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    marushu_tw

    @marushu_tw

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    ☆Тайно следовать

    マンスリー左寂お題企画(@319_1month)様のお題で書いた左寂です

    #左寂

    『千年砂糖を手に入れたのだけど……』
    「またかよ?!」
     電話の向こうから聞こえてきた寂雷の台詞に、左馬刻は驚きの声を上げた。
     千年砂糖とは、流通が少なく滅多に手に入らない希少な砂糖…のはずなのだが、何の巡り合わせか、寂雷の手元に来ることが多い。左馬刻がお裾分けを貰い、それを理鶯に渡したのはつい先月のことだ。
    『どうも縁があるようだね。それで、病院の子供たちにお菓子でも作ろうか、と思ったのだけど、私はお菓子作りは慣れていなくて。良ければ手伝ってくれないかな』
    「まあ、それくらいお安いご用だ。いつがいい?」
    『十三日は午前中までだから、午後からどうだい? もちろん、そのまま泊まってくれて構わないよ』
    「十三の午後な、りょーかい」
     電話を切った左馬刻は、この前使った合歓のレシピ本は何処にしまったか、と記憶を辿りはじめる。
     
     ――二月十四日の朝、「君に、一番最初にあげたくてね」との言葉と共に、一緒に作ったクッキーとは別の、ビターチョコブラウニーを渡されることを、左馬刻はまだ知らない。
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