今日はPicoのみ仕事があり、BFは留守番をしていた。今日の依頼は少し面倒だったなとため息を吐きながら玄関を開けると、キッチンからひょこっと顔を出したBFに出迎えられた。
「おかえりPico!」
「ああ、ただいまSoftie。」
恋人の天使のような微笑みに一日の疲れが吹っ飛んでしまう。可愛らしいエプロンを着けて、ぱたぱたと歩み寄ってくる姿は本当に愛おしくてたまらない存在だ。
「もう夕食できてるよ。」
「ありがとう、Sweetheart。」
BFの額にキスを落とすと恥ずかしそうに目を伏せて、真っ赤になった顔を見られないようにくるりと踵を返してキッチンに戻ろうとした。
Picoの目に飛び込んできたのは、すべらかな背中とまろい尻だった。BFが身に着けていたのはエプロンのみで、それ以外の服を着ていなかった。あまりの光景にPicoはうっかり買い物袋から手を離してしまった。ドサッという音にBFが振り返り、硬直しているPicoを不思議そうに見つめた。
1919