酔ってキス魔になった緑谷に襲われる雄英男子たち。「かっちゃん、もっとぉ…♡」
「クソ…ッ!離せやクソナードォ!!」
くそ!もっと早くにコイツを止めていれば!!
-数時間前-
「おー!みんな集まったな!」
「んじゃ、乾杯すっか!」
「「カンパーイ!!」」
「緑谷最近どうよ?」峰田
「うむ、俺も丁度聞きたかったんだ。緑谷くんの活躍はよく耳に届いているよ!」
「ほんと!嬉しいなぁ。うーん、僕はまぁぼちぼちってとこかな?任された仕事はちゃんとこなせてると──」
「そういうこと聞いてんじゃねぇよ!」
「え?」「ん?」
「峰田くんは緑谷くんの近況について尋ねたんじゃないのか?」
「んなわけねーだろ!オイラが聞くことっつったらアッチの方に決まってんだろ!」
「あっち?」「あっちとは?」
「女だよ!オ・ン・ナ!!」
「え、えぇっ!?」
「デクくん、聞かんでいいよ」
「ああ、麗日の言う通りだ。峰田は向こう行っててくれるか」
「んっだよテメェらオイラを除け者にしやがってェェェ!!!」
「あ、だ、大丈夫だよ峰田くん!二人も、そんなに怒らなくて大丈夫だよ」
「「……………………」」
「あぁ、あのでも何も面白い話はないよ?別に今はそういう人もいないし」
「今は?」
「え」
「今はってことは前はいたんだな?」
「え!?」
「誰だよ!美人か??おっぱいでけぇか!?尻は!?」
「っるせーんだよクソが!!」
「かっ!かっちゃん!?」
「爆豪くん!あまり暴れるとお店に迷惑が─」
「さっきからごちゃごちゃごちゃごちゃと!!黙って食えや!」
「いや、ここ飲みの席だからね?話くらいは良いんじゃないかなぁ…??」
「っるせぇ黙ってろクソナード!」
「無慈悲!!!」
「まぁまぁその辺にしとけって!」切島
「おい聞こえてたぜ!緑谷まさかの彼女いたの!?」上鳴
「俺も気になる!」瀬呂
「え!いやいやいないよ!いないいない!」
「そんな必死になっちゃってぇ〜、なぁんか怪しいよな〜うりうり」上鳴
「うぅ…、だからそんなんじゃないってばぁ!」
グイッ
「お〜イッキ〜!」上鳴
「緑谷くん!お酒を一気に飲むと急性アルコール中毒になりかねないぞ!」
「そうだ緑谷、危ねぇ」
「ぜんっぜん、だい、じょうぶ…!度数ひくいし!ぼくはまだまだイケるぞ!!」
「っっ!まじぃッ、おいデクから酒取り上げろ!」
「どうしたんだよ爆豪?」
「いいから早く──」
ブチューーーー♡♡
「ん"ん"ーーーー!!!!」
「「上鳴ィィィィィ!!!!??」」
「「デク・緑谷くゥゥゥゥん!!!?」」
「っは、おいしぃ〜…♡」
「み、みみみみみど、みどり、や、あ…」轟
「うぇっ、うぇ〜い」
「「上鳴ィィィィィ!!!!!」」
「チッ、遅かったか…!」
「まっ!待てよオイ!どういうことだ!?」切
「アイツは酔うとキス魔になる」
「ま、マジかよ…」
「誰彼構わずって感じなら女子はとりあえず避難させた方がいいよな??」
「え!そんな!!」茶
「いや、それは大丈夫だ」
「ホッ…」
「何でだよ!このままだと緑谷、女子にもキスしちまうんじゃねぇのか??」
「切島くん余計なこと言わんでぇ!」
「あのヤロー、女にいくと問題になること分かってて男にしかいかねぇんだ」
「チッ…」
「ドンマイね、お茶子ちゃん…」
「なんか爆豪みたいなみみっちさだな…」
「あ"ぁ"!?」
