桜遥の宝物一年生も終わりに近づき、三月になりクラスが持ち上がり実感が湧かないとは言え、教室は変わる為淋しくなるなと仲間と言い合う日々である。梅宮達三年も卒業し、次は桜が総代として覚悟を決め待ち望む中で、副級長と付き合う桜も高校生の男の子である為に、そういう事もしたくなる。蘇芳は見回りが無い日にそういう事ををする為に、週に三回程度桜の自宅に泊まり遠の昔に付けたカーテンを閉めそう言う所謂セックスを行うのである。
今日も蘇芳が押し倒す中で、何か言いたげな顔で桜を見ている為に桜も久しく見る事は無かった蘇芳のその様な顔に内心驚くも、蘇芳が動かない儘押し倒している為に痺れを切らした桜が問い掛ける事になった。
「おい、蘇芳、何か言いたい事あんのかよ」
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