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    kairyo_

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    kairyo_

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    2021/9/4
    🤣💘

    ハートが重要俺の名前はルカ・アルン。この世界で最強で最高で1番かわいい男の子、ドーナツちゃんのスイートポテトだ。あれ?何か違う気がする。まあいっか!スイートポテト美味しいし。
    そんな俺は、今あることで思い悩んでいる。それは、
    「ドーナツちゃん……俺がどんな姿になっても、愛してくれるのかな……」
    そういう問題。
    話は数時間前に遡る。

    俺はその時、謎の生き物を発見した。最初はかわいかったんだけど、ちょっとして数が増えてたから、タロウとジロウにどっか返してきといてって言っといた。そしたら、
    「あれ……?タロウ……?」
    「ガウガウ!」
    なぜかタロウっぽいビーバーが増えてる。これって、
    「もしかして、ビーバーとあんまり関わると、ビーバーに……?」
    と、そこにジロウが現れた。ジロウは人の言葉喋ってる。けど、
    「近寄るなっ!お前も今にビーバーになる」
    「ガウガウ!」と鳴く生命体を抱えてる。案の定、ジロウが俺に迫ってくる。
    もう、ビーバーとして生きていくしかないのかな……。
    諦めかけたその時、俺の目は近くにある火薬樽を捉えた。そこに向かってライターを投げ込む!爆発音!ドーナツちゃんのアジトは黒焦げになった。

    「何の騒ぎだ」
    数分後、ドーナツちゃんがやってきた。
    「爆発させちゃった。そんなことよりドーナツちゃん!」
    そんなことより!?と、ドーナツちゃんの横の会計係の顔が言ってる気がするけど、どうでもいい。
    「もし俺がビーバーになっても、愛してくれる……?」
    ドーナツちゃんはちょっと面食らったみたいで、眉毛(ないけど)をひそめた。
    「ビーバー……?」
    「うん、ビーバー」
    「…………」
    ドーナツちゃんから、返事はない。
    「ドーナツちゃん……」
    やっぱり、ビーバーになった俺は嫌なのかな。そう思ってしょんぼりしていたら、ドーナツちゃんは俺の顎を指先で持ち上げた。
    ドーナツちゃんのかわいい顔が、俺の目に映る。
    ドキドキしちゃう!
    「ビーバーになっても、俺のことを考えてろ。」
    ドーナツちゃんの言葉に、俺の胸が高鳴る。そう。俺が考えるべきは、ビーバーじゃなくてドーナツちゃんのこと!寝ても覚めても雨の日も風の日も雪の日も365日24時間毎分毎秒、ドーナツちゃんのことを考えてなきゃ!
    「ドーナツちゃん……素敵💜」
    「ルカ、俺のスイートハート💙」
    あ、スイートポテトじゃなくてスイートハートだったみたい。
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