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    loveandpeace_kd

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    るぁんさん@Luan6sが考えたドルパロガスウィル♀設定のFA小説プロローグです。不定期に更新中。

    注意⚠️
    ・皆ヒーローしてない世界線。文字通りアイドルパロディです。
    ・ウィルが先天性女体化で地下アイドルしてます。ガストくんは最初は不良ですが後にアイドルになります。(ゴルセク世界線)
    ・ガストとウィル♀が犬猿じゃありません。

    以上を踏まえて大丈夫な方のみどうぞ!

    アイドルパロディ ガスウィル♀ プロローグ 俺の名前はガスト・アドラー。今じゃ世界中で俺の名前を知らないぐらいの有名なアイドルグループの一員だ。毎日CMや雑誌の撮影、テレビの歌番組に出演したり、ライブのリハをしたりと、超多忙な日々を過ごしている。ファンには見た目はワイルドなのに飾らないファンサをしてくれると評判も良いそんな俺だが、実は学生時代は地元では喧嘩で負け知らずの超が付くほどの不良だった。売られた喧嘩は数知れず。俺に喧嘩を吹っ掛けて来る奴等は誰だって来るもの拒まずで殴り合い、蹴り合い。正に毎日が喧嘩三昧の日々。いつの間にか作られていた俺をリーダーとした不良グループでは頼れる兄貴分として沢山の弟分に慕われ、いつの間にか不良グループの頂点にまで上り詰めていた。そんなある日、いつも通り他チームとやり合って完膚なきまでに叩き潰した俺は、チームの仲間達といつも行き付けのダーツバーへと行く途中で、普段は見掛けない珍しい光景を目にした。
    「ライブやりまーす!! 良かったら来て下さい〜!!」
    「……何だ?」
    「ああ、最近この近くにライブハウス出来たらしいっすよ。多分アイツら地下アイドルっすね」
     地下アイドル? 何だそりゃ。アイドルに地上とか地下とかあんのか? そんな疑問を抱きつつも、自分には一生縁が無い世界だと思いながらその地下アイドルとやらがチラシを配っている姿を横目に見ながら通り過ぎようとしたその時、一人の少女と不意に目が合ってしまった。その子は周りの奴らと比べると一回りデカいタッパをしていたが、短いヒラヒラのスカートからすらっと伸びたその足が綺麗で、何より蜂蜜を溶かして埋め込んだかの様に見えるそのハニーアイが酷く印象的だった。
    「こんにちは!! あの、今からこの先のライブハウスで私たちのライブをするんです。良かったら来てくれませんか?」
     俺と目が合ったその子は足早にこちらへと駆け寄ってくるとニコリと笑み、一枚のチラシを俺に手渡した。
    「あ!? ガストさんがそんな場所に行くワケねーだろうが!!」
    「わ!! 大変、顔怪我してるじゃないですか!! 大丈夫ですか?」
     俺の弟分に凄まれても少しも臆する事なく、先ほどの喧嘩で恐らく相手の拳が掠って切れたのだろう、俺の頬に着いた切り傷を見て彼女はそのハニーアイを曇らせた。と、同時に肩からかけていた小さなバッグから取り出したハンカチで俺の頬を拭うその行動に俺はピシリ、と硬直する。実は……、何を隠そう。俺は子供の頃から女が総じて苦手だった。自分の母親と妹以外は全く上手く話せないのだ。
    「……ッッ!?」
    「あ、ごめんなさい……痛かったですか?」
    「いや、そうじゃなくて……ち、近……」
    「血? そうですよ、うっすらですけど血が滲んでます! せっかくこんなに綺麗な顔をしてるんだからもっと大切にしないと駄目ですよ?」
    「ウィル〜!! もうすぐライブ始めるから準備してだって〜!!」
    「あっ、うん分かった!! それじゃあ、気が向いたらで良いのでライブ、見にきて下さいね!!」
    「あっ、おいコレ!!」
    「それはあげます! 男の子だからって喧嘩ばかりしちゃいけませんよ〜?」
     そう笑って彼女は自分の名前を呼んだ、同じアイドルグループの仲間であろう子の元へと戻って行く。手渡されたままのハンカチを慌てて掲げて声を掛ければ、ウインクと共にそう言われてしまって俺はポカンとその走り去ってしまった彼女の後ろ姿をただただ見送る事しか出来なかった。
    「ガストさん、そんなチラシ捨てちまいましょう! ハンカチも。あの女、ガストさんに馴れ馴れしく話し掛けやがって。次に会ったら俺がガツンと言ってやります」
    「……やめろ、女子供と年寄りには優しくしろっていつも言ってんだろ」
     弟分の一人がそう息巻くのを諌めながらも、俺は自分の心臓が今までと全く違う高鳴りをしている事に戸惑っていた。どんなに強いヤツと喧嘩してもこんな風になる事なんて無かった。それどころか無駄に顔が良い事と、喧嘩が強いからって悪く見えてそこに惹かれて寄ってくる女には嫌悪感しか抱けなかったのに、さっきの女にはそういう負の感情が一切湧き上がる事が無かったのだ。
    「ウィル……って言ったか」
     そうボソリと呟いて俺は手渡されたチラシにそっと視線を落とす。
     ーーこれが、喧嘩ばかりだった俺の不良人生を大きく変えた彼女、ウィル・スプラウトとの出会いのワンシーンだった。今思えばあの時ウィルと出会って居なければ、俺の人生は酷くつまらないままの人生だっただろう。運命なんて信じちゃあいなかったが、この時ばかりは彼女に出会わせてくれたこの奇跡に感謝したい。
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    loveandpeace_kd

