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    IgyBubu

    成人腐 月鯉

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    ショタ之進注意

    #月鯉
    Tsukishima/Koito

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    じぇひ

    DOODLE月鯉 書きたいとこだけ
    7/11 加筆
     涙も美しいのだな、と眼前でしゃくり上げている男を見つめる。彼の長い睫毛を濡らすそれは朝露のようで、きらきら輝く様は彼の目を一層魅力的にするアクセサリのようだった。大きな雫となり輪郭を滑り落ちていくので溢れてしまっては勿体無いと拭い取ってやる。それでも流れ続ける涙の粒はやがて一筋の川の様になっていった。拭き取るだけでは追いつかなくなって、軽く舐め取る舌に広がる塩味は、痺れと共に確かな甘露ものせて味覚を刺激した。根源ごと吸い取ってしまおうか、と眼球に舌を這わせようとしたところで鯉登が目を見開いたので大きな瞳が露わになる。涙で濡れたそれは、かつて故郷の地で見た海。或いはかの人を、またはあの人を呑み込んでいった溟渤のようだった。ゆらゆらと強い輝きを放ち熱を持ちつつこちらを見つめている。なかないでください。と、言うとお前もだ、月島と言いべろんと瞼ごと舐められた。少し瞼がひんやりとして、また熱い流れができてようやく自分も涙を流していることに気がつく。ツン、と脳をつんざくような刺激が電流の様に鼻奥を駆け上がる。枯れたと思っていたのに。そう思っていたからこそ言われるまで気が付かなかったのだ。大切な物を、尊い物を諦めて進む道の途中に置いてきたからこそ染みついた鈍感さだった。喉が締め付けられる様に収縮するのが酷く苦しい。堪えきれずにえずくと泣くなぁと自分よりも大きな声でわんわん泣いている鯉登につよく、強く抱きしめられる。
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    zeana818

    MAIKINGベッターにも1、2、は公開してたんだけどこれは書き切りたいなあ〜って思って3まで書いた。リーマンの月とJK鯉ちゃんです。JK鯉はイキのいいセーラー服祓魔師で、押しかけ女房志望。※女体化注意
    剣の娘と月と猫 1 月島は、目の前で繰り広げられている光景を、頭の中で整理しようと四苦八苦していた。
     会社から帰るいつもの道である。月島のアパートは都内の勤め先から地下鉄で四十分ほど、駅から歩いて十五分ほどだ。抜群とは言えない立地だが、独りで暮らすには充分以上に広く安価なのが気に入っている。
     奨学金で大学に通い、中堅どころの商社になんとか就職して早や八年。帰宅は大概夜遅くて、人通りも少ない。途中のコンビニで夜食や酒のつまみを買い、それをぶら下げて歩いていると、ふらりと猫が目の前に現れる。
     右目が潰れた黒猫だ。
     いつも、何か分けてもらえないかと足元に絡みついてくる。月島が買うものは何しろ酒のつまみが主なもので、分けてあげられるような食べ物がない。弁当の白米を少しあげるくらいだ。かと言って、猫缶をわざわざ買ってやるのも気が引けていた。そんなものを買ってやったら、飼ってやらねばなるまい。月島のアパートはペット禁止であった。
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