のマブ
    ちょっとwwwwwwwwwwwww副音声wwwwwwwwwwwwww

    516番目のマブ
    レオナ先輩とマレウス先輩の声ちっちゃくなったからマイク切ったんだと思ったけど副音声で続いていらっしゃるwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    517番目のマブ
    大丈夫なのこれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    レ「そういや、差し入れは美味かったかトカゲ野郎」
    マ「あれも貴様かキングスカラー…!」
    レ「あっつあつのあんまんだもんなぁ。護衛の奴らは美味そうに食べてただろ?」
    マ「く…っっ」

    仲良しじゃないかwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    518番目のマブ
    ※マレウス先輩は猫舌です

    519番目のマブ
    こんな悔しそうな顔のドラコニア先輩初めて見たwwwwwwwwwwwww
    しかし猫舌に出来立てのあんまんとかキングスカラー先輩非道なことを…

    520番目のマブ
    ついすてったーっで話題になってんだけど、レオキンの買ってったあんまん、冷めても美味しいお店のらしいよwwwwwwwwwwwwww

    521番目のマブ
    やっぱり仲良しじゃないかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    522番目のマブ
    どうしよう主音声が入ってこないwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    523番目のマブ
    エ「先輩方ー! そろそろ次の話題移りたいんですけどー!」
    デュ「えっと、次(ごそごそ)『好きな人へ贈りたい一言』なんですけども」

    これ、多分カメラに向けてのファンサのつもりだったんだと思うんだが。
    マレウス先輩固まったぞ。

    524番目のマブ
    ドラコニア先輩のスレが『もう公開プロポーズしてしまえ』って祭りなんだけど。
    何なんだあのファンたち…。

    525番目のマブ
    推しが二十年片思いしてる上にスルーされてても諦めないのを見てたらそうなるのかも…。
    あとマレウス先輩ってお姉さまやおばさまなファン層多いらしいから保護者枠なのでは。

    526番目のマブ
    レオナ先輩との中学生デートの子だとすると、銀髪の美少女らしいよな。
    美少女ってか、ジャミルアナと同じ年っていうから成人とっくにしてるけど。

    527番目のマブ
    エ「またトレイ先輩からでいいっすか?」
    ト「おいおい。俺は役者でも何でもないんだぞ」
    デュ「でも先輩、歌ったりするじゃないですか」
    ト「その話は本当にやめろデュース」

    真顔wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    528番目のマブ
    歌出してんの????
    いつもニコニコのトレイ先輩の真顔とかレアだな…。

    529番目のマブ
    前に罰ゲームで即興詩というか自作の歌を歌わされたことあってな。
    何というか、独特だった。
    授業の一環で寮ごとに動画を作るやつだったからまだTwitubeにあるぞ。

    530番目のマブ
    あれはディアソムニアがおかしいことになってたよな。
    突然マレウス様のバイオリンに合わせて全員が歌えるってどういうことなの???
    ソロの女の子すっごい可愛かった。

    531番目のマブ
    あそこはほら、ミュージカルが日常で始まってもおかしくないから…。
    日常生活をお届けします、って各寮の紹介で中庭で戦闘訓練してたからな。
    多分殺陣だとは思うけども。

    532番目のマブ
    だから演劇とかミュージカル方面はディアソムニア出身多いんじゃね?
    歴史ものとか悲劇系とか異様に上手いとか。
    古典劇はハーツラビュル出身のリドル・ローズハートも凄いけど。

    533番目のマブ
    騎士道ものもエキストラ結構入ってるみたい
    学園に募集掛けると体幹綺麗で鎧着こなせるのディアソが圧倒的らしいよ
    次点ハーツ

    534番目のマブ
    剣に選ばれた王の映画この間やってたけど、割と出身者いたもんな。
    そしてマレ様は最後に王を殺す呪われた王子って言う。
    『愛など、私には最初から与えられなかった』って最期に嗤うシーンで泣いた。

