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    deundeuun

    @candi___ru059

    🔥🎴・💎⚡️が大好きです💕 久々腐りました。 
    腐る直前に書いたssなども、あげたりしてます。今は大腐りです。

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    deundeuun

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    🔥×女夢主のssです。(題名変なのは今付けてるから笑笑)

    あなたがいてくれて、良かったいつも私が座ってる助手席には珍しく彼が座って、寝息を立てている。いつもお仕事大変なのに、休日は私に付き合ってくれて…しかも今日はイレギュラーな用事までこなしてくれたもんね。本当お疲れ様。それは数時間前のこと。

     今日は久々にお互いの休日が合って、お出かけ。とりあえず近場のショッピングモールに買い物に行くことに。待ち合わせして、車に乗るだけで心が浮き立つ。スマホの中の彼じゃない、本物の彼。なんだか、すごくドキドキしてる。しすぎて、変じゃないかな。バレなきゃいいな。
     ショッピングモールの駐車場に着いたとき、私のスマホが着信を知らせる。
    「っひゃあ!!!」
    ビックリして、変な声が出た。
    「電話か。気にせず出なさい。」
    うなずいて電話に出る。
    「え?おばあちゃん?」
    祖母からのSOSで、実家に来て欲しいということだった。
    「なんと、おばあさんがケガをされたと?行かねばなるまい!買い物など、またいつでも来られる。行こう!」
    今入ったばかりの駐車場をあっという間に出る。買い物じゃなく、デートなんだけどなぁ。っていうか、すぐ行動してくれるの嬉しいなぁ。

     実家は車で数十分かかる場所にある。
    「なんか、ごめんね。」
    「大丈夫だ。おばあさん心配だな。すぐに向かおう。」
    「ありがとう。」
     
    「早かったねぇ。」
    足を引きずりながら祖母が出てきた。足をくじいたそう。母は仕事で電話が繋がらなかったので、私に連絡が来たみたい。
    「少し手を貸してくれないかい? あら、こちらは?」
    「初めまして!お孫さんとお付き合いさせて頂いてるものです。ご挨拶遅れて申し訳ありません。」
    「まぁ、こちらこそ孫がお世話になってます。」
    「力不足かとは思いますが、男手も必要かと思い、勝手ながらうかがいました。連絡もせず、申し訳ありません!」
    おばあちゃんは目を丸くした後、柔らかい表情になって
    「ありがとうございます。甘えさせていただきます。」

     そこからはおばあちゃんの指示で、かがまずに済むように部屋の模様替えをし、切れた壁掛け時計の電池替え等等、果ては草むしりまで。私よりおばあちゃんと話をする時間が長いほど。私自身もそれをチョット寂しくも見る…余裕もなく、バタバタと過ごした。

     時が過ぎ、夕方に差し掛かった頃、最後のお手伝いが終わった。せっかくのデートだったから可愛い格好してたつもりだったけど、髪も化粧もぼろぼろになってた。でも彼も、くたっとしたみたい。おばあちゃんの家からの帰り道、スーパー銭湯に寄った。

     屋上の足湯で待ち合わせした。やっぱり私の方が長湯だったみたいで、彼が待っていてくれた。
    「今日2回目の待ち合わせだな。ここに座るといい。」
    ポンポンと彼の隣の席を叩く。湯上がりで熱かったけど、夜風に当たって気持ちいい。彼に寄っかかって、再度お礼を言う。彼は微笑み、
    「大丈夫だ。」
    いつもの口癖。明日も仕事なのに、悪かったな、と思ったら涙が出てきた。
    「大丈夫だ。」
    何度も言ってくれる。
    「大丈夫だ。」
    言われる度、泣けてしまう。嬉しい、ありがとう。
    私が泣き止むと、彼がこちらを向き直り話し始めた。
    「今日おばあさんと話していたとき、ふいに、こうおっしゃった。『うちの孫ともう少し一緒にいていただけますか?』俺は、はい、もちろん。少しではなく、ずっとのつもりです、と答えた。おばあさんは『ありがとうございます。本当に。本当に。あの子はおっちょこちょいだけど、気は優しいし、細かいことにもよく気がつく、私から見たら自慢の孫です。どうか、よろしくお願いします。』と、深く深く頭を下げられた。俺も更に深く頭を下げた。」

