学パロっぽい、パパ活してる被の話ーーーーー
あらすじ(詳しくは素晴らしいミルさんのふせったーを見て欲しい!!見て欲しい!!):
パパ活をしていた被虐君。
ある日、同級生でお友達の無能君と社畜先生にバレちゃった!!
2人に諭されたけど、勢いで学校では隠していた
素の自分で思わず反抗しちゃった!!
今更辞められない、アレは僕の生き甲斐なんだから……
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(被虐君視点)
先生と友達にパパ活をしている事がバレた僕は
相も変わらず、いつもの様に他のパパと会うため
繁華街の待ち合わせ場所でスマホで相手と連絡を取りながら到着を待っていた。
被(もう、2人のせいでせっかく優しくしてくれる人が減っちゃったよ…。
今日は……新しい人…か、どんな人なんだろう?
優しくしてくれる人がいいな……。)
そんな事を考えていると相手が待ち合わせ場所へとやってきた。
上質なスーツを着た40代ぐらいの男性だ。
僕は慣れたように相手に近づくと
被「お父さん、お仕事おつかれさまです」っと上目遣いで相手を見上げた。
相手も慣れた様子で僕の腰に手を回す。
被「今日はどこに連れていってくれるの?」っと
親子にしても少し無理のある距離感でくっついて歩き出す。
着いた所はラブホテルではなく、都内の有名な高級ホテルだった。
被「わぁ…凄い……」
いま思えば、金払いが他の人と比べても一際高い事に疑いを持つべきだったんだと思う
完全に油断していたんだ…。
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怠さと鈍い痛みで目を覚ます。
どうやら、ホテルの裏の路地のようで、服はシャツとカーディガンを何とか羽織った状態で他の荷物は散乱している。
被(あー……やられた)
何があったのかゆっくりと記憶を辿る。
ホテルのレストランでご飯を食べさせてもらい
そのまま、彼の予約したホテルの客室へと向かった。そこまでは、まだまぁ良かった。
部屋に着いた頃には猛烈な身体の疼きに
動けなくなってしまい「あぁ…やられた」
そう理解した時にはもう手遅れで、
気がつけば部屋の中に隠れていた複数の男達と
依頼者の男に服を脱がされ意識が飛ぶまで散々好き勝手身体を弄ばれた。
兎に角、誰かに見られる前に早くここから移動しなければ……鉛のように重い身体に鞭をうち、
何とか起き上がると体内からドロリと白濁液が流れ太腿を伝い落ちた。
被「クソッ…ゴム無しで出しやがって……」
フラフラと覚束無い足で歩き、
なんとか投げ捨てられていたズボンやカバンを拾い上げ身につける。
ふと自分の背後に人の気配を感じ、振り返ると
無能君が驚いた顔で立っていた。
無「!?!?被虐君!?それ……」
被「………いい気味って思ってるんでしょ……」
無「何言ってるんだ!!そんなこと思うわけないだろ…とにかく怪我の手当するから来て!!」
ひ!」
被「は?えっ、ちょっと……」
半ば強引に手を引かれ無能君の家に連れて行かれた。
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被(強引に連れてこられてしまった……)
マンションの一室、一人暮らしらしい彼の家の中へ通される。
無「これ、タオルね。
制服ボロボロになっちゃったね…
僕の服貸すから服脱いで(チャッチャ)」
被「ありがt…( ºロº)!
なんで僕が無能君の手なんか借りなきゃいけないのさッ!突然連れてこられて、いい迷惑なんだけど!!好きでやってるんだから放っといてよッ!」
無「でも被虐君……」
被「ひぅ……!?」
すっと無能君の手が首筋から頬に添えられ
思わず、声が出てしまった。
無「さっきからずっと震えてるよ…」
被「…………ッ、それは薬のせい…だから」
無「えっ!?薬!?それ大丈夫なの!!
他は!?痛いところとかは無い!?
