もしも国が魔法界でも”国”をやっていたら。設定集【諸設定】
《国の魔力》
国の魔力は国力×練度である。練度は魔力のコントロール力を指す。原則、長く生きている程練度が高くなるが、カナダなど例外的に若い国でも練度が高い者はいる。国体たちはその土地が持つ魔力の器そのものであるので、魔力は人間が持つ魔力とは比較にならない程強い。その性質上、自分の土地を離れると魔力が半減する。また国同士の魔力は普通反発し合うので他国の魔法に干渉する事はできない(例外あり)。
《杖》
原則、国体たちは杖を所持していない。国に関する魔法機密保持法で所持が認められていないという事もあるが、魔力が強い彼らにとって杖は必要ない。
《禁じられた呪文に対して》
死の呪文は効かない(国としての性質上)。磔の呪文には割と耐性がある(国体たちは身体が頑丈&回復力が高い)。しかし、一方で服従の呪文には弱い面がある(国という特性上、相手が国や組織、人民の代表として呪文をかけた場合、呪文にかかりやすくなる)。
《魔法具》
反対魔法や防護魔法が何重にも組まれており、魔法の使用を禁ずる為の物。国体たちには着用が義務付けられている。普段は目に見えないようになっている。この拘束を破壊して魔法を使う事は不可能ではないが、代償が大きい。
《国に関する魔法機密保持法》
1692年、国際魔法使い機密保持法の施行と同時に成立。この法律によって国体の魔法具の着用義務や魔法使用の制限が定められた。現在国体たちが魔法を滅多なことでは魔法を使用できないのはこの法律の為。
《特有魔法》
国体たちはそれぞれ特別な力を持つ。それぞれが最も得意とする魔法であり、同じ魔法で対抗する事はできない。
《魔法遺物》
強い魔力が込められており、国家的に管理されている物を指す。国体が書いた日記なども含まれる。
《交流推進派と住み分け派》
魔法界と非魔法界の関係についての立ち位置。国際魔法使い機密維持法の下、原則魔法や魔法界の存在は秘匿されているが、WW2後、非魔法族との交流を勧める論調も出てきた。交流推進派の筆頭はルーマニア。
【各国設定】
①特有魔法 ②守護霊 ③お供 ④立ち位置 ⑤備考
[アメリカ]
①破壊 ②バッファロー ③ ④交流推進派 ⑤動物もどき(ハクトウワシに変身する)
[イギリス(イングランド)]
① ②ヨーロッパコマドリ ③妖精さん ④住み分け派
[エストニア]
②ツバメ
[カナダ]
①他の国の力に干渉できる(他の国の怪我を治癒、力をコントロールする事も可能)
[チェコ]
①人形を操る ③シュヴェイク(小さな陶器人形の兵士)
[ポーランド]
⑤ピンチの時になると不死鳥が現れるらしい