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    deundeuun

    @candi___ru059

    🔥🎴・💎⚡️が大好きです💕 久々腐りました。 
    腐る直前に書いたssなども、あげたりしてます。今は大腐りです。

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    deundeuun

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    🔥×女夢主ss
    昔書きました。まさに供養。

    ガチャガチャッと玄関から音がする。
    「ただいま。」
    「おかえりなさい。お疲れ様〜」
    ジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩める。ベタだけど、ネクタイを緩めるって何度見てもかっこいい。スーツ姿もかっこいい。つまりかっこいいの塊のご帰宅。緩んだ口元に気付かれないようにキッチンで作業中のフリをする。
    「手洗ってきてね〜」
    「うむ。やってるぞ。1 2 3…」

    リビングに戻ってソファに座る。
    「手洗いで数字数えるのえらいねーちゃんとやってるの。」
    「まぁな。大事な場所に変なもの入れたくないからな。」
    背中越しの会話でも、彼の優しさが伝わって嬉しい。
    「そういえば、ハッピーバースデーの歌を2回歌うと丁度いい時間みたいだよ。」
    「…」
    「ん?」
    返事がない?しょうもない話だから返事は不要と判断した?いや、彼はいつも返事をくれる。ソファの前にまわってみると、寝てる。ソファでうたた寝なんて、珍しいなぁ。相当疲れてるんだ。

     なかなか無い状況にとりあえずソファに座ってみることにした。起こさないようにそっと。寝てる顔…かわいい。いつもの熱い眼差しも、熱い言動も大好きだけど、この感じもいいなぁ。私だけの特権だぁ。あ、まつ毛もやっぱり長いんだ。あんまりよく見たことないから、この際じっくり見ちゃおう。 起こさないように、そっと更に近づく。っと、彼の体重で沈んだソファに身体を取られて、彼にもたれかかる体勢に。あー起こしちゃうーと思ったら、彼の腕が私を支えてた。
    「何してるんだー?ふわぁ〜」
    あくびをしながら、ソファに戻される。
    「いや、別に?ソファに座ってただけだよ。」
    「へーあんなに人の顔、のぞきこむのが普通のことなのか?もうちょっとで顔がくっつきそうだったじゃないか。」
    ニヤッと笑う表情と、バレたという表情が向かい合った。
    「起きてたなら言ってよう。恥ずかしいなぁ、もう」
    「いやいや、恥ずかしいのはこちらだから、モウ。モウ。」
    からかわれてるけど、言い返すこともできず、口をつむぐ。でも何か言いたくて、もごもごと口を動かすだけの私。
    「はいはい。おいで。」
    彼が両手を開く。私は飛び込む。外の香りがする。彼の仕事頑張ってきた香り、嫌いじゃないな。なんだか、ドキドキする。
    「あ、ごめん。臭いか。今日よく動いたからなぁ。」
    パッと離される。
    「着替えてくる。」
    立ち上がって、あくびをひとつ。私も立って、
    「おかわりっ!」
    両手を広げる。ワイシャツが頭に乗ってきた。
    「あーとーでっ」
    部屋に着替えに向かって行った。とりあえず洗濯籠にワイシャツをボンッと投げ入れ、ふてくされながら、夕飯の支度を続ける。

    「いただきます!やぁ、うまそうだ!今日はさつまいもご飯か!焼き魚に、お新香も。うまそうだ!…ム?2回言ってしまった!ワハハ!」
    「今日は鯛の塩焼きでーす。お魚屋さんでおすすめだったんだよ。」
    「ぬ!? さつまいもご飯に、鯛の塩焼き?お祝いごとか?何かあったか?」
    焦った顔でカレンダーを見る。
    「何もなくったって、幸せご飯なんだよー」
    ほっとしてからの笑顔。喜んでくれたなら、私も嬉しい。

     食べていると、不意に彼が溜息をつく。おいしくなかったかな。不安が顔に出たみたいだった。
    「ああ、ごめん。食事中に溜息ついて。仕事のこと考えてた。最近新人の教育係になって。自分の仕事はもちろんあるし。」
    「そっか、年齢的にも教育係って早いんじゃない?面倒見いいからねぇ。 私も最近、若手とチーム組むけど、なんだかうまくいかなくてさ。ちょっとイライラしちゃうんだ。仕事、嫌になっちゃうよ。」
    彼の眉がピクッと動く。
    「イライラ? イライラはあまりよくないな。たしかに人同士の関わり合いだから、どうしたって意見の相違はある。君は先輩として、相手のことを考えて、意見を聞き、動かねばならないのではないか?」
    真っ当な彼の言葉にムッとしつつ
    「わかるけど、チームだから、それぞれの意見を大事にして、練って進みたいの。それには私の意見も出したいし、人の意見ももちろん聞いてるよ。それでもうまくいかないことは多いの。それで、どうしたらいいか、わからなくなっちゃって、頭がモヤモヤしてる。ずっと。 ご飯中に話しちゃうくらい…」
    「そうか。すまん。俺こそ意見してしまった。君がよく頑張っているのは、仕事に行く前帰ってきた後の表情でよくわかってるつもりだ。 でも君はすごい!俺はこんなに美味しく、人を幸せにする食事は作れないからな!」
     彼は私が悩んでいたり、疲れていたり、その結果愚痴をこぼしたり…そんなとき、さとすようにしっかりと話してくれる。ただ甘やかすだけでなく。
    「そんなことないよ。普通にご飯作っただけだよ。」
     急にほめてもらえて、下を向きながら話す。彼が頭をなでてくれる。
    「普通、とはとても難しく大変なことだよ。食卓について、温かいご飯、汁物、焼き魚…全てが揃っていて、しかもうまいなんて、君にとっては普通かもしれないが、俺にはすごいことだよ。仕事もあるのに。ありがとう。いつも。」
     さとす言葉だけじゃなく、欲しい言葉を言ってくれる。魚屋さんに寄って良かったと心から思う。私よくやった。
    「しかし、本当にうまいな!わっはっは!このさつまいもご飯の、ほんわかとした香り、たまらないな!わっしょい!」

