空っぽの×××・本編後妄想
・本編ネタバレ注意
・最獄要素はほんのり程度
・至らない点やおかしな部分が多々あると思いますが、ご了承ください
「……原くん、最原くん!」
ふと誰かの低い声で目が覚める、黒緑色のふわふわと乱れている長髪、紅く輝く穢れも汚れもない瞳、ぼくのクラスメイトの獄原ゴン太くんが僕を心配そうに見ていた、…どうやらぼくは木の根元ににもたれかかって寝ていたらしい、腰と背中が痛む。
「大丈夫?最原くん、もしかして疲れちゃった…?ごめんね、ゴン太に付き合ってもらっちゃって…」
「ううん、平気だよ」
目を擦り朧げながら思い出す、そうだ、ぼくはゴン太くんに誘われて一緒に虫探しを手伝ってたけど…すごい運動神経で動き回るゴン太くんに追いつけなくて、疲れて寝ちゃったんだっけ…
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