監禁+カニバ+少しの嫉妬目が醒めると、そこは暗く冷たい石牢の中だった。
「...え」
脚に違和感を感じ目を向けると、左脚が付け根から無くなっていた。
「ッ」
痛みはない。がその衝撃に喉が引き攣った。
「おはよう御座います」
牢の外。
鉄格子の向こうで笑うスノウさん。手には血塗れの斧。笑みを称える口元は真紅に染まっている。
「...スノウ、さん」
「嗚呼、これに御座いますか貴方が悪いのですよあんなどこの誰ともわからぬ輩に心奪われ一瞬でも私から目を放した貴方が」
だから自分の側から離れぬよう脚を切り離し喰らったと、とても美味だったとスノウは悦に浸り微笑んだ。
その笑みにずくりと下半身が重くなる。膨らんだ下腹部に舌を這わせ、スノウは目を細めた。
343