    535番目のマブ
    地上波放送終わったから言うけどもあれは王子悪くないわ。
    予言に振り回されて周囲から迫害されたら悪堕ちするわ。
    愛を貰いたかった父を殺して自害って報われない役上手すぎだろドラコニア先輩…。

    536番目のマブ
    ト「…君のために毎日ケーキを作りたいんだ」
    ケ「トレイくん、それ絶対実際の女の子に言っちゃ駄目だからね」
    ト「え」
    ケ「カロリーとかカロリーとかカロリーの点で」

    料理研究家っていうかパティシエとしては大正解なんだけども

    537番目のマブ
    毎日トレイ先輩のケーキとか天国だけども体重計を捨てるところから始めねば…

    538番目のマブ
    一人の為に作るってことは多分ホールケーキだから、カロリー消費って何時間かかるんだろうか

    539番目のマブ
    ケ「君専用のアルバムを作りたいから、隣に居てくれませんか」
    デュ「写真家ですもんね…」
    ケ「好きな子の場合、思い出そのものがアルバムになっちゃうだろうしね」

    記憶のアルバムかー。
    不意に思いだす日常の一コマっていいよね。

    540番目のマブ
    エ「レオナ先輩お願いします!」
    レ「………(にやり)ワルイこと、教えてやろうか」

    色香が!!!!!!!!怖い!!!!!!!!!!!!!!!

    541番目のマブ
    そしてそれ正解が「ニンニク背油マシマシラーメン大盛り」なんでしょ知ってるwwww

    542番目のマブ
    デュ「それキングスカラー先輩の滑らない台詞とかなんですか?」

    デュースちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    543番目のマブ
    レ「この間から何か知らねぇけど言ってくれって言われる」
    エ「あれだけ騒ぎになればそりゃそうでしょ…」

    下に注釈出たwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
    『悪いこと=ニンニク背油マシマシラーメン大盛り』と答えた女性が居るとかその情報知らん人が見たら困惑するだろwwwwwwwwwwwww

    544番目のマブ
    しかし実際この色香を、しかも壁ドンで言ったとかどっかで言ってたな…。
    何で揺らがないんだ幼馴染ちゃん。

    545番目のマブ
    マレウス様が好きだからとかなら純愛なんだが、スルーしてるんだよな…?
    マレウス様の色香に慣れ過ぎて普通のことだと思ってらっしゃる???

    546番目のマブ
    エ「ヴィル先輩期待してます!!!」
    ヴィ「特別サービスよ。普段は一人だけに愛を囁くなんてしないんだけど」
    デュ「ファンのみんなを愛してるって公言してますからね」
    ヴィ「…胸を張って顔を上げなさい。貴女は、世界で一番美しい」

    ヒェ

    547番目のマブ
    ヴィル様が誰かを美しいって言うの初めて聞いたぞ…

    548番目のマブ
    ヴィル先輩にとって愛はそれだけ苛烈ってことなのか
    そして真顔で手を差し伸べるヴィル様が美しすぎて息が止まる
    あと静かにルーク先輩が至近距離で小型カメラで撮ってる

    549番目のマブ
    ちょっとwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
    映画監督のサガか何かなの??????

    550番目のマブ
    デュ「…ハント先輩」
    ル「すまない、つい。ヴィルの美しい姿は全て収めたいのでね」
    エ「ちょっとわかりますけども、そんなルーク先輩の番です」
    ル「Sans toi, les émotions d'aujourd'hui ne seraient que la peau morte des émotions d'autrefois」
    デュ「……………………………はい?」
    ル「君が居なければ、私はただの愛の抜け殻になってしまう。という意味だよ」

    そうだこの人輝石の国出身だったわ。ヴィル様もだけど。

    551番目のマブ
    さらっと息をするように愛の言葉言ったな…

    552番目のマブ
    デュ「シュラウド先輩繋がってますかー?」
    イ「ヒェ。せ、拙者のことなんて忘れて。リア充の気配もない陰キャに愛の言葉を囁けとかなんですかなその非道。ホリデー爆発しろとかじゃダメ?」
    エ「それ、好きな子に向ける台詞じゃないでしょ」
    イ「………君が、僕の最推しです。………無理!! 拙者だとこれが精いっぱい!!」

