【プロフィール】

名前：？（苗字はマルティネス）

身長：148cm

体重：？

年齢：18歳

誕生日：？（春生まれ）

【詳しい設定】

○幼少期・路地裏生活○

娼婦の母親と客の男との間に産まれた子が部下ﾁｬﾝです。部下ﾁｬﾝが産まれてからも母親はほとんど毎日仕事だったので、まともな教育を受けることが出来なかったうえに人との交流が無かったため、基本的に人や物に無関心な所があり、母親の記憶もほぼありません。部下ﾁｬﾝの中で今も昔も母親は「居たような、居なかったような…」くらいの、どうでもいい存在です。

部下ﾁｬﾝが7歳になった頃、母親は病死してしまいます。

母親が亡くなって空きが出来てしまったことで危険を察知した部下ﾁｬﾝは、手遅れになる前に裸足のまま自力で逃げ出しましたが、行くあてもなく、かと言って戻るわけにもいかなかったので、仕方なく路地裏で生活することを決めました。

路地裏生活を始めたものの、お金も無ければ言葉も話せない部下ﾁｬﾝは、飢えや寒さを凌ぐために住居や店に侵入して窃盗を繰り返していました。


○幼少期・ブレイズデル○

街に、ルイ・ラファイエット・ブレイズデル（後の上司）が来ていて、服装からして「金持ち」だと分かった部下ﾁｬﾝは、1番近い距離に居たブレイズデルにわざとぶつかって財布を盗みますが、目的を察していた彼にすぐ捕まってしまいます。

しかし、ブレイズデルは部下ﾁｬﾝをキツく叱るようなことは特にせず（まぁ子どもがやった事だし、こんな生活だとな…くらいに思ってる）、店でパンや果物をたくさん購入して部下ﾁｬﾝに渡し「もう人の物を盗むな」と、少しの金を握らせて去って行きます。

すっかり着いてくるようになった部下ﾁｬﾝを彼は冷たく突き放しますが、ルイとラファイエットの「とりま連れてこ」のおかげで一旦はブレイズデルの屋敷に入れてもらうことが出来ました。


○幼少期・屋敷生活○

部下ﾁｬﾝの世話は使用人の役目でしたが、基本的にブレイズデルの言うことしか聞かないので、言葉やテーブルマナー、計算の仕方と文字の書き方など、自然に彼が世話をするようになっていきます。

部下ﾁｬﾝがどんどん上達していき、成長していく過程を見て「俺が育てたんだぜ」という達成感のようなものを覚えていたデルは、この時から若干、父親としての責任と自覚が芽生えていったので、部下ﾁｬﾝをこのまま自分の屋敷に置いておくことを決めました。

ちなみに、部下ﾁｬﾝが初めて言えた言葉は「デル」。
テーブルマナーだけは結局覚えることが出来ませんでした。


○兵士・部下○

12歳になった頃、部下ﾁｬﾝはフランス兵として入隊する事を決意します。元々、ヴェルサイユの敷地内で見かけた兵士達に興味を持っていた部下ﾁｬﾝは、入隊できる年齢になったら志願する事を考えていて、ブレイズデルにもその事は何度も話していました。この時から部下ﾁｬﾝはブレイズデルの部下として働き始めています。

無事に入隊することが出来た部下ﾁｬﾝは、周りは男性ばかりではあるものの歓迎してもらう事ができ、長く厳しい訓練と実戦を繰り返し、入隊から5年後には自分の所属する部隊の副隊長になりました。

その後、フランス革命にて18歳で戦死します。


○詳しい性格○

幼少期は人との関わりがほとんど無かった為か言葉を話せない事もあり、無口で表情や感情表現も乏しい子でした。そのストレスによるものなのかは不明ですが、気性の荒さがたびたび滲み出ることもあり、ブレイズデルや使用人の手に噛み付く事がありました。

たまにブレイズデルにくっついて宮殿に行った際、ルイやマリー、ラファイエットに構ってもらうこともあり、段々と表情も豊かになっていき幼少期には無かった、人や物への興味関心も出てくるようになりました。今ではかなりの人好き。交友関係は、2人の同僚（ヤンとフィルマン）と所属部隊の隊長（マルセル）と親しい様子。

元気で落ち着きの無いまだまだ子どもっぽさの残る部下ﾁｬﾝですが、割と現実的で冷静な一面もあります。ただし、ブレイズデルが関わると一気にクソバカアホになります。

人好きで困っている人は放っておけない優しい性格の為、面倒ごとを持ってくる事が多いです。ブレイズデルに育てられたはずなのに不思議だね。

食への執着が凄まじく、路地裏で生活をしていた際に食料の争奪戦が他の浮浪者と何度もあった為に、誰かと食事をするのは苦手。幼少期の癖か、いまだに食料庫や厨房から食材を盗みとる事があります。