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    indigohr_25

    @indigohr_25
    クソ雑魚インターネット落書き/描きマン

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    indigohr_25

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    ed歌詞依頼に書いてあったイメージを元に。
    かじりついてメモしましたとも。

    #ザビBB
    xaviBb

    どこにでもいる貴方へ空の澄んだ蒼さ。海の泡沫の煌めき。星々の瞬きの貴さ。たくさんの当たり前を、貴方は教えてくれた。流れていく世界の一部でしかない私に、貴方はそれが普通のことのように、手を差し伸べてくれた。
    「君も、僕も、大勢の内の1つに過ぎないよ」
    此処にいて良いんだよ。
    そうするのが当然のように、扱ってくれた。
    舞台の上に上がることはできても、登場人物にはなれない。物語に関わることは出来ない、背景のような私に、目を向け話しかけてくれた。
    貴方の当たり前が、私に恋心をくれたのです。

    それなのに、どうして。

    どうして貴方が消えなくてはならないの。貴方には、暖かな場所で笑っていて欲しいのに。
    世界が彼を、異物と拒んでいる。彼は私と同じ、物語の登場人物ではないから、消えても良いのだと。
    愛おしい貴方に、未来が許されないなんて不条理だ。それはおかしいと、声をあげたのは私だけだった。
    世界が彼を認めないのならば、私はその世界を根幹から変えるしかない。今の世界を壊すしかない。
    「どうして、俺にそこまでしてくれるの?」
    「貴方が、当たり前に私を見つけてくれたからです」
    「俺は君に、特別なことは何もしていない」
    「はい。特別なことは何もしてません」
    主人公のような、スポットライトが常に当たっている人が導いてくれるのではなく、同じ処に立っている貴方が、普通に笑いかけてくれた。なんでもないそれが、嬉しかったのです。

    だからどうか、彼に未来を。

    輝かしくはないかもしれない。それでも歩いて行ける道を。その先が、暖かであって欲しいと願っている。
    貴方が私を忘れてしまうくらい、長く、長く、生きていて欲しいのです。
    「私は、先輩が大好きです」
    「──」
    私の名前を呼んでくれる。それだけで嬉しかったのです。それだけが私の宝物なのです。
    「絶対に忘れない」

    世界の一部に戻ってしまった私は、貴方をただ見ていることしか出来ない。そこに私の記録はなく、意味もない。
    もう助けることも、話しかけることも、触れることも出来ないけれど、貴方の行く末を、いつまでもいつまでも、見守っています。
    貴方の未来に、幸多からんことを。
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