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    deundeuun

    @candi___ru059

    🔥🎴・💎⚡️が大好きです💕 久々腐りました。 
    腐る直前に書いたssなども、あげたりしてます。今は大腐りです。

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    deundeuun

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    🍃×女夢主のssです。景色浮かぶといいなぁ。イチャイチャしてます。 😘してません。←

    甘いもの好き?コンビニを出て、車に向かっていく。中には誰もいない。今日運転をかってくれた人はどこだろう。辺りを見てみると、少し離れた所に姿を見付けた。コンビニの駐車場から離れたところにある広場。彼はベンチに座っていた。走り寄ると、アイスコーヒーの氷が暴れる。その音に気付いて彼がこちらを振り返ってくれた。
    「走らなくていいだろ。そんな遠くまで離れてないんだから。俺迷子しそうか?」
    「違うよ、そんなことないから。はい、コーヒー。運転手さんに差し入れだよ。」
    「おーありがとう。  ブラックかーこういうときは少し甘くしてくれよ。疲れた身体には糖分が…」
    「そう言うと思って。はい!」
    彼の言葉を遮って、小さなお弁当箱の包みを差し出す。
    「昼飯の時間じゃねえだろ?」
    何で今弁当なんだ?という表情。予想通りだけど、こちらも用意してきたからには…
    「ん! どうぞ。」
    にこにこ笑顔で渡してみる。彼は開けると、先程とは違う表情を見せてくれた。
    「疲れたときには糖分だよね。知ってるし、わかってるよ。もちろん、あなたの好きなものも。」
    小さなお弁当箱には、ひと口サイズの黒い丸が詰まっている。
    「チョット寄っちゃったけど、昨日から頑張って作ったんだよ。ぱくっと食べやすいように、小さめに作ったんだ。」
    最後まで言い終わるより早く彼がつまんで、口に放り込む。
    「ちょっとー聞いてる?」
    「ん?  んっ  ひと口サイズっていうか、小さすぎだわ。おはぎはデカめを、ガブリといくのが醍醐味だぞ。」
    頑張って作ったのに、なんでそんなこと言うのよーという表情の私に気付いて、慌てて
    「いや、でもまさか出かけた先でおはぎ食えると思ってなくてよ。あ…ありがと。んまいよ。」
    言いながらパクパクと次から次へと、食べる。後ろを向いてるけど、耳が赤いのがわかる。
    「喜んでくれたなら、いいですよー」
    隣に座って声をかけた。

    目の前に広がる大きな海。遠くに白波が立つのが見える。潮風を感じると、海に来たんだなぁと再認識する。
    「この海の風の匂いを嗅ぐと、海に来たなって感じるよな。いや、海に来てるから、当たり前なんだけど、改めてそう思うというか。」
    「私も。私も今そう思ってた。」
    「そっか。同じタイミングだったな。視覚でさ、見て確認するって最低限の確認だな。香ってわかるって心にゆとりがあるからだろうな。目で見て、耳で聴いて、鼻で香って、肌で感じて…そういう気持ちになれるって幸せなことだよな。俺はやっぱり風が心地いいわ。」
    お互い目を合わせるでもなく、海を見たまま話す。彼の言う通り、波の音、海の香り、肌に触れる風を感じている。
    「あと、味覚のおはぎもな。」
    ニカッと笑いながら、いつの間にかおはぎを口いっぱい頬張っている。
    「なんでお箸使わないのよー」
    「小さくて、落っことしそうだからな。ほらよっ。」
    急に口の中が甘くなった。初めて作ったおはぎは甘さ控えめだった。
    「お前不意打ちなのに、普通に食べてんのすげーな。」
    笑いながら、あんこのついた指を口に入れている。

