Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    ill_DOCyu02

    🎤ステオリキャラ、🔞関連の置き場です
    よろしくお願いします!

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 14

    ill_DOCyu02

    ☆quiet follow

    ステ🚚5️⃣の⌚️と💉が再び対峙する話。第2話。
    (第1話は前回投稿をご覧ください)

    暗闇の中現れた不審な男に誘拐された👔。
    そんな時、💉の元にある手紙が届きます。

    #ヒプステ
    hipster
    #時空院丞武
    tokiwainChancellor
    #神宮寺寂雷
    JingujiJakurai
    #観音坂独歩
    kannonzakaDokpo
    #麻天狼
    mayuriVidya-raja

    吊られた男②「これは……」

     神宮寺寂雷は眉を顰めた。
     彼の手には一枚の紙切れがある。何の変哲もない大学ノートの切れ端。シンジュク中央病院のポスト、神宮寺医師宛てに届いたものだというが書かれている内容は紹介状でも患者からの礼状でもなく、あまりに非現実的で目を疑うものだった。

     ──チームメイトは預かった──

     たった一言達筆な字で記された下にはとある住所。更に同封物を目にした寂雷の表情がみるみるうちに険しくなる。それは彼の営業担当であり患者でありチームメイト、観音坂独歩がいつも首に掛けている社員証だったのだ。
     突如机上に置いてあった寂雷のスマホがブーッブーッと音を立てビクリと我に返る。緊張を飲み下し、通話ボタンをタップする。

    「一二三くん?」
    「先生、独歩くんを知りませんか?」
     いつになく急く声。
    「やはり帰っていませんか……」
    「先生、何かご存知なんですか?」
    「……」
    「先生?」
     幾分かの沈黙。やがて意を決したように寂雷が口を開く。
    「一二三くん、私はこれからある場所に向かいます」
    「どういうことですか、先生?」
    「一二三くん、落ち着いて聞いてください。独歩くんは誰かに誘拐されたようです。私の元に彼の居所を記した手紙が届きました」
    「誘拐?! 一体誰が……何のために?」
    「分かりません。ただ分かっているのは、彼の居所と、彼の身の安全を確認するまで事を大きくするのは恐らく得策ではないということです。
     まずは私一人で向かいます。届いた手紙の内容をメールで送りますので、暫く経っても私が戻らなかったら応援を呼んでください」
    「待ってください、そんな突然、……先生、先生?!」

     寂雷は一方的に通話を終えると駆け出した。
     差出人が「あの男」でないことを願いながら──。



    (続)
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    👏👏👏🙏🙏💕💕💘😭👏👏👏💞💞💘💘💘💘💘💘💘💘💘💘💖💖💖💖💖💖💖💖😍💖💖💖👏👏👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    ill_DOCyu02

    PROGRESS【触手×⚖️】
    2023.2.18(土) あつグニWebオンリーにて
    公開予定小説のサンプルです。

    ⚠️この作品は成人向け🔞です!
    サンプルはセーフですが、本編には特殊性癖が含まれます⚠️
    異種姦/触手責め/拘束/尿道責め/潮吹き/結腸責め/強制絶頂etc.
    何でも許せる方でお願いします。
    エンドレス・エクスタシー【プロローグ】

     それは俺が久方振りのソロキャンプを終えた時だった。

     辺りは日が沈んですっかり暗くなり、湿った土と葉の香り、そして鈴虫の音が風に乗って頬を撫ぜる。
     秋も深まったこの頃、こうして一人山に繰り出しては美味い酒とソーセージに舌鼓を打つ。このささやかな時間が俺は堪らなく好きだ。何故なら此処には休憩を乱す口煩い小坊主も、泣き虫のガキも、無自覚に競争心を煽る旧友もいない。山の真っ只中は人の気配こそないが、一人で居たい俺は敢えてそういう場所を選んでいたし、静かに自然の息遣いを楽しみ自分と対話するのに此処はもってこいの場所だった。
     いつものように片付けを終え、さぁ帰ろうと膝を払って立ち上がる。ソロキャンプとはいえ食事のみの簡易的なもので、テントの準備まではしていないから、真っ暗になる前に街が見える麓まで降りなくては。
    1908

    related works

    recommended works