風邪設定
◆清春・小太郎が友人関係でシェアハウスしてる
◆尚、お互い恋愛感情が無い
風邪を引いた。
朝、出掛けるときに喉が痛いな、と思ったくらいでそれ以外に不調は感じなかった。
喉の痛みも乾燥から来るものだと高を括っていたが、時間が経つにつれ段々と体の節々が痛くなってきた。
内側にこもった熱が外に発散されない、なのに冷や汗と悪寒が止まらない。
これは風邪を引いたな、と確信したのが夕方。
レッスンから帰る途中、小太郎に「風邪引いた」と簡潔にメッセージを送ると暫く経ってから「病院行け。」と簡潔な返信。
そりゃねーだろ、と肩を落とす。
大丈夫、辛くない?とかあるだろ他に言う事。
怠い体で帰宅すると外に出るのが億劫で病院に行く気にはなれなかった。寝間着代わりのスウェットに着替えてベッドに潜り込み目を瞑る。
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