冒頭。「っ、俺が…殺した……?雨林を…、星の子を…殺して…食った…??」
日記帳を片手に、自室の地面に座り込み項垂れるオールバック。
半開きになった日記帳の隙間から「お前が雨林を殺した」「星の子を食った」「許されるべきではない」と乱雑な文字で書きなぐられているのが見えた。
「オールバックさん!」
涙が頬を伝う前に、突然、扉を開かれた。
雨林の木の空洞に作られた空間(自室)には、鍵という概念がない。しかし、わざわざ人の部屋に入る無礼な星の子もいない。そのため、放心していたオールバックは肩を少し震わせ驚いた。
「っ、!誰や…お前。」
「あ!そうでしたね!はじめまして!マッシュルームヘアーの、マシュです。」
冷めた声音で侵入者を睨みつけるオールバック。
そんなオールバックを見て、ニコリと爽やかな笑みを浮かべる青年型の星の子。
「“貴方に光を分ける任を受け、参上しました”」
「………は??」
***