     嫌なことがあったり、辛いことがあっても、彼と同じ空間にいられるだけで、心があらたまって、あたたかくなる。心が洗われるって、意味違うかもしれないけど、そう感じる。2人で食後のお茶と、頂き物のおはぎを半分こしながら、彼の顔を見ながら、強く感じる。

     まじまじと見つめ過ぎたようで、バチっと目が合った。立ち上がって洗い物をしようとする私の腕を掴んで、
    「片付けは後で俺がやるから、一緒にソファにおいで。」
    「それって、さっきの“おかわり”?」
     少し考えて、
    「さあね。どう思う?」
     こちらを見つめながら、少しだけ微笑みながら、彼は聞いてくる。
    「そう思う。…けど、足りないから、もうちょっとください。」
    手を繋いでソファに座っていたのに、抱えられて、いつのまにか膝の上に。
    「はい、”おかわり“の上の、最上級の大盛りでーす!」
    彼が後ろから抱きしめてきた。ドキドキする…顔が赤くなるのわかる…
    「どうですかー?お腹いっぱいですかー?」
    「は…はい、満腹です。」
    言い終わらない内に更に、ぎゅーっとされた。
    「俺は…もう少し足りないかな。もうちょっといい?」
    黙って頷く。頬と頬が触れ合い、見つめ合い、キスをして…また目が合って、お互い微笑み合える。ずっとこんな2人でいたいな。記念日のご飯もいいけど、普通の幸せな日。続くといいなぁ。
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    Replies from the creator

    deundeuun

    PROGRESSさねみんのお誕生日ssの進捗です。
    思いっきり途中ですが、良かったら読んでやってください。
    まだ未定 勤め先の路線には最近新しく出来たホテルがある。外資系のオシャレなやつだ。黒と白を基調に、吹き抜けのエントランスは小洒落てるな、と芸術に疎い俺でもそう思う。同僚の無口な奴は「おい、なんだ?俺の真似か?」とかブツブツ言ってたな。黒と白のストライプは全部自分だとでも思ってるのかね。だけど、自分の好きな奴からのお茶の誘いには即飛び乗って「おい、不死川。あのホテルはとても雰囲気が良いぞ。何より落ち着くな。やはり色のコントラストが良い。」と手のひらを返すどころか、全身ひっくり返ってんじゃねえのか?くらいの勢いで話し始めやがった。話半分に書類の整理を始める俺の腕を掴み、くるっと自分の方に向きを変えて、まだ話す。「そしてな!彼女は目当てのアフタヌーンティーを俺の分も予約していてくれてな!紅茶やコーヒーもうまく、沢山話す彼女はとてつもなく可愛らしく、愛らしく…」…始まったな。小さなため息をついて、顔の向きを変える。まだ続く…「そして、あのシックな建物の中でカラフルで美しいアフタヌーンティーのケーキの数々!小さいが全て甘さ控えめで美味かった。…そして、彼女がな…」まだまだ続く“彼女”の観察日記を右から左に受け流しつつ、そのホテルに行ってみたくもなった。
    1872

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    deundeuun

    DONE #rntnワンドロワンライ に参加致します。
    「自惚れても、いいのだろうか。」を選びました。
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    知らなかった、君のこと。 君の目は丸く大きく美しい。君の口は大きく開く、口角がぐっと上がるのが可愛らしい。君の手は…自分ではガサガサだと言っていたが、妹の頭を撫でるとき、彼女だけでなく、周りまで幸せにする。そんな君が、何故。何故なんだ。俺には全くわからない。何故俺の羽織を抱くのか。


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     俺は自分に何も自信はない。ただ声が大きく、少し強いだけだ。君のように周りを笑顔にできるのかもわからない。近くにいる太陽のような君。そんな君が継子になってくれ、俺はその温かさを少し浴びることができ、幸せだった。夜毎命を賭して闘う、心身共に疲れる日々の、まさに癒しであった。気持ちが温かく、穏やかになるのがわかった。
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