あの計画がマジだったらゴン太はどうすんだよって話・本編ネタバレあり
・本編に出てくるある設定バレ
・ちょっと下ネタ
・ちょっと白銀が暴走気味?
・お色気あり
・大体なんでもあり
・至らない点やおかしな部分が多々あると思いますが、ご了承ください
本当はゴフェル計画はあくまで『そういう設定』だったんだよ。
超高校級が種を残す為に、新しい新天地に向かうために集められたけど、そんな中コロシアイに巻き込まれる設定。
…………
設定、だったん、だけど…
地味に予想外の事って起こるんだね…うん…
白銀つむぎはシャワーを浴び、準備をする。
上からの連絡で『全員の濡れ場を作ってからコロシアイ計画に移動してくれ』…と、つまりゴフェル計画の設定は16人全員がエッチな事とかイチャイチャしないと終わらないらしい。
たまにモノチッチを通して監視をしているが現在『マジでヤッた』のが2カップル
『ヤッてはいないが良い感じ』なのが3カップル
……まだ終わる気がしない、もうコロシアイなんかやめて超高校級の恋愛バラエティ(R18あり)で良いんじゃないだろうか、上からの無茶振りに頭を悩ませる。
中には男嫌いの子もいるしロボットもいるし…今更ながらこの設定、地味に失敗なんじゃ無いかとシャワーを浴びながら考えていた。
(…でも、やるしか無いんだよね。)
シャワーを止め、体をタオルで拭く、色っぽさを出す為、全部は拭き取らず程よく水滴は残す。
そして下着を着用し、タオルで体を巻いて風呂場から出てベッドに向かう。
ベッドの上には下着姿で大きな深呼吸を繰り返しながら赤面し、怖い顔をして汗をかき周りにピリピリとした空気を纏わせ汗をかいているている大柄な男が正座して座っていた。
そう、今から私が抱かれる相手…抱いてもらう相手は獄原ゴン太君だ。
見た目は大柄でパッと見怖そうな人物だが内面は純粋無垢で幼くて可愛い天使みたいな子だ。
…なんか私が変態と言うかビッチみたいに思われそうだけどゴン太君は紳士を目指してる子だけど、野生児だし野生本能目覚めて、激しくて野生的な濡れ場が期待できるんじゃ無いかな!?それにゴン太君って結構イケメンだし!黒髪赤目のイケメン筋肉男子なら大歓迎だよ!身体も大きいから性器も…ね!?こんなの入らないよぉ♡でも好き♡黒髪赤目尊いッ♡ビクンビクンッ♡みたいなのを期待できるんじゃ無いか!?
と思っていたのだが、コレは私の責任だね、少し『設定』を尖らせすぎたせいか光属性の中の闇の要素を強くしすぎたと言うか、うん。
「お待たせゴン太、地味に待たせちゃった?」
白銀つむぎはベットのの上にいる獄原に少し赤面し色っぽく見せる様にバスタオルを外し、獄原の前に下着姿をさらけ出す、すると
「ウワアアァァァーーーーーーーーーッッッ!!!!!」
獄原は正座姿のまま一度大きく跳ね、体を抱え込む様な形でベッドに落ちて手で目を塞ぐ、獄原の顔と耳は真っ赤に染まっていた。
そんな獄原の行動を見て白銀は下着姿でポカーンとし、目が点になる。
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「ご、ごめんなさい白銀さん!ゴ、ゴン太緊張して、その、怖くなっちゃって…」
「ううん、大丈夫だよ、私も初めてなのに、いきなりバスタオル取って、地味に攻めすぎちゃったかもね。」
互いにベッドの上で正座し話し合う、獄原は赤面しつつブルブルと震えて目のやり場に困っているのか目だけをあっちこっちキョロキョロしている。
女性の身体に慣れてないのもあるのだろう、この純粋さと見た目と中身のギャップが愛おしい、さっきは攻めただけで虐めたつもりは無いがちょっと虐めたくなっちゃうな、そう思い試しに少し前屈みになりゴン太君に上目遣いしてみる。
「でもね、ゴン太君。」
「わっ!?ああっ?!」
そうすると彼は目をギュッと瞑り、手で顔を隠す、可愛い。
でもこれじゃダメだ、お互いも展開も次へ進めない、
なんとか言葉をつむぎ、ゴン太君を安心させようとする。
「いつか私達、赤ちゃんを作ってパパとママにならないといけないんだよ?それに紳士になる為にも…女性に慣れる為の練習だよ!」
そう言い彼にゆっくりと近づき、そっと太ももに触れ、ん!?意外とゴン太君、モチモチしてる?え?ムチムチ筋肉なの?え??すごい指で軽く押しただけで、え???ムチって同人表現で見る音がした気がす、じゃなくて!!!
