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    ntng_k7m

    鍾タル、ディルガイ
    らくがき、進捗、ちょっとアレな絵の隔離用

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    ntng_k7m

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    🔥❄️ディルガイ
    クリスマスと二人のお話
    ※捏造しかない

    #ディルガイ
    luckae

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    のくたの諸々倉庫

    DONEいずれ永遠へとつながる奇跡/鍾タル人というものは不変の日常に、「いつもと同じ」であることに安堵しながらも、望む以上を与えられれば絶望する生き物だと聞いた。
    「おはよう先生、元気してる?」
    「……ああ、公子殿か。そうだな、健康状態が良好かどうか……という意味でなら、おそらく元気であるだろうよ」
    「はは、どうしたのその言い方。まるで心は元気じゃない、みたいに言ってるように聞こえるけど」
     俺の部屋を訪ねるなり、ソファにどっかりと腰を下ろした公子殿。人好きのする笑顔を浮かべ、けれど深海のように濁る瞳で──しばし思案の海に沈む俺を、「先生?」と不思議そうに呼んだ。
    「どうしたのさ、本当は体調悪いんじゃないの?」
    「……お前たちが異常だと、病的だと呼ぶ事柄について……少し考えを巡らせていた」
    「へえ、例えば?」
    「例えば……そうだな、公子殿はもし今この瞬間から、その身が不老の存在になったとしたならばどうする?」
    「難しい質問だねえ……まあそれが誰に言われたか、どんな瞬間にどのように言われたかでも信じるか信じないかは変わるね。不老かどうかなんてさ、そこそこ時間が経たないと分からないだろうし……というかそこ、不死はつけなくていいの? 1804

    のくたの諸々倉庫

    DONE転生ネタディルガイ(ディは不在)「ガイアはさ、いつディルックに記憶があることを話すの?」
     言った途端に隣のガイアが、音もなく片眉を上げる。どうせ昼食時の教室で何を言ったところで、周りに全てかき消されてしまうだろうに──あくまで静かに、彼は俺へと向き直った。
    「……空、なんでそれを」
    「んー、蛍には止められてたんだけどさ。そろそろ俺も限界感じてきたから言っちゃうね。少なくとも俺たち、テイワットでの記憶あるよ」
     ペットボトルの蓋を開け、中身を喉へと流し込む。そうして一息ついた俺が、次に目にしたのはなぜか、やけに悲しそうなガイアの顔だった。
    「そう、か。それであいつにも記憶があるって、お前は踏んでるわけか」
    「うん、だって入学した時に声かけてきたのはディルックの方だったからね。ガイアが留年してるって教えてくれた時の顔、どう見ても全部覚えてる感じだったよ」
    「はー……まあそうだよなあ……せっかく年度離れたくて留年したってのに……」
    「聞こえてる聞こえてる。まあそれでガイアと一緒に学べるのは俺も嬉しいけどさ、色々はっきりさせとかないとダメなんじゃないの?」
    「……分かってる。だがなあ空、思わず初対面のフリしたくなるくらい… 1246