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    きふゆ

    @hom1mate2

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    きふゆ

    ☆ติดตามเงียบๆ

    カルデアにいる師匠とグレイの話。アニメ0話に少し触れてます。
    アニメ再放送嬉しいです

    師匠とグレイの話「グレイ何をしているんだ?」
    「あ、師匠」
     廊下でしゃがみ込んでいた内弟子を見かけて声をかける。カルデア内では離れて行動していることも多いため、偶然出会うのは珍しい。グレイが私の方に振り返って見上げてくる。そしてグレイが何をしているかが分かった。
    「その猫は……」
     グレイは黒猫を撫でていたらしい。カルデア内に野良猫はいない。誰かの使い魔の猫だろう。黒猫は呑気に頬に当てられているグレイの手に顔をこすりつけている。
    「アビーさんのノーシュさんです。一匹でいたので撫でていました」
    「なるほど」
     アビゲイル嬢の黒猫は一通り満足したのか、一声鳴いてから走り去ってしまった。走ったのを見送ってからしゃがんだままだったグレイは立ち上がる。
    「師匠は覚えていますか?あの黒猫のこと」
    「……覚えているとも。あの猫とアビゲイル嬢の使い魔だと目の色が違っていたな」
    「そうですね。あの子は蒼い目でしたから」
     呪詛に利用されたあの可哀相な猫は、私たちの記憶からは消えていない。しんみりした空気が廊下に漂う。このまま悲しむのは違うだろう。
    「グレイこの後の予定は」
    「いいえ、今日はもう予定はありません」
    「なら、部屋で紅茶でもいれてくれないか?」
     言い方はどうだろうと思うが、グレイは何かと私の世話を焼くのが好きなようだ。証拠にフードから見える彼女の表情が先ほどよりもずっと明るくなる。
    「……はい! あと師匠の髪もブラシをかけてもいいでしょうか?」
    「構わない。行くぞグレイ」
    「はい師匠」
    自室へ向かうため歩き始めれば、グレイも足早に私のあとをついてきた。
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    คำตอบจากผู้สร้าง

    ผลงานแนะนำ

    ねこの

    ความคืบหน้าキーボードが来るまでストップノウム・カルデアは閉鎖された空間だ。外気は通らず、日光など取り入れられる道理も無い。施設内に疑似日光を再現できる部屋は有るが、あくまで疑似だ。シミュレーターなんかもそうだが、どれだけ限り無く本物に近くとも欺瞞に過ぎない。
     漂白された地球が一体どうなっているのかを斎藤は知らなかった。聞いてもきっと分からないだろう。記憶にあるよりもずっと技術の進んだ施設は便利だが味気ない。昼も夜も同じよう室内を照らす照明も、人間に害を及ぼさぬよう常に働く空気清浄機もよくできていると思うものの、揺らめく火を眺めたくなる。或いは様々なものが混じった土のにおいを嗅ぎたくなった。思えばシミュレーターはこの辺りが足りない気がする。エネミーを斬ったとて血や臓物の臭いが鼻の奥にこびりつく感触は無い。
     レイシフトに手を上げたのもそういう理由だ。今回は多少の揺らぎが観測された土地の調査とあって緊張感が薄い。ベースキャンプを作り、ここを拠点に数日間の探索を行う。野営には慣れているのか、随分と手際が良かった。
     頭上には晴れ晴れとした晴天が広がっている。放牧地なのか草が青々と生い茂り、寝転べば心地良さそうだ。敵性生物の気配 9055