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    12月に発行しようと思っていた本のプロット。祝!かっちゃん復活!!の前に考えていたので、今となってはOFAをかっちゃんに託す可能性なんてこの先の未来にも無さそうかな~っと没にしようと思います。でもこの数ヶ月書いてみたくて温めていたネタだったので、プロットだけでも晒しておきます。お気が向かれましたら見てやってくださいな。一部再利用して小説にしてアップする予定ではおります~

    リハビリで細くなった身体を互いに確かめる

    見ても良いか聞いたのは出久で
    先に触らせろと言ったのが勝己

    勝己に触れられて、コレめちゃくちゃ恥ずかしいなってドキドキする出久
    よくかっちゃんは許してくれたな…


    AOFとの決戦前

    出久を庇ってついた傷を見せて欲しいと頼み込む出久
    風呂場で見とるだろ
    そうだけど。ちゃんと見せて欲しい。見なきゃいけないと思うんだ
    てめェのそういうよくわからねェ使命感が嫌いだ
    と言いつつ見せてくれる勝己

    触れてもいい?
    勝己は触れることを許す
    性的な興奮は無く、ただ静か
    神聖なものに触れている心地
    涙が出てくる出久
    なんで泣いとンだてめェ
    わからない。なんか勝手に出てきちゃって

    自分の中に理由を求めても、本当に何もわからない

    救けてくれてありがとう
    礼を言うには早い。俺たちは勝ってない
    でもまだ、負けてもいないハズだ
    勝つぞ、出久
    全てはそれからだ


    「勝ったね」
    心臓の傷に触れながら言う
    鼓動にあわせて涙が溢れてくる
    その涙を勝己が唇ですくい取る
    出久は一瞬呆然とするけれど
    今度は示し合わせたようにどちらからともなく唇を重ねる
    「君に触れたい」
    「もう触れてンだろ」
    「うん……でも、もっと」
    って触れ合って
    好きだと告白する
    勝己に手を握られる
    勝己に浮かぶ色々な感情を感じとる。けれど出久には、その葛藤の行方がわからない
    走馬灯のように、勝己との思い出が浮かぶ
    嫌いなところもたくさんあるけれど、それでも全ての感情に、憧れが勝る。そして今は、欲も
    いつからこんな形の好きになってしまったんだろう

    勝己が出久の手を取って、祈るように額につけて、ため息を吐く
    そして顔を上げて、真っ直ぐに出久を見つめて
    「俺も好きだ」

    ***

    勝己視点
    金曜日の夜
    リハビリの帰り

    服を脱がされて出久に触られる
    この行為が何なのか、実際のところよくわからない
    ただ触れられているだけ
    それ以上でも以下でもない
    けれど出久の目は、欲望による熱で潤んでいる

    触れたいという欲は己の中にも確かにあって
    けれど触れ合っているうちに、一番触れたいのは出久の手だと気付く
    出久に触れられるほど、触れられた場所から、出久の手の感触が伝わる
    それが嫌になるほど、心地良い
    下腹に熱が溜まる
    じわじわと勃起していく

    出久のモノに触れて、出久も興奮していることを確かめる

    一緒に重ね合わせて擦る
    こんなこと初めて
    幸せ過ぎておかしくなりそう
    それなのに、もっとと願ってしまう
    もっと欲しい
    もっと君に触れたい
    堪えきれないようにちんこを擦りつけられて
    どういう意味かわかっとるんか?
    調べたんだ……男同士でどうやるのか。どれだけ負担がかかるかも。だから、
    勝己が断る前提で話している、と、勝己は感じる
    やるなら半端なことはしねぇ。ケツくらい洗ってやる
    え、でも
    すぐにセックスするなんて言ってない
    俺たちには時間がある

    ***

    前戯だけを長いこと続ける
    最初は違和感しか無さそうだったかっちゃんも
    どんどん感じるようになって、出久の指だけでイける
    そんな勝己を見て、出久もイける
    出久としては大分満足してる

    そうこうしている間に、リハビリも済んで
    多少の違和感は残っても、日常生活にも戦闘にも支障が無いほど回復する
    インターンも復帰
    勝己から出久をジーニアス事務所に誘う
    どうして誘ってくれたの?
    わかってて聞くんじゃねーよ
    恋人だから?
    見張ってねーと危なっかしいから
    人のこと言えないと思うんだけどな

    クリスマスの夜に、ついにヤるぞ、と
    そういうイベントに合わせるの、おまえ好きだろう?と
    ますます勝己のことが好きになってしまう

    でもテンション上がりきって、いつもと同じように指で攻め立てて、ヤり過ぎてかっちゃんは気絶
    初夜失敗

    ゴメン
    まぁ翌日に響かねぇからいい

    一緒に実家に帰る
    初詣は一緒に行く
    ずっとかっちゃんと一緒にいたい



    物陰に隠れてキス
    浮かれてンじゃねーぞ外だってわかってんのか
    てめェの認知度舐めンな
    誰に知られたって構わないし、いっそ知られたい気がするけれど
    ヒーローなら正々堂々、結婚会見で初めて世間に知られるのが良いのかも
    プロポーズの妄想
    いつか受け入れてくれるだろうか