怪我の具合も確認したいし服脱いで💦」
首筋に触れられて男達にされた事を思い出して恐怖を感じてしまった自分が恥ずかしくて話を悪い方向へ逸らしてしまった…
無能君が有無を言わさない様子で近寄ってくる。
被「大したやつじゃないから…」
無「身体に害があるかもしれないじゃないか」
被「大丈夫だよ」
無「なんで、大丈夫って言いきれるんだ…今からでも病院にいく?」
被「!!それは嫌!!」
無「なら、傷の手当させて」
被(うぅ……何を言っても折れない、それなら…)
被「ねぇ…なら、無能君が僕のこと何とかしてくれるの……?」熱を持つ潤んだ瞳で無能君を見つめ、胸に手を伸ばす。
無「えっ?だから、怪我の手当を…」
意味がわからないのかキョトンとしている。
被「そっちじゃないよ…飲まされた薬がまだ抜けなくて…お腹の中が辛いの…無能君、こんな僕でも助けてくれる…?」
無「えっ///あっ…///」
被(いくらお人好しの無能君だからって、
こんな知らない男の精液まみれの僕にこんな事を言われたら、引かざる得ないでしょ…)
被「やっぱり…こんな汚れt」
無「良いよ」
被「ふぇ……!?」
無「でも先に怪我の手当だけさせて、ね?」
思わず引っ込めそうになった手を無能君が優しく両手で包んでくれる。
被「なんで……?」
無「?」
被「普通ありえないでしょ……
忠告も聞かずに馬鹿な事したヤツに手を差し伸べて、抱いて欲しいってお願いもすんなり聞き入れて……」
無「そうかな?」
被「ありえないよ……そういう性癖?僕に気がある??超ド級のお人好し???」
思わず演技も忘れて素で返す僕に無能君は優しく笑って
無「普通がどうか分からないけど、そういう性癖でも誰にでもこういう事をする訳じゃないよ?
被虐君だからだよ。それに、僕怒ってるんだからね?
後でお説教だから」
被「えっ……うっ…ぎぎ……」
僕の手を握りながら……
無「身体もだいぶ冷えてしまっているみたいだから、先にお風呂に入って…その後手当とその…///ね!」
強引に脱衣所に連れていかれた僕は、諦めて服を脱ぎだす。
ズボンは男達の精液でドロドロになってしまっており、自分の惨状を無能君に見られたくなくて服をぐちゃぐちゃに纏めて鞄に押し込もうとしていると…
無「あっ、そのまま入れると皺になっちゃうよ!
後で洗濯するから貸して?」
無能君が僕の衣服に手を伸ばす。
被「いいよ…ボロボロだし…それに無能君が汚れちゃうよ」
無「大丈夫!僕、バイト先の先生に鍛えられて洗濯も得意だから!!」
被「そういう意味じゃ……」
無能君は服を受け取ると慣れた手つきで僕のドロドロの制服に何か洗剤のようなものをかけている。
というか、無能君のバイト先って探偵事務所じゃなかったっけ??
お互い服を脱ぐとお風呂場へと通され、
お風呂の椅子に座るよう促された。
無「被虐君座って?」
被「えっ!?いいよ、無能君が座りなよ……」
無「僕は被虐君洗うから大丈夫だよ」
被「何が大丈夫なのか…全然分からないんだけど…」
無能君って割と強引なんだなぁと思いながら抵抗も虚しく椅子に座らされる。
いっそ、大人しくして早く終わらせてしまった方が楽かもしれない。
無「じゃあ、シャワーかけるね、痛かったら教えてね」
暖かいお湯がじんわりと僕の冷えた身体を癒してくれる。
目線を下げると自分の中から精液が流れ出ていくのが見えた。
被「あっ…お湯ダメ……!!」
無「えっ!?痛かった??それとも熱すぎたかな??」
被「えっと…その違くて…精液がお湯で固まっちゃうから、お風呂壊れちゃうよ…」
無「配管詰まりくらいなら直せるから気にしなくて良いよ。それに、水を使って被虐君がお腹を壊したら大変だもの」
そう言いながらシャワーで僕の身体を丁寧に洗ってくれる無能君……
身体を他人に触られるのは気持ち悪いと思っていたけど無能君に触られるのは嫌じゃない。
無「身体…沢山傷があるね……痣のところは後で湿布貼らなきゃね、痛くない?滲みてない?」
被「全部が今日の傷って訳じゃないから大丈夫だよ」
無「そっか…(*´∀`)-3…ん?被虐君いつもこんな危険な事してるの?!」
被「ちっ!違うよ!!ほら、この傷とかこの間、体育で転んじゃって無能君に手当てしてもらったやつ」っと自分の膝に指を指す。
もう、瘡蓋になっているが数日前無能君が僕の膝に包帯を巻いてくれたのだ。
無「そっか、良かった…いや良くはないんだけど……後でまた消毒しようね」
無能君が僕の髪や身体を傷の負担にならないように優しく洗い流してくれる。
時折、手が僕の乳首や皮膚の薄い場所触れて
そのもどかしさと擽ったさに声が漏れそうになるのを必死に抑えていると
無「被虐君、下触っても良い?」
下?下って……頭、上半身、脚と洗い終わってもうあと1つしかない……
被「えっ!?そこは自分でやるよ!?」
無「でも、どう処理したら良いかとか覚えておきたいし…」
なんでこんなにヤル気満々なの!?