「そんな怒んなって!俺ぁ事実を言っ──」
「切島くんだぁ〜♡」
「わ!みどっ!!」
ブチュぅぅぅぅ♡
「切島くんがやられてしまった!!」飯
「早くコイツ何とかしろよ!!」瀬呂
「だーれーにしーよーうかなー♡」
「ここは俺に任せろ」
「轟?どうするつもりだ!?」瀬呂
「緑谷、来い」
「ん〜、飯田くぅ〜ん♡」
「みどりや…」
「轟、ドンマイ…」
「みっ!緑谷くん!?あの、離してくれないか!」
「ちょっとメガネ貸してぇ?」
「え、あ、あぁ…それなら…」
「ありがとっ!」
「ちょっとボヤけちゃうなぁ〜。どぉ?似合うかな?」
「あ、あぁ、そう、だな…似合って──」
「隙あり!」
「ん"ん"ゥゥゥゥ!!!!」
「っんは。これ、ありがと♡」
「緑谷!こっちに来──」
「あっ瀬呂くぅ〜ん♡」
「やっやべこっち来た!尾白悪い!」
「えっ、ちょっ!!」
「ん、尾白くん?」
「あ、えっと…」
「尾白く〜ん♡」
「え"」
「来てくれたの?ありがと〜♡」
「尾白!お前の事は忘れねぇ!」
「瀬呂く〜ん?」
「え"」
「後は〜…」
「緑谷、こっちだ!」
「あ!」
「緑谷…!!」
「常闇くんだぁ〜♡」
「む…悪いが俺にはそういう趣味は…」
「常闇くんのくちばしだぁ〜、ふふ、硬いね♡」
「ぐ、うぅ…」
「えへへ、ちゅっちゅっ♡バードキス!なんちゃってぇ♡口の中はどうなってるの〜??」
「まっ!それは!」
「んぐぇっ…!」襟引っぱられ
「悪い緑谷、さすがにそれは勘弁してやってくれ…」
「障子くん?」
「ちょっと落ち着け、な?」
「障子くん〜♡」
障子の腕の中で眠らせ作戦
「ん、暖かぁい…」
「でもちょっと熱くなってきたかも…」脱ぎ
「おい!それはダメだ緑谷!」
「隙あり!」
💋💕
「障子、お前の事は一生忘れない…」常闇
「緑谷」
「轟くん、おまたせ…」
「あぁ、めちゃくちゃ待った」
「ごめんね♡」
「緑谷…」
「ん、ん♡ん〜!とぉろきくっ!」
「緑谷…ッ」
「いい加減にしろこのクソデクがぁ!!!」
バコーンッッ!
「緑谷ァ…!」
「テメェも黙って死ねこのクソ舐めプ半分野郎ォ!!!」
「なんか色々増えてねぇか…っ!」
ドゴォーンッッ!!
「クソが!漸くおねんねか!手間かけさせやがっ───」
ヂュウぅぅぅっっ!!
「っっ!!!ん"〜ん"〜ん"ん"〜(離せや)!!」
「っは、はぁ、捕まえた♡」
「はんなせクソデクァ"ッ!!!」
「かっちゃんさっき思い切り殴ったね!めちゃくちゃ痛かった!!」
「ったりめぇーだろクソが!そうでもしねぇーと!テメッ!大人しくしろや!」
「かっちゃんにはお仕置ね…♡」
「あ"…!?」
口移し酒
「ん、んご、んぐ、ぶはぁッッ!!」
「もっと飲んでね、かっちゃん…?♡」
「っせぇ!離れろクソ怪力ゴリラナードがぁぁ!!いい加減溺死するわ殺す気かテメゴルァ!!!」
「はい、黙って」
「んぐゥゥゥゥァ!!!!ぐッ、んッ、んごッ」
「ぷはぁっ!」
「ゲホッゲホゴホッ!テメッ、なんの拷問、だァこりゃ、あ"ぁ"??クソ、ナードのクセに、調子、のんじゃねーぞ…」ガクッ
「あれ?かっちゃん?かっちゃーん!もお!もっと飲んでよつまんない!」
「んぁ…?何だよ…、この地獄絵図…」
「あ、峰田くん起きたんだぁ〜♡」
「は!?何!何か怖ぇ!待て!待て緑谷!とりあえず待てみどり」
「やァァアアアアアアアアアア!!!!!」