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    rinngo6363

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    rinngo6363

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    アテンション!
    この話はTwitterで妄想した内容を書き起こした物です。ランディとロイド君を武器の擬人化的な感じで
    (ランディ→ベルゼルガー。ロイド君→ゼロ・ブレイカー)てな感じでご都合主義((←あと色々と設定盛り盛りした感じで原作とはかけ離れてるので苦手な方はUターンをば…∩^ω^∩

    #零の軌跡
    zeroTrails
    #碧の軌跡
    azureTrail
    #ランロイ
    lanroy.
    #ランディ
    randy.
    #ロイド
    lloyd.
    #ガイ
    guy
    #武器擬人化
    weaponAnthropomorphization

    つくもかみ簡単設定
    付喪神とは長い年月を経て道具や物に精霊が宿った者(日本記述通り)ここからは更に設定を考えて…
    使い手によっては強力な精霊が宿り、所有者の力を増量し強くなる。所有者に近い形となり精霊の性格も合わせて相性の良い者と絆が結ばれば更にシンクロ率も高くなり人間の身体能力も向上する。

    世界観としては軌跡に近い感じ(←
    キャラとか色々と崩壊というか妄想の妄想なので目を瞑ってクレメンス

    『上』
    ………………
    「兄貴!もう出勤の時間だぞ!」
    「うーん…あと5分…」
    「そんな事してたら朝飯食べれないぞ」
    「そ、それは困る!起きる!!」
    ベットから勢いよく起き上がった男は少年に呆れられながらも何処か嬉しそうにして男をリビングへと連れて行く。一見、仲の良い兄弟に思われるが彼らは血縁者では無い。
    男の名はガイ・バニングス。クロスベル自治州の捜査一課所属の上級捜査官であり彼の愛用のトンファー『ゼロ・ブレイカー』に宿る精霊、ロイドの所有者でもある。
    「んーやっぱりお前の作る飯は美味いな」
    「お立てても何も出ないぞ」
    彼、ロイドを自分の弟の様に溺愛している事から周囲には生暖かい目を向けられているが彼らは特に気にしている訳でも無く、こうしてどちらが上なのか分からないぐらいにガイはロイドに対して敬愛しており何かあると過保護になる事が偶に傷である。
    「よし!んじゃ行くか!ロイド」
    「はいはい。今日は確か軍の人達と共同訓練なんだっけ」
    「おう、どうやら腕の立つ奴らが多いそうだ。ロイド、怪我はくれぐれもしないでくれよ」
    「それは兄貴の方だろ。武器である俺を守ってどうするんだよ。」
    「いやしかしだな」
    「もう、兄貴の方こそまた怪我したら俺怒るからな」
    精霊であるロイドはフヨフヨと飛びながらガイに説教を始める。彼はいつだってロイドに対して過保護で武器であり防御にもなる自分を守ろうとするものだから他の人や精霊からも何度も注意してもガイは直る事は無く生傷が絶えないのだ。精霊は頑丈で容易く怪我もしないからと言っても聞かないのも毎度の事でも言い聞かせているロイドも曲げる事は無く、仲が良いのか何とやら…
    何やかんやで職場に着きミーティングを終わらせて共同訓練に協力する兵達が紹介される。名を『赤の星座』フリーで各地を廻る彼らは選りすぐりのエリートであり、その道のプロだ。面々の表情は固く修羅場を括っている。リーダーであり『闘神』と呼ばれる男、バルデル・オルランドの隣に興味無さげといった同じく赤毛の青年が立っていた。
    「初めまして、1ヶ月君達を扱く事になったバルデル・オルランドだ。…闘神と呼んで貰っても構わん。そして、この怠そうにしているのは俺の得物のベルゼルガーと精霊のランドルフだ」
    「まぁ…よろしく」
    「コラ。もっとちゃんと挨拶せんかい」
    「うるせぇ、精霊の俺に人間の縛りを付けんじゃねぇよクソ親父」
    「何だと!それでも主人の態度か?!何度言えばわかるんだお前は!」
    今にもバトルが始まるかとヒヤヒヤしながらもガイが2人を制止をする。
    「まぁまぁまぁ2人とも落ち着きなさいな、な?」
    「「……ふん!」」
    「は、はは…」
    (仲が悪いのか良いのか…分からない人達だな)
