腐男子ナツくんナツは時々猫のようにじっと何かを見ていることが多い。
「ナツ、何見てるんだ」
「なんだっていいだろ」
このように、今日もロキと駄弁っていたグレイをじっと見ては、なんでもないと言う。
その光景を見ていたルーシィは確信した。
ナツは……腐男子だと!と。
そして、ナツに話しかけた。
「ねぇ、ナツ?」
「ん?どうしたルーシィ」
「あんたさぁ……」
「うん」
「BL好きよね!」
「えっ!?︎なんで知ってんだよ!!︎」
「やっぱりねー!そうじゃないかと思ってたわよ〜」
「くそ〜バレちまったか〜」
「あたしにはお見通しよ!」「まあ別に隠してなかったけどな」
「じゃあさっきからずっと見てたのは誰だったのかしら?」
「うぐっ……それは……」
「ふふん♪」
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