    ちょっとわかる…。

    553番目のマブ
    しかも輝石の国出身の二人の直後だもんな…。ハードルが大変なことに。

    554番目のマブ
    そして一番心配な人が最後に来る。

    555番目のマブ
    555をゲットしつつ見守る
    デュースちゃんを見るはずだったのに今回色々を気になり過ぎて

    556番目のマブ
    マ「……………………好きだ」

    うわーーーーー!!!!!!!
    うわーーーーーーーーーーーーー!!!!!!?

    557番目のマブ
    あのマレウス・ドラコニアが顔真っ赤なんだけど!!!!!?
    口元手で隠したけど、首とか耳も真っ赤…。
    え、どんだけ好きなの幼馴染ちゃんを…。

    558番目のマブ
    っていうか幼馴染ちゃん見てるーーーーー!!!!!!?
    今君のためだけにマレウス先輩が好きって言ったからーーーーー!!!!!

    559番目のマブ
    デュ「こ、…れで、駄目なんです?」
    マ「うん」
    エ「めっちゃめちゃ正攻法直球でグッとくると思うんすけど…」

    もうマブも隠さなくなったなwwwwwwwwwwwwwwwww
    真っ赤な顔パタパタお手々で仰いでるマレ様なんか可愛いぞ…

    560番目のマブ
    デュ「ちょっと正直僕もドキドキした。恋愛ドラマやるとき参考にしたい…」
    エ「お前純愛系の役どころ来そうだもんなー」

    デュースくんがこんな感じで「好きだ」って言ったら私死ぬわ
    あと相手役のオーディション公募になりませんか応募するんだけど

    561番目のマブ
    エ「まずデュースくんは女の子とまともに話せるとこからだけど」
    デュ「台詞があれば行ける!!! ……多分っ」

    多分かい

    562番目のマブ
    このイケメン顔で女の子と話すの緊張するとか可愛いの権化か…
    だがそこがいいのでもうちょっと女の子苦手なままでいて欲しい

    563番目のマブ
    エ「そしてそろそろ時間ですね」
    デュ「今日はいつもより濃かったな…」
    エ「イデア先輩とマレウス先輩が揃ってるからもう期待してる人もいるかもだけど、『竜の戯れ』続報です!!」
    デュ「どうぞ!!」

    映像始まった!!!!!!!

    564番目のマブ
    街から少し離れた小さな山。そこに東国っぽい感じの小さなお社がある。
    赤竜の国の建物かな? 守り竜とかいるらしいねあの国。
    お社までの階段を一気に駆け上がるデュースくん可愛い。

    デュ「今日からこの街でお世話になります。よろしくお願いします」

    街を守る神様にご挨拶に来るんだよね。
    階段をまた走って降りていくデュースくんの背を見つめる、異国の衣装の美丈夫。

    マ「……面白い縁を持った者が居るものだな」

    ちょっと悪い顔で笑ったけど原作悪い顔って書いてあったかなー。
    それとも伏線になるんだろかこれ。

    デュ「僕じゃない!」
    エ「お前凄いじゃん! 何でわかったの?」
    デュ「えっと、…あなたは?」
    エ「趣味で手品やってるからさー。…何か、違和感って言うのわかるんだよね」
    デュ「僕にしか、見えない…」
    エ「好きでこんなこと、やってんじゃねーっての」
    デュ「どうして、…っこんな、酷いことを」

    台詞と一緒に色んなシーンが映し出される。

    マ「人の子よ。絡んだ糸を解き、真実を白日に晒せ」

    マレウス様の声と共に水の波紋みたいな動きで浮かび上がるタイトル。
    『竜の戯れ ~竜と鴉と影法師~』

    565番目のマブ
    サブタイ発表来たーーーー!!!!!!!
    え、原作全部持ってるけどこんなタイトル知らない…。

    566番目のマブ
    エ「1巻を元に、原作はイデア先輩の書き下ろしです!」
    デュ「シュラウド先輩本人から解説してもらいます!」
    イ「え、えっと。元々考えてたネタがあったんだけど本にするには短編過ぎてかといって短編集に入れるのもちょっと違ったというかもうちょっと推敲したいから仕舞いこんでたっていうか。だから実は一巻にはちょっとだけ主人公が竜に憑かれた後に空白の期間があって、今回はその辺のお話。探偵と怪盗が仲良くなるまでのお話ですはい。…えっと、入場特典が、原作小説」