     すくっと立ち上がって、のびをして、
    「さぁて、気持ち良すぎて動きたくなくなるから、そろそろ動くか。腹もイイ感じだしな。」
    私の手を取り、ベンチから立たせる。
    「あとどんくらいだ?渋滞無いといいな。」
    独り言のように呟く。うなずきながらも、この場所を去り難い私。
    「せっかく、くっつけたのになー」
    ハッとして口を押さえた。しまったー!心の声、出ちゃった。彼は黙ってる。車に戻ろうって話してるのに、何言ってんだか私…反省してると、彼が抱きしめてくれた。
    「じゃあ充電。」
    彼が小さな声で言う。ぶっきらぼうで、言葉足らずで、そっけない…でも大好きな彼。この筋肉質の身体も、私を包み込む優しい手も、全部全部私の大好きな彼。少しして
    「はい、おしまい。もうちょい我慢な、お互い。」
    手を繋ぎながら、2人は車に向かって歩いて行った。
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    💖💗😍👏💖🙏💗💕💘🙏
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    Replies from the creator

    deundeuun

    PROGRESSさねみんのお誕生日ssの進捗です。
    思いっきり途中ですが、良かったら読んでやってください。
    まだ未定 勤め先の路線には最近新しく出来たホテルがある。外資系のオシャレなやつだ。黒と白を基調に、吹き抜けのエントランスは小洒落てるな、と芸術に疎い俺でもそう思う。同僚の無口な奴は「おい、なんだ?俺の真似か?」とかブツブツ言ってたな。黒と白のストライプは全部自分だとでも思ってるのかね。だけど、自分の好きな奴からのお茶の誘いには即飛び乗って「おい、不死川。あのホテルはとても雰囲気が良いぞ。何より落ち着くな。やはり色のコントラストが良い。」と手のひらを返すどころか、全身ひっくり返ってんじゃねえのか?くらいの勢いで話し始めやがった。話半分に書類の整理を始める俺の腕を掴み、くるっと自分の方に向きを変えて、まだ話す。「そしてな!彼女は目当てのアフタヌーンティーを俺の分も予約していてくれてな!紅茶やコーヒーもうまく、沢山話す彼女はとてつもなく可愛らしく、愛らしく…」…始まったな。小さなため息をついて、顔の向きを変える。まだ続く…「そして、あのシックな建物の中でカラフルで美しいアフタヌーンティーのケーキの数々!小さいが全て甘さ控えめで美味かった。…そして、彼女がな…」まだまだ続く“彼女”の観察日記を右から左に受け流しつつ、そのホテルに行ってみたくもなった。
    1872

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    deundeuun

    DONE #rntnワンドロワンライ に参加致します。
    「自惚れても、いいのだろうか。」を選びました。
    ⚠️
    ・🔥🎴 ・継子if ・ちょっと🔥さん弱気
    知らなかった、君のこと。 君の目は丸く大きく美しい。君の口は大きく開く、口角がぐっと上がるのが可愛らしい。君の手は…自分ではガサガサだと言っていたが、妹の頭を撫でるとき、彼女だけでなく、周りまで幸せにする。そんな君が、何故。何故なんだ。俺には全くわからない。何故俺の羽織を抱くのか。


     目につく隊士だった。殺伐とした鬼殺隊の中で、彼の周りだけ笑い声が絶えなかった。笑い合うだけでなく、最後には皆を鼓舞する。不思議な光景だった。鬼に家族を殺された者が多い鬼殺隊で初めて見るタイプだった。気付いたときには、目が追うようになっていた。今思えば、ややこしい家庭に育った俺が無意識に温かさを求めていたのかもしれない。 
     俺は自分に何も自信はない。ただ声が大きく、少し強いだけだ。君のように周りを笑顔にできるのかもわからない。近くにいる太陽のような君。そんな君が継子になってくれ、俺はその温かさを少し浴びることができ、幸せだった。夜毎命を賭して闘う、心身共に疲れる日々の、まさに癒しであった。気持ちが温かく、穏やかになるのがわかった。
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