     泣きじゃくる私の頭をポンポンとしながら
    「もう少しだけ話を聞いてほしい。」
    優しく、そしてまっすぐこちらを見つめてくれる。綺麗で真っ直ぐ見つめてくる彼の目だ。私の大好きな瞳。彼は居住まいを正して続ける。
    「おばあさんに話したのは本当の気持ちだ。」
    私の左手を取って、自分に引き寄せる。
    「薬指の予約をさせてほしい。俺以外、ここに誰も触らせないでくれ。」
    そう話しながら、薬指に口付けをした。私は、この涙が何の涙だかわからないほど泣いてしまった。泣いて泣いて、肩で息をするほど、涙が出てきた。
    「はい。」と言えたかどうか、わからないけど、言えたと思う。こんなに優しい人は他にいない。

     夜空を見上げながら
    「今日、1番緊張したなー!はあ」
    続けてこう言った。
    「俺はね、今日更に強くなったんだ。わかるか?人は守るものが増えると強くなるんだ。俺は守るべきものが増えた。君を、君の家族を守るのが、俺の責務だ。こんなに幸せなことは、責務とは言わないか。」
    照れ笑いする彼と泣き笑いの私。2人で手を繋いで、夜空を見上げた。今まで生きてきた中で1番綺麗な夜空。きっと、ずっとずーっと忘れない幸せなとき。お互い目が合って微笑んで、幸せはこれからも続いていく。この夜空の輝きのように。
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    💖💖💖💞💞💞💞💖💖💖💗☺
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    Replies from the creator

    deundeuun

    PROGRESSさねみんのお誕生日ssの進捗です。
    思いっきり途中ですが、良かったら読んでやってください。
    まだ未定 勤め先の路線には最近新しく出来たホテルがある。外資系のオシャレなやつだ。黒と白を基調に、吹き抜けのエントランスは小洒落てるな、と芸術に疎い俺でもそう思う。同僚の無口な奴は「おい、なんだ?俺の真似か?」とかブツブツ言ってたな。黒と白のストライプは全部自分だとでも思ってるのかね。だけど、自分の好きな奴からのお茶の誘いには即飛び乗って「おい、不死川。あのホテルはとても雰囲気が良いぞ。何より落ち着くな。やはり色のコントラストが良い。」と手のひらを返すどころか、全身ひっくり返ってんじゃねえのか?くらいの勢いで話し始めやがった。話半分に書類の整理を始める俺の腕を掴み、くるっと自分の方に向きを変えて、まだ話す。「そしてな!彼女は目当てのアフタヌーンティーを俺の分も予約していてくれてな!紅茶やコーヒーもうまく、沢山話す彼女はとてつもなく可愛らしく、愛らしく…」…始まったな。小さなため息をついて、顔の向きを変える。まだ続く…「そして、あのシックな建物の中でカラフルで美しいアフタヌーンティーのケーキの数々!小さいが全て甘さ控えめで美味かった。…そして、彼女がな…」まだまだ続く“彼女”の観察日記を右から左に受け流しつつ、そのホテルに行ってみたくもなった。
    1872

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    deundeuun

    DONE #rntnワンドロワンライ に参加致します。
    「自惚れても、いいのだろうか。」を選びました。
    ⚠️
    ・🔥🎴 ・継子if ・ちょっと🔥さん弱気
    知らなかった、君のこと。 君の目は丸く大きく美しい。君の口は大きく開く、口角がぐっと上がるのが可愛らしい。君の手は…自分ではガサガサだと言っていたが、妹の頭を撫でるとき、彼女だけでなく、周りまで幸せにする。そんな君が、何故。何故なんだ。俺には全くわからない。何故俺の羽織を抱くのか。


     目につく隊士だった。殺伐とした鬼殺隊の中で、彼の周りだけ笑い声が絶えなかった。笑い合うだけでなく、最後には皆を鼓舞する。不思議な光景だった。鬼に家族を殺された者が多い鬼殺隊で初めて見るタイプだった。気付いたときには、目が追うようになっていた。今思えば、ややこしい家庭に育った俺が無意識に温かさを求めていたのかもしれない。 
     俺は自分に何も自信はない。ただ声が大きく、少し強いだけだ。君のように周りを笑顔にできるのかもわからない。近くにいる太陽のような君。そんな君が継子になってくれ、俺はその温かさを少し浴びることができ、幸せだった。夜毎命を賭して闘う、心身共に疲れる日々の、まさに癒しであった。気持ちが温かく、穏やかになるのがわかった。
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