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    野手 note

    @wantspomera

    aot 戦士隊すき ジークとライナー
    できてないふたりのあれこれ

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    野手 note

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    ★小説。ジクライ短編。
    指ふぇの話。ジク目線。羨望欲望願望詰め。後半やや同意なしの暴力(いらま)要素があるので苦手な方ご注意ください。

    #ジーク・イェーガー
    siegJäger
    #ジクライ
    jicry
    #ライナー・ブラウン
    linerBrown.

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    野手 note

    PAST★小説。ジクライ。カプとしては最初に書いたもの。短い。まだ何も起こってない。覆水盆に返らず。伏字は一応決まってはいますが任意のワードを入れてお楽しみください。けちくさいジクさんは私の不徳の致すところです王家なのに
    Don’t cry over spilt coffee いつからか戦士長の部屋でふたり、残務をこなすことが増えた。
     開戦に至る以前から、マーレの軍事会議は「エルディア人に意見を聞いたのが間違いだった」、で終わることが多かった。こちらには自由な発言権がないのに核心に至らない質問をする幹部連中が無能なのだが、なんの戦略もないままではマーレの誇る戦士隊とて戦うべくもない。自然、戦士長と副長たるジークとライナーは議題を持ち帰って検討することになった。
     うず高く積まれたジークの蔵書には貴重な古書も少なくなかったから、過去のユミルの民がいかに戦ってきたか書かれた文献を探し出して研究もした。対巨人砲などの先端技術が導入されつつある今となっては、エルディア帝国時代の資料には役に立たない記述も多かった。しかし、過去には最強かつ最凶の絶対的兵器であった祖先に関する知識を深め、彼らに思いを馳せる機会は、ライナーにとって不思議に心癒される時間だった。
    1873

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