    個性ナイトメア

    恐れているものを引き摺り出す
    死屍累々
    守れなかった
    その上に
    致命傷を負って
    このままじゃOFAが失われてしまう
    そう意識した瞬間に、勝己の顔が浮かぶ
    一筋の光明
    キスをした
    唇に感触が残っている
    きっとかっちゃんの身体の中に、僕のDNAが存在している
    託せるんだ
    最も信頼する憧れのヒーローに

    その瞬間に身体を揺すられて、勝己に起こされて
    僕は一体何を考えた?
    僕が最後の継承者だと言われた意味を知っているのに
    「デク?」
    それでもきっと、僕は選んでしまうだろう

    悪夢だ。
    けれど、今、この悪夢が見られたことは、僕にとっては幸いだったのかもしれない

    ***

    退院して
    珍しく勝己からキスしようとするけれど、それを避ける出久
    入院している間に考えたんだ
    君が好きだ。一緒にいると、触れたいって思う。もちろんキスだってしたい
    でもダメなんだ
    僕はきっと、ワン・フォー・オールを持ったまま死ぬことに耐えられない
    それとこれと何の関係があるんだよ
    キスをしたら、僕のDNAがかっちゃんの中に入る
    セックスだってそうだ
    僕のせいで君を傷付けたくない
    そぉかよ
    かっちゃんがキスしようとしてくる
    かっちゃん!
    掌で制止するけど、その手を舐められる
    勝己はフンっと鼻を鳴らして、何も言わずに去って行く

    掌に汗を感じる
    きっと今、かっちゃんの中には僕のDNAが巡っている

    勝己が夜這いに来る
    据え膳に顔が熱くなるけど
    夢を思い出して勃たない
    「重症だな」
    勝己が咥えようとする
    「ダメだよ! 君がそんなことするなんて」
    「俺の勝手だろ」
    「こういうのは同意があってこそだろ!」
    「嫌じゃねぇんだろ」
    静かに問うから
    傷付けたくないという思いが浮かぶ
    傷付く?
    「かっちゃんは僕と……シたいの?」
    むかつくんだよ。俺より先に死ぬって思ってやがるのも。俺にてめェの大事なモン一つ背負えねぇと思ってンのも。
    俺を傷付けるのが怖ぇってンなら、死ぬな。
    それだけの話だろ

    出久、おまえの狂気から俺を、守らせてやる

    陰茎握られたままキスされて
    下腹部に熱が溜まるのを感じる

    「なんだかプロポーズみたいだ」
    「言ってろ」


    ~らぶらぶはっぴーせっくすえんど~

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    kotyou

    PROGRESS卒業式の日に告白したいと思っている出久と、そんな出久の気持ちを察しているかっちゃんのところに、未来の出久がやってくる話。の前編です。死ネタや、後編ではR18シーンもありますのでご注意ください。webオンリーにて全編展示予定。お楽しみいただけましたら幸いです。
    卒業式の日、桜の木の下で【出勝】前編ヒーローコスチュームのマスクを外した途端に、凍てつく大気に鼻の奥がツンと痛んだ。日はすっかり暮れ落ちて、お腹はいつからかぐぅぐぅと煩く鳴っている。報告書は、チームアップを主導した事務所がまとめてやってくれると言っていた。つまり、この後の用事は、何も無い。たぶん、たった今「寒い!」と言って、出久からマントを強奪した、勝己にも。
    「ねぇ、かっちゃん。良かったらさ、ラーメンでも食べに行かない?」
    「ぁ゙あ゙?」
    「いや、だって、寒いし、ね。温かいものが食べたいだろ。着替えて、寮に帰って、作るっていうのも大変だし。もうお腹ペコペコだし。この近くに、辛くて美味しいラーメン屋があるって教えてもらったし」
    不機嫌に眉を寄せる勝己が、ハッキリと断ってくる前にと、出久は慌てて言葉を重ねる。教えてもらった、なんて口にしてしまったのは、失敗だったかもしれない。勝己を誘うために事前に情報を仕入れていたのが、バレてしまうかもしれない。
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    kotyou

    MOURNING12月に発行しようと思っていた本のプロット。祝!かっちゃん復活!!の前に考えていたので、今となってはOFAをかっちゃんに託す可能性なんてこの先の未来にも無さそうかな~っと没にしようと思います。でもこの数ヶ月書いてみたくて温めていたネタだったので、プロットだけでも晒しておきます。お気が向かれましたら見てやってくださいな。一部再利用して小説にしてアップする予定ではおります~
    リハビリで細くなった身体を互いに確かめる

    見ても良いか聞いたのは出久で
    先に触らせろと言ったのが勝己

    勝己に触れられて、コレめちゃくちゃ恥ずかしいなってドキドキする出久
    よくかっちゃんは許してくれたな…


    AOFとの決戦前

    出久を庇ってついた傷を見せて欲しいと頼み込む出久
    風呂場で見とるだろ
    そうだけど。ちゃんと見せて欲しい。見なきゃいけないと思うんだ
    てめェのそういうよくわからねェ使命感が嫌いだ
    と言いつつ見せてくれる勝己

    触れてもいい?
    勝己は触れることを許す
    性的な興奮は無く、ただ静か
    神聖なものに触れている心地
    涙が出てくる出久
    なんで泣いとンだてめェ
    わからない。なんか勝手に出てきちゃって

    自分の中に理由を求めても、本当に何もわからない
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