花より団子?キラキラと輝く赤身の肉を美味しそうに頬張る
映像を目にした時、腹の音がぐぅと音を立てるのが分かった。
「美味しそう…。」
いつの間にか心の声が漏れていたのであろう後ろからたしかにそうだねと声をかけられた。
すぐに我に返り後ろを振り向くて楽しそうな笑みを浮かべる彼。
少しだけ恥ずかしくなって頬を赤らめた。
「っ、す、すみませんっ!」
「いや、たしかに美味しそうだね。」
「は、はいっ!」
「久しぶりに食べに行こうか。お肉。」
「えっ!!い、良いんですか!?」
「うん、もちろん。お店は私が決めていいかな?」
「はいっ、ありがとうございますっ……!」
「じゃあ、今夜食べに行こうね。」
そう言って頭を撫でてくれて、今夜の夕食が楽しみになってきた。
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