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    むっちゃんさんが風俗店に通う許可を得ようと審神者に話をしたら、お店にいってみたいと言われて審神者を店につれてきたよって話。

    新任本丸のむっちゃん✕政府の風俗店所属の肥前くん肥前のいる政府が運営する風俗店に通いたい、と陸奥守が審神者に話したところ、審神者からは「どういうところか行ってみたい」という返事が返ってきた。
    まさかの解答に驚き、肥前に相談のメッセージを送ったところ「連れてこい」とのこと。

    そして審神者が店にいくという話はトントン拍子にきまり、ついにその日が来た。
    店に向かう道すがら、陸奥守はドキドキしながら審神者の横を歩いた。普段、審神者と二人でいるときは色々と会話をすることがおおいが、今日に限って何も話が浮かばないし、審神者も話を振らない。
    そのためドキドキが更に増していく。

    ついに店に到着し、受付で案内された部屋に入るなり…審神者は膝から崩れ落ちた。
    「も、モノホンのみっちゃんだ…!」
    部屋の中にいた燭台切をみるなり崩れ落ちた審神者の肩を陸奥守は慌ててつかんで支えた。
    燭台切は慣れた様子で「大丈夫かい?」なんて声をかけながら手を差しのばしてトドメを刺している。
    「う…みっちゃんがなんで眼帯つけてるのか今わかった、両目が見えてしまったらみたものがとけてしまうからだ…」
    そう言いながら溶けていく審神者。
    そんな様子を見ていた肥前はコイツ大丈夫か…?なんて思いながらも、この店ではもう見慣れた光景ではあるので特に助けることもなくとりあえず成り行きを見守った。

    補足するまでもないが、審神者の本丸にはまだ燭台切はいない。
    審神者になる前のパンフレットや、審神者になってからは万屋や演練などでみたことはあったが、この距離でみるのははじめてで…審神者は溶けた。


    なんとか人の形を取り戻した後は、思いのほか審神者は冷静だった。
    燭台切がこの店についての説明を始めても審神者は真剣な表情で静かにそれを聞き、以降は溶けることなくしっかりとした態度でわからないところは質問をしたり、普通に燭台切とも会話が出来ている。
    今年できたばかりとはいえ審神者だ。メンタルコントロールもそれなりにできるのだろう、と肥前がそんなことを思いながらぼんやりと審神者をみていたら、ふいにガッツリと目が合った。
    ビックリし、反射的に目を反らそうとしたのをなんとか堪えると審神者はふんわりと微笑んだ。

    「先ほどもお話したとおり私の本丸は今年で来たばかりで、戦力的にも金銭的にも余裕があるわけではありません。その中でもむっちゃn…陸奥守は初期から本丸を支えてくれてとても感謝しています。刀剣男士としての使命を果たすのは勿論ですが、そのためには息抜きも必要です。残念ながら、私の本丸にはまだ陸奥守に縁の深い刀剣男士はおりませんし、話に聞く特命調査もいつあるのかはわかりません。仮に入電があったとしても今の戦力でどこまで任務を果たせるか…。ですので、こちらの肥前様とお話されることで陸奥守の気晴らしになるのでしたら私も歓迎です。
    むしろ燭台切様のお店に騙されて有り金すべて奪われたとしても本望ですよね!」

    最後の本音さえ聞こえなければイイ話ダッタノニナァ…と肥前は思った。
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