確かにそういうのが好きなおじさんもいたけどさ!?無能君もそういう性癖なの!?
無「お願い!無理はさせないから…」
無能君が真剣な面持ちで必死に頼んでくる。
この顔の無能君は絶対折れない……なら……
被「///むぅ……痛くしたら、すぐやめさせるから……」
無「うん!!どうしたらいい?」
被「じゃあ、えっと、その保湿用のローションを指に付けて…多分そこまで解さなくても指1ー2本なら、そのまま入るともう……ひぁ…んんッ…///」
説明を聞きながら実践してくる無能君
被「あッ…いきなりッ…ひぅう」
無「あっ、ごめん!?痛かった???」
被「痛く…は無いけど……」
無「良かった、この後はどうしたらいいかな?」
被「指…ゆっくり上下動かして///…ふぁああ///」
無「被虐君可愛い…」
被「う゛…可愛くない……」
童貞(知らないけど)の無能君にこんな風に喘がされてしまうなんて屈辱だ…。
でも痛みが無いなら中を綺麗にしなくちゃ…。
元々下準備はしていたけど中出しされちゃってるから…。
被「お腹の中、その精液出さなきゃいけないから指、少しぐらいなら強引に動かして掻き出しても…ッ……」
説明を聞きながら指を軽く曲げ精液をかきだそうとした指先が僕の良い所を思いっきり擦った。
無「えっ被虐君…あっ///」
無能君が僕の股間を凝視しながら頬を赤らめる、今ので軽くイかされてしまったらしく僕の性器からトロトロと薄い精液が溢れていた。
無「気持ち良かったんだね///」
被「……///……早くしてよ…」
恥ずかしくてふてぶてしい態度を取ってしまう。
無「うっ…うん、でもその、被虐君?」
被「なにさ…」
無「被虐君、僕の指咥えて離してくれないな…なんて///」
軽くイッたせいで中が締まり無能君の指を締め付けてしまっていたらしい。
被「///ううぅ……///」
しばらく精液を指で掻き出してもらい最後にぬるま湯でもう一度胎内を洗浄してもらってお風呂から出た。
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お風呂で処理を済ませ、
無能君の部屋のベッドの上にのせてもらう。
男達に散々されたのもあるが、
無能君がすごく丁寧に身体を綺麗にしてくれたから、多分すぐにでも挿入することが出来るだろうと思う。
被「無能君、その本当に良いの?」
無「?……やっぱり、身体がしんどいなら無理しなくても…」
被「そうじゃなくてッ……その、僕みたいなヤツじゃなくて他の可愛い女の子とかの方が……良いんじゃ」
言葉を言いかけたその時
優しくおでこに口付けられた。
無「被虐君、言ったでしょう?
被虐君がいいんだって」
被「……っ///」
優しく抱きしめられた
無「だから…被虐君…その、キスしてもいい?///」
被「もう///どうして、そんな時だけ強引じゃないのさ…///」
ここまで来て今更キスをする事に顔を赤くして照れる無能君が可愛くて胸が暖かくなった。
でも、僕も無能君と同じかもしれない、
きっとこのぽかぽかした気持ちは薬とお風呂で温まったせいだ…。
そう言い訳をして僕は無能君の唇に自分の唇を重ねた。
仰向けに僕を寝転ばせ、腰に枕を差し込んでくれた…。
被「シた事あるの……?」
無「無いよ、これはネットで枕を腰にあてた方が辛くないって聞いて…
こんなことするの被虐君が初めてだから、辛かったら言ってね?
