rikuri_dp @rikuri_dpダイ大のダイポプ話、表には置かない落書きなど ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 5
rikuri_dp☆quiet followTRAINING現パロダイポプ(1922) R18「夏の終わり、君との始まり。」の二年後、ポプ視点※ガチでいたしてます。※パスワード 18歳(高校生除く)以上ですか? yes/no Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow rikuri_dpDONE2024年1月~5月分 6 rikuri_dpREHABILI #勇者にかける魔法4月『桜吹雪』、『新しい場所、新しい生活』、『これからもよろしく』現パロダポ『夏の終わり、君との始まり。』からつながる話です※年齢操作あり、20×23を想定しています(全年齢)サクラ、サク。 うす曇りの空の下、桜の花びらが舞っている。 旧校舎裏に広がる桜並木を歩いていたダイは、音を立てて吹き抜けた花風に顔を上げた。ふだん人けがなく陰鬱な雰囲気をまとっている建物群も、新学期を迎えた今はどこか華やいで見える。大学構内だけではなく街中の桜が一斉に芽吹き、色づいて、辺り一面ピンク色に染まっているためだろうか。ダイ自身もいつになく夢見心地だった。足元が定まらず、ふわふわと漂った気分のままで落ち着かない。 ダイはほうっとため息をついた。雨が近いのだろう。浮ついた気持ちを抑えたくて吸い込んだ空気は、蜜のように重く肺に絡んだ。 「おー、ダイじゃねえか。どうしちまったんだよ、ふぬけた顔しやがって」 背後からかけられた呆れまじりの声には聞き覚えがあった。ゆっくり振り返ると、思っていたとおりの若い男が立っていた。腰まで届く銀髪を揺らして歩み寄り、気安い様子で肩を並べてくる。 2773 rikuri_dpMAIKING『インソムニア』5年後の魔界編捏造 ダイポプとある場所へと潜入するポップと、それを止めたいダイの話(プロローグのみ)※既に致している二人です。あけすけな会話をしているので、念のためのR-18※名前付のオリキャラが登場します。インソムニア「だめだ! 絶対に許可できないっ!」 「耳元で叫ぶんじゃねえよ。聞こえてるっつーの」 その口論は軍議の最中に始まった。 ポップは、耳を押さえながら居並ぶ面々を見渡した。普段は食堂として使用されている大広間には、種族、姿形も様々な者たちが集っている。中央の長机には主だった魔族の将たちが着席し、広げられた地図を前に議論を交わしているところだった。椅子の数は限られているため、あぶれた者、そもそも座れないものたちは、壁際で退屈そうに会議の行方を見守っている。 ダイ達が拠点とするまで、この地は赤黒い角を持つ魔族の支配下にあった。透明度の高い大窓や精緻なレリーフからは、かの魔族が大魔王バーンの勢力下にあっても一定以上の地位を築いていた様が見て取れる。 6966 rikuri_dpTRAINING現パロダイポプ(1922) R18「夏の終わり、君との始まり。」の二年後、ポプ視点※ガチでいたしてます。※パスワード 18歳(高校生除く)以上ですか? yes/no 10791 rikuri_dpREHABILI現パロのダイポプ17×20です。※全年齢ですが、それっぽい会話があります。夏の終わり、君との始まり。 昼過ぎからの曇天は、日が沈む頃には叩きつけるような豪雨へと変わっていた。大粒の雨を伴う強風が洗面所の小窓を揺らしている。 しとどに濡れた髪をタオルで拭きながら、ダイは細く開けた窓から厚い黒雲を窺った。今日は一日快晴との予報だったため、すっかり油断してしまっていた。外に干した洗濯物は全滅で、傘を持たずに外出したダイも濡れ鼠である。 「じいちゃん、怒るだろうなぁ」 同居する祖父ブラスの怒り顔が目に浮かぶ。町内会の会合があると言っていたが、そろそろ帰宅する頃合いだ。洗濯物は仕方ないとは言え、全身ずぶ濡れの姿を見られたら最後、家の中なのに雷を落とされてしまう。注意力が足りない証拠だと、いつものように孫の手でぴしりとはたかれてしまうだろう。 7620