突然煩悩に襲われたが白銀は獄原の太ももにそっと触れると獄原の身体がビクッとする。
獄原は塞いでる手の指の間から目をそっと覗かせ、白銀は更に言葉をつむぐ
「知らない女性で練習するより、知っている女性で練習した方が、ゴン太君もやりやすいと思うんだ…」
太ももから腹筋へ、そして胸へ、触やばいゴン太君のおっぱいやばい、今軽く触っただけでめっちゃモチッてしてたよ!?やばい、おっぱい揉みたい飲みたい今から抱きついて埋も、
……白銀は太ももから腹筋へ、そして胸へ、下から上へと触れて行き、ゆっくりと、優しく、顔を覆っている獄原の手を退かす、彼の顔はすごく赤くなっていて、今にも泣き出しそうだった。
そんな彼との顔の距離が近くなる、もう少し近づいたら、
「……だ…」
白銀は獄原を見てそう思っていると手を退かされた獄原は白銀の目をしっかりと見つめ。
「ダメだよっ!白銀さんを練習として扱うなんて、確かにゴン太はレディに慣れていないけど…白銀さんもレディなんだよ?そんな扱い方は紳士じゃないよ…!」
白銀の手を両手で握りしめる、彼の手は少し震えていた。
「ゴン太君…」
「あっ!?ご、ごめんなさい!白銀さん!手、痛くない!?」
私を慣れる練習として扱ってくれないと女性に慣れない気がするけどなぁ、でも紳士を目指すゴン太君らしい考えだなぁ。とそんな事を思いつつ。
外そうとする手を止める様に握られてない片方の手で獄原の手に触れる
「ううん、大丈夫だよ。」
そう微笑み返事をする
微笑んで返事をしたはず
……?
今になって心臓の鼓動が早まってる事に気づく、すごく体というか顔が熱くなってる気がした、あまりレディとして扱われた事がないからだろうか、純粋無垢で嘘も偽りもない行動をされたからだろうか、今の私、どんな顔してる?微笑んで返したよね?あれ?変な顔してないよね?ちゃんとゴン太君に見せられる顔してるよね?あ、あれ?
「し、白銀さん、本当に大丈夫?」
「……うん」
獄原に心配され、互いにいたたまれない空気に包まれる、目を合わせると、どうやらお互い手を触れたまま、どうしたらいいのかわからなくなっていた、攻めていこうとした白銀もこの後どうしようかと、頭が真っ白になる。
「…え、えっと…白銀さ
「別の日」
「えっ」
「きょ、今日はもう寝て、別の日にしようか!」
「え、えっと。」
「あ!でも一緒には寝よう!ゴン太君が私に慣れる様に!」
「ええっ!?」
「うんうん!それが良い!地味にパジャマ持ってきて正解だったよ!着替えてくる!」
再度風呂場に行き、パジャマに着替え、獄原がいるベッドに飛び込む白銀。
一緒に寝る事になったのだが…
白銀は獄原が全裸で寝てる事を知らなかった為、まさか全裸で寝てるとはと、獄原の裸体を見つつ心臓がドキドキして眠れなかった。
一方の獄原も誰かと一緒に寝れる事は嬉しかったのだが、相手が女性であるせいか、白銀の匂いにドキドキして眠れなかったという。