それと、その……ゴム持ってないから
そのままでのセックスになっちゃうんだけど…///勿論出す時は外に出すから…」
被「……て欲しい」
無「えっ?」
被「無能君の精子お腹の中に出して欲しい」
無「……ッツ///」
被「ダメ…かな?」
無「それは、反則だよ…///」
無能君が僕に覆いかぶさるように前に来る。
見ると、無能君の性器はもうガチガチに勃起しており、今すぐにでも中に入れたいだろうに、無能君はまだ僕の後腔を慣らそうとしてくれる。
もう、三本も指もすんなり咥えこんでしまう程に解された身体は快楽を顕著に拾ってしまう。
被「うぁ///もっ…むの…くん、良いから、早く挿入(いれ)て…///」
もはや、焦らしにも近い行為で、ぐらぐらと熱に浮かされた僕は恥ずかしい筈なのに自ら手で脚を開いて無能君を誘ってしまう。
無能君のゴクリと喉を鳴らす音が聞こえて
ぴとりと先端が僕の後腔にあてがわれる。
そのままゆっくり先端が僕の胎内に押し込まれて行く。
被「ふっ…う゛ぅ……ふぁぁぁ」
指とは明らかに質量の違うものを挿入されるだけあって、いくら慣らされているからと言ってもやはり圧迫感は否めない。
けれど
被「(あ…れ……?なんか……いつもより、気持ちい…?)」
無「はぁ…はぁ……被虐君ッ…痛くない?」
無能君も我慢の限界のようで息も絶え絶えの癖にに僕の心配をしている、そんな彼を見ていると
胸の中がふわふわして変な気持ちになる。
被「むの…くん……こそッ…はぁ…はぁいっぱい腰、動かしたい癖に、ぼくの心配なんて余裕だね……
ほら、ぼくのこと…助けてくれるんでしょ、いっぱいイかせてよッツ…!?…///」
なんだか悔しくて強がりを吐いた、それが相手をさらに興奮させるとも気が付かずに
無「被虐君ッ!被虐君ッ!はぁ…かわいい…かわいい」
僕の虚勢を聞き終わるか否かで無能君は思いっきりパンパンと腰を打ち付け始めた。
彼も相当我慢してくれていたようだ。
僕の名前を呼びながら頭を撫でて頬や瞼にキスをしてくれる。
被「ん…ふかいッ…激し……ひぁあああっ……急にッ……うあ///」
無「ひぎゃく君…きもちい?痛くない?」
被「無能君ッ…むの…く、きもちい…気持ちいいからッ」
もっともっと深く繋がりたくて奥まで全部欲しくて無能君に手を伸ばして抱きしめる
被「もっと…してほしい///」
無「ーーーーーッツ///」
無能君も僕の腰に両手を回すと思いっきり奥に叩きつけるように腰を振る
被「ーーーー!!ッツ…ん…うぐッ」
恐らくその勢いで結腸弁をこじ開けたのだろう
普段ならまず挿入しない奥にまで無能君の性器が収まった。あまりの圧迫感に少し嘔吐きそうになる。
無「ハァハァ…被虐君ッ…だいじょ…ぶ?抜こうか…?」
興奮からか息も絶え絶えながらも僕の状態を見た無能君が律動を止めて心配をしてくれる。
被「ひぅ…だいじょうぶ…だからッ……もっと奥とんとんしてぇ///」
いつもの演技じゃない、無能君にもっともっと深くまで抱きしめてして欲しくて、ぎゅうっと抱きつく腕に力が入る。
無「被虐君、被虐君ッツ……玲央くんッツ」
グチュグチュと結合部からの水音が混じり合う中で無能君が僕の名前を呼ぶ声が谺(こだま)する。
普段はあだ名ばかりで家族にも呼ばれることの無い僕の名前……
被「////ーーーーーッツ///」
思わず胎内がギュッとしまってしまうのがわかる
無「ッツ!?」
被「はぁ…はぁ……///」
短い息を切らしながら、回らない頭で必死に考える。
えっ?僕…今、名前を呼ばれただけでイっちゃったの……?
