555☆quiet followDONE囚われてるようで自由で、不純で不格好でもそれを愛と呼べる幹部軸のふたりの話です。PASS:攻さんの身長 Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 555REHABILIコミュニケーション不全を起こした状態のまま年を重ねた幹部が、一緒に居るために遠回りしたり自分殺しきれなかったりで迷走する話です。※名ありの権兵衛(♀)が🐶と絡みます。ワードパレットをお借りしてます。ミッドナイト恵比寿 繁盛期を過ぎてスケジュール進行が緩やかになりつつあり、これまで接待以外で飲みに行くのを自粛していた幼馴染が職場に顔を出したのは、壁の時計が丁度午後六時半になった時だった。 「銀座に飲みに行こうぜ」 まだ事務作業をしている社員の前を通り過ぎ、自分のデスクに腰掛けるなり夜遊びの誘いをかけるのに溜息が漏れた。オレが営む清掃会社は九井一が営む金融会社の子会社にあたる、この場に居る全員がそれを知っているため男がどんな態度を取ろうとどんな言動をしようと肯定する以外の選択はない。しかし、今日ばかりはタイミングが悪い。先約があっても優先すべきは九井一だが、飲みに行くだけなら多少の言い分は通る。幼馴染が断るなら、オレはそうかと頷き丸く収まる。 8258 555DONE囚われてるようで自由で、不純で不格好でもそれを愛と呼べる幹部軸のふたりの話です。PASS:攻さんの身長 10825 555DONE梵天軸で亡霊にならなかった者と亡霊にならざるを得なかった者という話です。来たれ、甘き悪夢よ 彼岸が近付くと夏の暑さが嘘のように冷え込み、長雨続きで体調を崩した。微熱程度なら大したことないとバイクの整備をしていたら、作業中に流しているラジオから響く厳粛な声が脳内に入り込むと視界が異様な光で明滅した。気付くと引っ繰り返って天井の照明が見えた。眩い光に網膜が焼き切れそうになりうつ伏せになって、詰まった息が喉から這い出す。は、は、荒くなる呼吸に伴い吐き気が込み上げた。次の瞬間、吐瀉物を床にぶちまけた。頭が混乱しているのに、胃の中にものが入ってなかったせいか掃除は思ったより楽だな、なんてどこか他人事の感想を浮かべて、雑巾はと声を漏らせばレジに居たドラケンが慌てて傍に駆け寄ってきた。 「バカか、そんなのあとだ」 7226 555DONE幹部軸に続く二十歳の二人の話です。 6437 555DONE共有する幹部の二人の話 11289 555DONE梵天軸のふたりが、寒い日におでんを食べる話です。冬至の救難信号 枕元の携帯の振動に、ゆっくりと瞼を開く。見慣れた天井を暫く眺めていたが、鼻や耳が痛むのにもぞもぞと布団の中に逃げ込む。喉が痛むから寝る前に暖房を切ったが、渇きがないのは良くても顔の至る部分が冷たくなっていて、布団から離れがたい気持ちが湧くのは考え物だと身じろぎをする。 仕事に行かなくてはいけないから、何時までもこうしてはいられない。意を決して体を跳ね起こすと毛布を羽織って、ヒーターの電源を入れる。送風口から吐き出される暖かい風で足を炙り、体が温まってきたところで洗面所へと駆け込んで、顔を洗う。冷たい水は針のように刺さる感覚に震えながらタオルでざっと水気を拭うと歯磨き粉を乗せた歯ブラシを口に突っ込み、部屋へと引き返す。リモコンでテレビの電源を入れると歯を磨きながら、垂れ流れる映像に目をやる。丁度、生活ニュースが終わり星座ごとの運勢の映像に切り替わる。別に信じちゃいないが、自分と幼馴染の星座を目で追ってしまう癖が出来たのは何時頃からだったか。 6604