    DONE2023/01/14,15日開催のキスディノWebオンリーにて展示の小説です。
    キース推しのモブ子から見たキスディノのお話。以前のキデオンリーで展示していた物を加筆修正しました。
    ノット夢設定。あくまでもキスディノ前提です。
    私の推しヒーローは世界一カッコイイ!! ___キース・マックスと初めて会った日の事はよく覚えている。

     私はニューミリオンに住むしがない女子大生だ。家族構成は父と母、それに弟が一人と妹が二人。三人の下の弟妹を持つ正に言葉通りの長女として産まれた私は、物心ついた頃から多忙な両親に代わり、私が下の子達の世話をして来た。その甲斐あってか、学校でもいつも学級委員に選ばれたり、生徒会役員に選ばれたり、先生に頼られたりと、忙しい毎日を送っていた。人に頼られる事は苦じゃない。それどころか友人の世話までついつい焼いてしまう始末で、根っからの世話焼き気質だと自分でも思っている。そんな多忙な私はテレビやネットの情報にはとても疎く、ヒーローの存在もぼんやりとしか知らなかった。大学に入って直ぐに懐かれる様にして仲良くなった友人に熱弁されるまではヒーローが主にどんな仕事をしているのかすらよく知らなかった程だ。
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    loveandpeace_kd

    DONE6/25ガスウィル︎︎ ♀Webオンリーの展示小説です。

    ※私設定のウィル︎︎ ♀の妹がメインのほぼオリジナル小説です。

    ※私設定なのでガスウィル︎︎ ♀は婚約しています。(気になる方は過去の小説をお読み頂けると分かりやすいです)

    ※私設定でウィルの妹達は双子設定にしており、名前もあります。

    私設定ばかりの捏造80%ぐらいの小説になりますがそれでも大丈夫だと言う方はお読み下さい。
    アリア色の夜明け 私の名前はアリア・スプラウト。ニューミリオン州のレッドサウスストリートで花屋を営む家庭に生まれた極々普通の女子中学生だ。私には一卵双生児である双子の妹が一人と、父と母、そして少し歳の離れた姉が居る。私の姉は同じニューミリオンに住んでいるが私達とは一緒に暮らしてはいない。何故なら彼女はニューミリオンが誇るヒーローの一人なのだ。一年前にヒーローになる為の試験に見事合格して、サブスタンスに適合し、見事ヒーローとなった姉は今はルーキーとしてエリオス機関に所属している。幸運な事に姉の配属セクターがココ、レッドサウスになったお陰で私はたまにパトロール中の彼女に会えたり、休憩時間や勤務後に店に立ち寄って貰えたりで頻繁に姉の顔を見る事が叶っている。
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