    何とか喧嘩を止め、本題に戻り互いの挨拶をそこそこに訓練が始まる。
    「本当は殺り合えと言いたい所だが、上の命令でお前たちを死なない程度に徹底的に扱くつもりだから精々死ぬなよ?ヒヨッコ共」
    緊張感と覇気に怖気つくも赤の星座の兵達との組手から模擬試合まで様々に行われる。
    「おい、そこのお前」
    「ん?俺ですか?」
    「そうだ。お前は直々に俺が扱いてやる」
    「え、ど、どうしてまた」
    「闘神である俺に怖気つく事も無く制止した事に気に入ってな。特別に指導してやると言っている」
    「は、はぁ…ではよろしくお願いします」
    トンファーを構え、闘神バルデルを向かい合う。先程の雰囲気と変わり死神に睨まれているかの様に冷や汗が止まらない。
    「兄貴、気をつけて…この人、手加減って言っても骨の一本、二本は軽く」
    「よそ見は厳禁だぞバニングス!」
    「っ!!」
    一撃目はトンファーで流すも蹴りを溝落ちに入れられ体制を崩れた後、瞬時に彼のベルゼルガーが降り掛かる。
    「兄貴!!」
    ロイドが機転を効かせてガードするも重い打撃に軋む音が鳴る
    「クソっ!ロイドっ…!」
    (このままじゃゼロ・ブレイカーの耐性がっ…!ロイドが…!)
    「武器に情を移しては戦場には立てんぞバニングス。」
    「うぉぉぉぉ!!!」
    ベルゼルガーを押し退けバルデルに渾身の一撃を撃つも効いてる素振りは無く、膝蹴りをくらいガイは意識を失う。
    「あ、兄貴っ…!くっ…」
    ギリと涙目でバルデルを睨むロイド。力も技術も何もかも上の彼らに敵うはずも無く警察官達は次々と倒れこむ。あれだけ喧嘩ばかりしているバルデルとランドルフだったが戦いの中では息のあったコンビネーションに驚きが隠せないでいる。精霊としても未熟なロイドにとって歯痒いものだった。
    「へぇ、親父に一撃当てるなんてな」
    「まぁ、まだまだだがな。ふむ、警官にしておくには勿体ない逸材だ。是非とも欲しいものだ」
    「あ、兄貴はあげないからっ!!」
    「…そこの精霊、見た所トンファーは普通の物の様だな。なのになぜお前が宿っている」
    「お、俺は…」
    ベルゼルガーも他の兵達や警官達も武器は特別製の物であり、ガイの持っているのは平凡な武器である。本来、精霊が宿るには特別なクォーツが必要であり元来クォーツが付いてないのにも関わらず精霊が宿るのは稀に見ぬケースであり一時期は大騒ぎをしていたが特に強くも無く、精々普通の武器より頑丈なだけが取り柄のロイド。だからなのかガイはやたらと過保護になってしまうのだ。普通とは違う、ただ大切に使っていたゼロ・ブレイカーから生まれたロイドを壊れない様に、死なせない様にと…
    「お前では無く、もっと強い武器を持てば」
    「大きなお世話だ!」
    血反吐を吐きながらも立ち上がるガイに涙目で支えるロイド。
    「俺はコイツ以外使う気は毛頭ない!」
    「ならば壊すまで」
    「おいクソ親父、趣旨変わってるぞ」
    ベルゼルガーから人へと変わる青年、ランドルフが現れその場を制する。
    「ベルゼルガーに戻れランドルフ」
    「ここにいるのは仕事でスカウトじゃねぇ!頭冷やしてこい」
    「…興が冷えた」
    バルデルはそう放ち訓練場から立ち去る。はぁとため息を零しロイド達に面と向かい謝罪する
    「すまねぇ、あのクソ親父、自分の気に入った奴には容赦しねぇから」
    「あ、ありがとう、えと」
    「ん?あぁ…まぁ気軽にランディって呼んでくれ。それより、そいつ大丈夫か?顔が真っ青だぞ」
    「え、あ!本当だ!兄貴大丈夫か?!」
    「へ、平気…じゃ…ない…かも…」
    「多分、肋骨折れてるだろ。早く医務室連れて行ってやれ」
    「は!」
    ガイは兵達に担ぎ込まれ、その場にはロイドとランディが取り残される。
    「それと…お前もヒビ入ってるから修理してもらえよ」
    「うん…そういや俺名乗って無かったな?俺はロイド。改めて止めてくれてありがと、ランディ」
    潤んだ瞳にニコリと微笑むロイドに一筋の矢が心臓を撃ち込まれる音がした…気がするのは俺だけだろうか?とハテナを飛ばすランディは停止するも、すぐさまに頭を振って
    (いやいやいやいやいや!そんな事はねぇ!俺が男の精霊相手に!!!)
    「どうしたんだ?」
    「な、何でもねぇよ」
    運命のイタズラか又は…

    ー続ー
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