自分自身の状態がわからず思わず放心してしまった。
無「かわいい…名前、呼ばれてイっちゃった…?」
無能君が嬉しそうに笑って僕の汗で張り付いた髪を横へと流してキスを落としてくれる。
被「////…嘘……ッ////」
無「かわいい…玲央君、大好きだよ…」
被「僕も好きッ…ァア…!?」
無能君が僕の言葉を聞き終わるや否や再び律動を開始する。
僕がイッてしまったことにより結合部に流れた精液が更にいやらしい水音として部屋に響く。
被「う゛ぁ!……ひぅう゛…むの…くん」
無「なにッ…?」
被「ぼくッ…ひゃあああ、へん、なのッツ」
無「うぁッ///どうして??」
被「いつもこんなふうッ///に、気持ちよくならないのに、なんでッ、う゛ぁあ!こんな気持ち、頭の中もッ…ふわふわしてッ///おかし…くッ、なってる///」
無「ハァハァ…それは、僕の事がいっぱいッ…好きってこと???」
被「ひぁぁ///ぼく…んぁ、ぼく和都くんのこと…好きッ…もっと一緒にいたい…///」
無「玲央くんッ!玲央くんッ!僕も…好き…一緒にいたいッ」
快楽とか愛しさとかふわふわした気持ちで頭が回らない筈なのに和都君の腰を打ち付けるタイミングがかなり早くなってきていて無能君がイきそうなんだと言うことが理解出来た。
被「ひぁあああッ///わとくんッ…ぼくッまたイっちゃ…一緒にイきたいッ……」
無「玲央くんッ…うん…一緒にッ」
片方の指を絡めるように布団に縫い止められて深くキスをされる。
体全体がビクビクって震えるみたいな感覚があってお腹の中がじんわりとあたたくなった。
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僕達二人はセックスが終わったあと、特に何かを会話するでもなく和都くんの腕に抱かれて寝転んでいた。
いつもなら嫌悪感しか抱かない他人の体温もセックス後、特有の倦怠感も痛みもとても心地よく感じる。
和都君の胸に顔を埋めていると、
「どうしてあんなことをしたの?」って聞いてきた、普段の僕はちゃんと答えられないけど、
今日ぐらいなら、和都君になら話してもいいかなって思ったんだ。
被「僕……パパもママもいなくて、親戚のお家でお世話になってて、でもその僕を育てるのにお金も凄くかかるみたいで…学校行けなくなるかもって…アルバイトをしても学生で稼げる額じゃ全然足りなくて…それでパパ活を始めたの」
無「うん」
被「おじさん達ね、いろんな人がいたけど、すごく優しくしてくれる人もいたんだ。
僕の家族よりもずっと……。
ちゃんとご飯もくれるし、生活費だって出してくれる。
ダメだって事は分かっていたし危険なのも分かっていたけど…じゃあ僕はどうしたらいいのって思って……やめられなくて」
無「うん」
被「でも今日は身体熱くて動けなくなって…部屋に知らない男の人いっぱいいて…」
和都君が優しく背中を撫でてくれる。
被「やめてって言ったけど…全然やめてくれなくて……いっぱい色んなことされて…しんじゃうって思った……」
和都君に優しくされるまで1人でも男の人達に何されても平気って思っていたのに…死ぬのも怖くないって思ってたのに…。
和都君の優しく僕を撫でる手や声が僕の心を溶かしていくみたいだ。
それに伴い、じわじわと恐怖が蘇ってくる。
被「怖かった…」
目元が熱くて視界がぼやけ、喉が狭くなるような感覚に陥る。
ポロポロと涙が零れ落ちる。
無「怖かったね…頑張ったね…」
和都君は僕が泣き止んで眠りに落ちるまで、背中をとんとんとあやしてくれていた。
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被「……むのーくん、おはよ///」
自分の醜態や痴態を思い出し
恥ずかしくて布団から少しだけ顔を覗かせる。
和都君はもう起きていたみたいでエプロン姿で朝ごはんの準備をしていた。
無「おはよう、玲央君。身体はもう大丈夫?」
被「うん///薬もすっかり抜けたみたい…身体も痛くないよ」
身体のことを聞かれて、気がつくお腹が辛くないのだ、昨日は中に出して欲しいと和都君に強請って中出しして貰ったはずだ……その後、僕は事後処理をした記憶が無い。
それに怪我も新しい包帯や湿布が貼られていた。
被「無能君…その///事後処理やってくれたんだね……///」
無「うん、昨日やり方を教えて貰っていたから…」
和都君は優しく微笑みながら「玲央君に辛くさせてなくて良かった」って言って僕の頭を撫でてくれる。
無「朝ごはん作ったけど、食べれそう?」
被「うん!」
立ち上がろうとした途端ガクンと膝の力が抜けてぺたりと地面に座り込む。
無「玲央君!?大丈夫??」
いくら処理をしてもらったとは言え、昨日はおじさん達にも輪姦(まわ)されて、和都君にも抱いてもらったんだ…腰が立たなくて当然だ。
結局、和都君に抱えられてベッドの上で朝食をとる事になったのだった。
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無「玲央君この後お説教だよ」
被「えっ!?ほんとうにやるの??
僕、ちゃんと反省してるよ?
それに、それに、一応ほら、けが人だから優しくして欲しいな…」
無「じゃあ、短めのお説教にしてあげるね。」
被「うぎぎぎ……和都君の意地悪…」
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モブパパ達はあの後、諸々の事情を知った社畜先生の手により爆速で〆られました。