    映画館初日の初回に予約するわ

    567番目のマブ
    ホントだ。1巻一ヶ月くらいまるっと抜けてるわ…。
    マブは入学式で一緒のクラスになっていきなり距離詰めたと思ってたけど一ヶ月に何があったんだ。

    568番目のマブ
    今からワクワクして来たぞ
    来年春かー

    569番目のマブ
    今日のトレンドほぼこの番組だな。
    映画ヒットするだろうから続編祈願しよう。

    570番目のマブ
    エ「それと、オレら主演の土ドラ。次回第四話は!」
    デュ「何と! ゲストにヴィル先輩が出ます!!!」

    NRC二年先輩s俳優揃ったな!!!!!!

    571番目のマブ
    予約DVDじゃなくてブルーレイにしなきゃ…

    572番目のマブ
    デュ「今回は珍しい感じの役ですよね」
    ヴィ「そうね。新たな魅力に気付いてくれると嬉しいわ」
    エ「オレらも見たことない形のヴィル先輩だったので、期待してください」

    そしてエンディング。
    いつもトーク面白すぎて時間早いけど、今日ほどもっと見てたい回はないわ…。

    573番目のマブ
    次週は特別番組でお休みかー。

    574番目のマブ
    あ、次回は一年先輩組特集だって!!!

    575番目のマブ
    また高画質で録画せねば…



    中継が終わりそそくさとホテルに帰って手早くシャワーを浴びるとイデアはそのままベッドに倒れ込んだ。
    「疲れた…」
    もう出たくない。学会もホログラムじゃダメですか。
    ころりと寝返りを打って、時計を見る。まだ眠るには早い。
    「しかし、マレウス氏とレオナ氏のやり取り完全にラノベでしたな。あれ取り合われてるのシルバー女史でしょ。彼女うちの寮生たちにもファンクラブありましたからな。ヲタにも優しい姫騎士が現実に存在するとか」
    イデアの書くものは基本サスペンスホラーかSFである。ラノベは読み専であり、今まで手を出したことはなかった。
    まぁでも、その、右手が疼く()。ネタが降りてきちゃった的な意味で。
    「ぺ、ペンネーム変えてちょっとだけ小説サイトに投稿するだけだから。一話だけだし」
    『ネクラ侍』と。小説を読むために登録したアカウントを引っ張り出す。
    「えっと、ヒロインは魔王様に育てられた純粋なエルフの姫君で、それを魔王様に敵対する獣人の王子様がちょっかい掛けて悪いことを教えようとするんだけどもその悪いことのハードルが劇的に低すぎていっそ心配になるレベルで…」
    夜中のアイスとか。寝転がってポテチを食べるとか。
    何か凄くシリアスで悪堕ち(予定)させられる姫君を巡る魔王様と獣人の王子の台詞は先程のマレウスとレオナそのものだ。
    「やっぱり拙者天才かも…」
    気付けば空は白み始めていた。
    しかし、一話目書き終わってしまった。
    「投稿、と。…ふぁーあ……。三十分だけ、寝る…」
    かちり、と投稿ボタンを押して寝た彼が起きたのは三時間後。
    悲鳴を上げつつ学会の準備をして遅刻ギリギリに会場に滑り込んだイデアは知らない。
    勢いとノリで書き上げてしまった小説がバズっていることなど。
    イデアのメールアドレスに続編依頼と単行本化の打診が入るのは一ヶ月後のこと。
    更にその作品が憧れの人気声優を起用してのアニメになることなど、今のイデアには想像もつかないことであった。
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